ナビスコカップ／QF2(マリノス×トーキョー)

2007Jリーグ ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2レグ
F･マリノス×FC東京

第1レグを0-1と落として迎えた背水の第2レグ。

出場停止の河合のポジションには那須が、幸宏の所には今季初出場のエウチーニョを大抜擢？！
荒れたコンディションが吉と出るか凶と出るか不安を抱えながらのキックオフだったけど、これが吉と出た。

球脚が速くなることを見越して早めに縦へ長いのを入れる作戦に東京DF陣はチェックしきれず、これまで停滞気味だった攻撃陣を蘇らせる結果に。
大島のポストから功治が確実に右隅に決めて早々と先制点をゲット。これで全くのイーブンに。その後もマリノスペースのまま惜しい場面がありながら1-0で前半終了。

後半、スタートからエウチーニョに替えてマルケスを投入すると縦パスに連動した動きからマルケスがキープしてできたスペースに功治、大島、坂田が効果的に侵入して次々と決定機を演出。攻守が激しく入れ替わる忙しい展開から大島のヘッド＋右足＝2ゴールで3-0になって大勢は決しました。

解説の野々村さんの『この天候・コンディションだと個々の技術の差が勝敗に直結する。この試合、技術の高い選手のデキが試合を決めるだろう』というコメントを待つまでもなく、功治の突破、マルケスのキープ力、大島のポストといったオフェンス陣のクオリティが勝敗の鍵でしたね。ディフェンスもラスト10分までは良く頑張りました。東京も全体的に淡白な感じだったし。

終盤、受身に回った途端にカウンターから2点を返される余計なオマケが付いてきたけど、4-2快勝で3年連続で準決勝進出！

去年は鹿島相手に1勝1敗ながらアウェイゴール差負け、一昨年はガンバ相手に1勝1敗からPK戦で負け、と惜敗が続いたくだけに、今年こそ2001年以来の優勝を掴んで欲しいところ。
しかも今年の準決勝進出クラブはF･マリノス、ガンバ大阪、鹿島アントラーズ、川崎フロンターレと川崎以外の3クラブは2年連続同じ顔ぶれで、これまでの借りを返すまたとないチャンス。

始動1年の新チームだけに優勝することができれば大きな自信になるだろうし、気が早いけど来年のリーグ戦への良い推進剤になるはず。

準決勝の日程は10月10日と13日。組み合わせ抽選は8月上旬･･･

どうか川崎と当りますように(爆)