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2007Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 準々決勝第1レグ
F･マリノス×FC東京

堅守＆ワイドなサイド攻撃が持ち味の両チームだが、苦手意識があるのか、東京とはどうも相性が良くない。

不安はやっぱり現実へ･･･

前半、ノリカル＆リチェーリのサイドの抉りから何度も危ない場面を作られながらDF陣の頑張りでなんとか凌ぐ展開が続く。攻撃では中盤は速いパス回しと連動した動きでチャンスは作るものの、最後の最後で詰めが甘く得点には至らず、またしても嫌な展開のまま終了。

後半開始直後に魔の時間帯･･･ディフェンスが一瞬の隙を衝かれてノリカルに左斜めから見事なミドルを決められて先制点献上。
後手に回ると途端に勝負弱さを露呈する今のマリノスには今日も結局これが重すぎる1点に。
大島も決定機を決められず、久々出場のマルケスが小宮山といいコンビネーションを見せながら何度もクロスを上げる場面を作りながら、精度がイマイチ＆FWが詰め切れずに得点には至らず。
こういう時は焦れたら終わりなのに、テンパっちゃって松尾さんに食って掛かるシーンが何度もカメラに抜かれる始末で挙句の果てに河合が余計な事をやらかしてこの日2枚目のイエローで退場処分。こうなっちゃったら後は闇雲に前がかりに行くだけ･･･も実らずまたしても無得点負け。リーグ戦での福西に引き続き、交通事故みたいな1点に泣きました。

まだ90分ハーフが終わっただけと思えば、アウェイゴールは重いけど追加点を取られなかったのがせめてもの救いか。

しかし、ポゼッションサッカーなんて考えないで、ずっとこのカラーで行った方が良いんじゃないの？と思わずにはいられないほど、久しぶりに東京が東京らしかった1戦でした･･･

2007Jリーグ 第18節
F．マリノス×大分トリニータ

Jリーグも早いもので折り返しを過ぎて2度目の対戦が回ってきました。
リーグ戦は今節を区切りにアジアカップで1ヶ月の中断期間となります。
後半の開幕戦は前回対戦で5-0と圧倒した大分とのアウェイ戦をスカパーで観戦。

前戦の大敗から研究してきたようで、大分は金崎のフリー＆ロングランでプレスの的を絞らせない作戦に出てきた様子。

コーナーキックから河合が詰めて先制。1-0のまま前半終了。

大分は後半スタートから高松と松橋(兄)を投入すると何度も良い形を作られるようになる。
危うくシャムスカ・マジックに嵌りかけたところをディフェンス陣が何とか凌いだのが大きかった。

またもコーナーキックから今度は中澤のヘッドで2点目。今日はこれで勝負あり。
後は攻守に危なげなく、20分過ぎに坂田の折り返しを功治が一度は阻まれながら落ち着いて決めてダメ押しの3点目。

この後、坂田⇒斉藤、吉田⇒狩野とルーティンの交代をして最後にはナビスコ前に試合勘を取り戻させようってことでしょうが、栗原を大島に変えてトップに起用。何かしでかしてくれないかと期待してましたが、特に何も起こらずゲームセットで久々の勝利！

プレスがかからずなかなか自分達のプレーに持ち込めない悪い流れの中で、いつもなら隙を衝かれて先制を許すところを、今日は松田が先発復帰してから3戦連続で無失点と抜群に安定してるディフェンスが持ち堪えて、セットプレーから2点取れたのがポイント。

しかし、リーグ戦で2点以上取ったのがGWの川崎戦以来ほぼ2ヶ月、9試合振りとは．．．

松田、さすがの存在感でございました。

2007Jリーグ 第14節
F･マリノス×ジェフユナイテッド市原･千葉

リーグ戦での不調が続き、らしくない順位のジェフとの対戦。
試合前の雨で濡れた芝のせいで速くなった球足に乗せられてか、まぁ慌しい展開だこと。


開始直後に大島が決定的なシーンを作るもゴールはオフサイド、大島は終了直前のヘディングシュートもバーに嫌われてちょっと運がなかったかな。
今日は小宮山と幸弘が良く効いてて左からの攻撃がいい感じ。ワイドな攻めから惜しいシュートは何本かあったけど結局得点には結びつかず、ディフェンス陣も際どいところまでは持ってこられても水野・山岸の両サイドに決定的な仕事をさせず0-0のまま前半終了。

後半に入ってもチェックの応酬で1点が重い展開が続いたところで小宮山のクロスがこぼれたところを吉田がハーフボレーでようやく先制。
と思ったらその吉田、直後に2枚目のイエローもらって退場かよ･･･

10人になってからはプレスが甘くなったせいでサイドを使われるようになって、水野の仕掛けから危ない場面を幾つも作られて防戦一方。
大島→上野でラインを下げて守備をおちつかせようとしても戦況は好転せず、終了直前に巻に同点ヘッドを決められたかと思ったらオフサイドの判定で命拾い。

で、そのままタイムアップでリーグ戦1ヶ月ぶりの勝利！


今日はとにかく小宮山の攻守に尽きるでしょう。レギュラー定着でますますプレーに磨きがかかってきました。

後は右サイドか･･･

2007 Jリーグ第13節
F･マリノス×浦和レッドダイヤモンズ

7-0-3布陣の浦和対策として中盤をダイヤモンドから上野＆河合を2センターハーフに置いたボックスに変更。まだまだ消化不良ながら応用が効くようになってきた様子。
試合は功治の見事なロングで先制するもネネの一発に沈んで1-1のドロー。

調子に乗り切れていないと言っても前年のリーグチャンピオン相手にアウェイで勝ち点1なら今のチーム状況を考えれば上出来なんだろう。

しかし、オシムはどうして功治を呼ばないの？
クレバーだし、走れるし、出し手にも受け手にもなれるし、決定力もある国内屈指のシャドーなのに。。。

☆☆☆

ところで、一部新聞報道の通り左伴社長が辞任することが決定しました。
長く続く不振からS級戦犯扱いの昨今ですが、岡田監督を招聘して3ステージ連続優勝と2年連続リーグ優勝を勝ち取ったチームを支えた功績は称えて然るべき実績でしょう。
後味は悪いですが、お疲れ様でした。戻ってこないでねｗ

後任もやはり日産自動車からのサラリーマン社長のようですが、全身全霊を持ってクラブを再生して欲しいと思います。

しかし、ハシゴを外された早野監督の立場は･･･

2007Jリーグ ヤマザキナビスコカップ
予選リーググループB 第6戦
F･マリノス×柏レイソル

前戦三ツ沢で3-0快勝の柏相手に今度はアウェイ戦。
会社のPCで残業しながら速報チェックｗ

リーグ戦2連敗の後だけに、すっきり勝って決勝T進出を♪
なんて思ってたら、オウンゴールを皮切りに小宮山退場のおまけまで付いて0-3の完敗。これでリーグ戦から数えて

3試合連続無失点で3連敗･･･

そしたら残る清水×大宮もなんと清水が3-0で勝って4クラブが勝ち点8で並んで大騒ぎｗ
得失点差(＋1で清水と同じ)・総得点(8点で清水と同じ)でも決着せず、当該チーム同士の対戦戦績(対清水戦は1勝1分)で辛うじて予選突破が決定ｗ

決勝Tの組合せは↓になりました。

■浦和×Ｇ大阪
■甲府×川崎Ｆ
■横浜ＦＭ×FC東京
■広島×鹿島


予選は突破さえできれば内容は･･･問わないわけにいかないよねぇ。
こんなじゃ(怒)