J1第26節 F・マリノス×鹿島アントラーズ

やっと涼しくなってきました。半袖1枚じゃもう寒いくらい。


リーグ後半戦に入って、なんと負けなし（と言っても2勝5分けなわけだが・・・）で来ていたのに、先週の広島戦に完敗して初の黒星。

残留争いから脱しきれず、引き分けはおろか連敗も許されない状況で迎えた首位鹿島戦。

開始10分。高い位置でボールを奪ってショートカウンター。
左サイドに開いた小椋からの見事なピンポイントクロスをゴール前に走りこんでいた坂田が頭で決めて先制！

首位しかも鹿島相手に速い時間帯に先取点を奪って少し浮付いたのか、直後に左サイドを深くえぐられた新井場のクロスのこぼれ球をファーサイドに走りこんでいた小笠原に決められて、あっという間に同点に。
調子を落としていても、首位を独走するチームは抜け目がない。いや、さすが。

このまま勢いに乗って畳み込まれる展開に持ち込まれそうな流れを渡邊が見事に断ち切ってくれた。
ゴール前でボールを受けると、コースが無さそうに見えたけど強引に左足でシュート。
これがDFの足に当たってコースが変わってゴール左隅に吸い込まれるラッキーなゴール！

これで渡邊はリーグ戦10得点目。アウェイで1ゴールしか決められていない内弁慶ぶりはさておき、ルーキーイヤーでこの成績は本当に見事。

得点の場面以外は終始鹿島ペースで試合が進み、後半もほぼ防戦一方ながら、ルーニーばりのチェイシングを敢行し続けた坂田と、マムシの異名通りに攻撃の芽を摘み続けた小椋の献身を筆頭に、高い守備意識を保ち続けてゴールを割らせず、鹿島相手に久々の勝利。

首位相手に挙げた勝ち点3は、選手たちの自信になったに違いないだろうが、だからこそ、言い飽きたけど、やっぱり言わずにはいられない・・・

この強さ、どうしてコンスタントに発揮できないんだろうねぇ？