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うりpapaのブログ一覧

2021年10月23日 イイね!

ヤフオクの闇が今になっても…のお話 エポ

ヤフオクの闇が今になっても…のお話 エポこのエポはレストア当初から「ヤフオクの闇」の例に漏れずにひどいものです。

前後サス、ステア、タンク、シート、前後フェンダー、前後キャリア、フレーム、保安部品 … 挙げればキリがありませんが、その中でも「キャブレター」が一番酷かったように思います。

オーバーホールをしようとすると、フロートに穴が開いていて、オーバーフロー状態、エアスクリューとスロースクリューが逆に取り付けられている … (汗)

悪徳詐欺業者の出品謳い文句は、「乗って帰れます。」でした。
こんな状態では100mも走れるわけがありません。

オーバーホールをすべく新品のフロートを調達して完璧な油面調整をしたのはいいのですが、そんなポンコツキャブレターを相手に、5千回転以上のセッティングを出すために3ヶ月以上も貴重な時間を費やして四苦八苦しております。

どんな症状かと言いますと、中高回転域に入るとリミッターがかかったように、カッカッカッと詰まって回転が上がらずに失速してしまうのです。

それは本当にリミッターが効いたような症状なのですが、このエポのCDIにリミッターは付いていません。

一方で、低速域のセッティングはバッチリ決まりましたので、始動性の良さとアイドリングの安定性は抜群なんです。



画像のキャブレターは、予備パーツとして入手しておいたものです。

エポ'sキャブレターのメインジェットやジェットニードルをいろいろ弄っても、セッティングが出ない理由が全くわからなかったので、究極の手段として、この予備キャブレターを取り付けてみることにしました。

… すると、5千回転以上ではストレス無しで見事に回ってくれます。

電装系に問題は一切なく、やはり、エポ'sキャブレターに何らかの問題があると確信しました。

しかし、この予備キャブレターは、低速域のセッティングをなんぼやっても、始動性とアイドリングの安定性は全く出ずに、ダメ状態です。

妙なことに、エポ'sキャブレターの症状とは真逆なんです。

そこで思い付いたのが、良いとこ取りの「二個一キャブレター」を作ることです。



キャブレターのセッティングは図にあるように、アクセル開度によりそれぞれのパーツがその役割を担っています。

大まか、中速域は「ジェットニードル」が中心となって担り、高速域は「メインジェット」が中心となって担っています。



メインジェットは、いずれのキャブレターも「#80」が付いていますので、予備キャブレターのジェットニードルとメインジェットホルダーを、エポ'sキャブレターに移植してやればよいのです。

取り外したジェットニードル(画像無し)を比べてみますと、予備キャブレターの方が全体的に細いタイプのものが付いています。

そして、取り外したメインジェットホルダーは、何てことなんでしょうか!?

画像のように、エポ'sキャブレターの方(左側)は、予備キャブレターの方(右側)より、穴が大き過ぎますし、全部の穴がひどく荒れています。

悪徳詐欺業者がただ同然のエポをなんとしても売り捌くために、どこかの要らないキャブレターからパーツを持って来て取り付けたのではないかとそんな感じがします。

こんなホルダーでは、中高速域で燃料が濃過ぎて回りません。

メインジェットをいろいろ交換して試してみても、また、ジェットニードルの位置をいろいろ変えて試してみても、こんなに酷いメインジェットホルダーでしたから、全く症状が改善できなかったのだと思うようになりました。

始動性の良さとアイドリングの安定性はそのままに、中高速域が前よりも少しは元気よく回るようになった気がします。
二個一キャブレターにしたことで、少しはセッティングに進歩が見られたのかもしれません。

ただ、気にかかることは、予備キャブレターに付いていた細いタイプのジェットニードルを採用したことです。
これって、太いタイプの方よりも燃料が濃くなるんですよね(汗)
後々、この選択に祟られないことを祈るばかりです。



このように、ヤフオクの闇は、最後の最後まで私に付き纏うのであります(汗)
キャブレターセッティングはもう懲り懲りですが、まだまだ続きます(笑)
Posted at 2021/10/23 19:19:56 | トラックバック(0) | 日記
2021年10月22日 イイね!

コックピットの再構築のお話 エポ

コックピットの再構築のお話 エポ画像は、前回と同じ、ついこの前までご機嫌だったエポのコックピットです。

シリンダー温度計が逝ってしまいましたので、コックピット再構築の妄想竹を1本生やしました。

アナログ3連メーターのコンセプトを踏襲しつつであります …



このデジタルの電圧計は撤去します。



デジタルに替えて、アナログ52パイの電圧計を配置します。

当然、シリンダー温度計を設置していたセンターにです。

これで、3連アナログメーターのレイアウトが踏襲でき、かつ、メーター間のバランスも良くなります。



シリンダーの温度計測はこのデジタルメーターを使います。

専用品ではありませんが、計測範囲は申し分ありませんし、設定温度で警報を鳴らす機能があり、お値段の割にはなかなかのものです。 



この気温計は、シリンダー温度計測計と並べて、センター下の箇所に配置します。

これで、「アナログメーターは上部に、デジタルメーターは下部に」の配置も踏襲したレイアウトになりますし、デジタルメーターは、「温度」の計測専用となって、とてもスッキリします。

アナログの電圧計がまだ手元にありませんので、完成はもう少し先です。
Posted at 2021/10/22 11:14:05 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年10月19日 イイね!

