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2007 Jリーグ第12節
F･マリノス×FC東京

今日は代表合宿にも呼ばれて上り調子の小宮山に押されてか、なぜか那須が右サイドで先発。隼磨に問題でもあるのか？と思いきやベンチには入ってた。

結果的にはこのメンバー入れ替えが大誤算。慣れないポジションだったことを差し引いても、中途半端な攻撃参加でミスが目立つ＆裏を取られて攻撃は左ばかり。しかも前節同様に中盤の3人をしっかり抑えられて苦し紛れのパスの連続でリズムに乗れない。

それでも何とか0-0で凌いだ後半、先に動いた東京は交代で入った直後の福西のロングシュートが前にポジションを取っていた哲也の頭上を越えてまさかのゴール･･･

哲也のポジションを見ていた福西を褒めるべきなんだろう･･･どうもこの人マリノス戦では色々やってくれます。

その後マイクを入れて制空権を取りに行って、乾の前へのドリブル突破を狙って、と攻撃に変化を付けようとしたまでは良かったけど大島のゴールもファウルで取り消されて0-1のまま試合終了。GW中に貯めた貯金も全部使い果たして借金生活に逆戻り。

少ないながらもチャンスは幾度かあったけどフィニッシュが甘い上に肝心な所で前への推進力を失って横へ流れるパターンの連続。

前節と変わらず先制された後の慌てっぷりと不安定さはまだ解消できていないみたい。

苦手意識なんかもうないと思ってたんだけどなぁ。

2007Jリーグ 第11節
F･マリノス×名古屋グランパスエイト

名古屋はマリノスのプレーを随分と研究してきたようでリトリートせずに前からプレスが掛かるように定番の3バックを4バックに変更。ボール運びもダイレクト／1タッチパスを多用マリノスのプレスの網をかわす作戦に出てきましたが、これが効果絶大。

生命線とも言えるプレスが掛からない。
プレスが掛からないからラインが上がらない。
ラインが上がらないから前線との距離が間延びする。
間延びするからパスが繋がらない。
たまにパスが繋がってもプレスに掛かって奪われる。

だめだこりゃ･･･

もう完全に後手後手に回って杉本と本田にDFラインのギャップを衝かれて再三チャンスを作られるうちに耐え切れず杉本が中澤をブチ抜いて先制されて良い所なく前半終了。

後半も名古屋にペースを握られて厳しい展開の中、孝行と楢崎との接触でPK獲得で同点！･･･のはずが楢崎に降りて来ちゃいました。
これで今日の試合は決まっちゃいましたね。マリノスは点を取りに前掛かりになってガラ空きになった裏を衝かれてさらに失点。数少ないながらチャンスを演出するも結局無得点のまま0-2で終了。

ここ数試合の好調ぶりを見ればこの先も相手は相当研究してくるはずで、それを打破できるだけの強さをまだ見せられないのは致し方ないところか。

高い壁を1つ越えたと思ったらまた次の壁･･･復権の道は険しいですな

2007Jリーグ ヤマザキナビスコカップ
予選リーググループB 第5戦
F･マリノス×柏レイソル

疲労を考慮したんでしょう。
坂田、大島、河合、隼磨、吉田に代えてジロー、マイクの2トップに上野、狩野、那須とスタメン大幅に切り替えてきました。松田も久しぶりにベンチ入りしたようで。

リーグ戦でのハードワークが控えの選手達でどれだけできんの？
と正直気になってたけど、余計な心配だったみたいで、先のリーグ戦で嫌な負け方をした柏相手に3-0で雪辱。

この試合でマイクがようやく公式戦初ゴール。長かったね～
まずはおめでとう。

グループ首位だった大宮が清水に負けたので大宮と勝ち点8で並びながら得失点差で上回ってグループリーグ最終戦を前に首位に立ちました。清水と柏が勝ち点5で並んでいるので、次節の柏でのアウェー戦で引き分け以上なら自力で決勝トーナメント進出が決まります。

優勝しろなんて大それたことは(まだｗ)言わないから、確実に予選突破して下さい♪

2007Jリーグ 第10節
F･マリノス×鹿島アントラーズ

GW3連戦の最終戦はアウェーでの鹿島戦。
前節川崎戦からわずか中2日で選手達の疲れが出るだろうと思っていたところに雨となっては多くを期待するのは酷というものだろう。


先制するも若干不運な失点で1-1ドローで勝ち点1は辛うじてゲット。

この3連戦を2勝1分けならば良しとせねばなるまい･･･

2007Jリーグ 第9節
F･マリノス×川崎フロンターレ

ここ2試合で11得点／無失点と序盤戦とは全く別のチームに生まれ変わったかに見えるマリノス。どちらかと言えば格下との結果だけに、今節のフロンターレ戦は中村、我那覇を欠くとは言っても、本物かどうかを確かめるにはうってつけの相手。

開始早々から坂田と大島の鬼のようなフォアチェックに圧倒。この運動量と意識の高さが序盤の先制点を奪いましたね。中途半端なバックパスを見逃さなかった大島はお見事。

とにかく前の選手が片っ端からボールを狩りに行くのでポゼッションが異様に高い。勢いディフェンスラインがどんどん高くなって、中澤と栗原はほとんどの時間帯でハーフウェーラインより前にポジショニングしている超コンパクト陣形。プレッシングの目をくぐり抜けたとしても前の選手がチェックに行ってる間にDF陣は守備ブロックが出来上がるからほとんど危なげなく対処できてるから点を取られそうな気配もなく、前半は完全にゲームを支配して終了。

後半になって多少はペースを落とすのかと思いきや、またもや全員で鬼プレス敢行。途中何度もガス欠が心配になったけど一向に衰える気配もなく、功治のFKで追加点。

中澤が功治と打ち合わせているような素振りを見せてからニアへポジション取りしたせいで川島も釣られたかな？誰かに合わせてくるかと思ったら直接ズドン！

この後も前半と変わらず激しいプレスからサイド攻撃あり中央突破ありで決定機を何度となく作るも決めきれずに結局2-1で試合終了。

前線と中盤の6人はペース配分なんて全く考えずにひたすらプレッシングかけて誰かかがボールを奪えば一目散に前に走り出す･･･選手達は相当キツイはずだけど90分間途切れることなくこれだけ人とボールを動かせれば、そりゃ負けるわけないわ。

ここまで見ていて楽しいサッカーをマリノスがするのは正直驚きだったけど、久々に払ったお金以上に価値のあるゲームでした。

こうなったら、やれるところまでやってごらんなさい♪