
今年の4月にシェイクダウンしたエンジンがついに1万キロを走行しました。
このエンジンはタイトルにも書いたとおり、ガレージアクア製のチューンドオーバーホールエンジンです。
エンジン載せ換えなのに、なぜオーバーホールエンジンかって?
ガレージアクアでは、メンバーさんの降ろしたエンジンを再利用するのです。
私の降ろしたエンジンもいずれは誰かに・・・
どうせオーバーサイズピストン入れるためにボーリングするからそれでいいのです。
それにエンジンの載せ換えのときだけ、車を入庫するだけで済むのです。
自分が車を乗っている時に、次のエンジンが加工されていくのです。
どこがチューンかって?
GA Special Engineは、純正部品で組み上げられています。でもチューンドなのです。ノーマル部品なのになぜチューン?ですよね。
スズキのK6Aエンジンは1年に何台製造されているのでしょうか?
それだけの数量を生産するためには、コストや工数などのバランスにより量産されています。ということは、技術者が性能を求めてもコストや工数の犠牲にされて生産されているのですね。
ということは、その技術者のやりたかったことを実現することで、K6Aエンジン本来の性能が発揮されるというわけです。ビッグタービンやブーストアップでエンジンに負担をかけずにパワーアップできるのですね。
これは手軽にできるターボチューンでなく、NAエンジンや2輪エンジンのチューンの手法です。
例えば、ポート拡大鏡面研磨や各部品の軽量重量合わせ・バランス取り・表面処理等、純正部品の素性を出してあげるいじり方です
だから、GAエンジンは「○○馬力」って評価はできません!重要なのは、その出力の特性でピーク追求でなく、どれだけ低回転時からトルクを出すかが鍵になります。それはストップ&ゴーの多い街乗りではとても重要なことです。あくまでサーキット仕様ではないのだから。サーキットを走るなら、この上でタービンなどのチューンを施せばポン付けタービン以上の性能アップが可能でしょう。
ですから、私のエンジンは15万キロオーバーのタービン・ブーコンなし・本来の性能を発揮する純正部品で組まれた状態で80馬力となるのです。あくまで数字で言えばですけど。それも良心的な価格で。
数字は80馬力でも、実際はタービンチューンやブーコンでの80馬力とは比較にならない走りをしますがね。それが純正部品の素性を出すってことです。数字で評価できないってことです。
いろいろ書きましたが、これが私の選んだエンジンです。
またこのエンジンを製作して頂いたガレージアクアは、いろんな要望(エンジン以外も)を持ったメンバーさんが集まる所で、週末はBBQや鍋をみんなで楽しむなどとってもアットホームな所なのです。
よかったら、みなさんも一度どうですか?
ワイガヤ楽しいですよ(笑)
ここに書いたことはあくまで私の主観で書いたものですのでご了承ください。
Posted at 2006/12/11 22:03:25 | |
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