萎えた事態のコックピットのお話 エポ

萎えた事態のコックピットのお話 エポついこの前までは、3連アナログメーター+アナログ時計、2連デジタルメーターによるコックピットが完成して、世界でもオンリーワンなどの宣って、得意満面、意気揚々としていましたが … (汗)



やってもたなーっ! … 事態に陥りました(汗)

シリンダー温度計が動かなくなり、ケースを分解したら、何故か巻きコイルが何箇所も焼け切れていました(汗)
配線に問題はなかったはずなんですがね~ … (汗)

修復は全く不能状態でした(汗)

かなり萎えてしまったので、諦めて廃棄しました(汗)

画像の文字盤は忘れ形見です(汗)

仕方がないので、代わる温度計を探すことにします … ハァーっ⤵︎⤵︎ (悲)


 

それと「2021 古き二輪を愛でる会」への参加者さんからYouTubeに動画が投稿されていました。

例年よりは流石に少ないのですが、ヘタレの私と違って、荒天にも関わらず参加された方がそこそこおられました。

来年は行くぞー!!
Posted at 2021/10/19 08:47:41 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年10月14日 イイね!

やっぱ、あきまへんのお話 SL125S

やっぱ、あきまへんのお話 SL125S楽しみにし、かつ、気合いを入れていた17日(日)開催予定の旧車バイクオフ会は、荒天のために、出席し難い状況です。

コロナ禍で在宅勤務をしていた中で、そんな悪い予感がしていました。
あかん時は何をやっても、やっぱ、あきまへん。



降雨走行は絶対的に避けますし、しかも、この日から晩秋の寒さになるようで、その厳しい気候は、老体に鞭打ち状態となります。

最近の天気予報はよく当たりますので、残念ですが今から出展の辞退を決定することにしました。

こうなると、SL125Sの出展は3年連続で × となります。

来年こそは願いますが … (汗)



このオフ会とは何ら関係はない「米国製のポータブルバッテリー」を買ったお話に移行します。

電子レンジや冷蔵庫のような電気大喰らいの家電製品を動かすことはできませんが、小さなテレビとか扇風機とかの家電製品は動くようです。

YouTubeを観ていると、軽バンや軽トラをベースとした軽キャンピングカー(軽キャン)がブームのようで、色々な車屋さんからいろいろなタイプの軽キャンが販売されていて、ユーザーのインプレッションを観ることができるので、楽しく思っています。

また、軽キャンに搭載する電装関係の紹介もあり、一方で、積載するポータブルバッテリーの実力の検証などもあります。

ポータブルバッテリーは、こうしたキャンプやレクレーションに活用できますが、災害などにおける停電時に重宝をしますので、「一家に1台」という感覚で今回購入したものです。

充電は 100VAC、シガーDC、ソーラーDCのいずれかとなります。

お高いソーラーパネルは使うかどうかがわかりませんでしたので、同時購入はしませんでしたが、これも停電時等の昼間における充電には重宝しそうです。

尼村のタイムセールで買いましたので、ヤフオクの出品価格に比べると、半分以下で手に入り、儲けた儲けたという思いでとても満足しています。

まだ、iPhoneの電磁波充電?以外は未使用ですので、インプレッションなどというものはここに記録はできません。

JB64Wで車泊をしている方もおられるようで、一度試しに、このポータブルバッテリーを持ち込んで、その車泊とやらをやってみたい気もします。 

そのためには少なくとも助手席から荷台に敷くマットや寝袋を手に入れなくてはなりません。
なぜか、メスティンはありますので、米ぐらいは炊けます(笑)



<追伸>
後刻すぐに、尼村タイムセールにてソーラーパネルを買い求めてしまいました。


ポータブルバッテリーの充電最大許容W数よりも発電能力は2倍のW数のものを選択しました。

なぜならば、ソーラーパネルの実際の発電能力は、日射量などによってほぼほぼ最大でも半分ほどしか無いためです。

ついに非常時における家庭電源システムの構築は完成しましたので、各充電入力の機能確認をします。



まずは、AC電源 … 正常です。



次は、シガーDC電源 … 正常です。



最後は、ソーラーDC電源 … 正常です。

全ての機能が正常に働くことを確認しましたが、問題は、普段使いでどれだけこの電源を活用できるかです … (汗)
Posted at 2021/10/14 12:01:13 | トラックバック(0) | SL125S | 日記
2021年10月10日 イイね!

昨日の作業の続きのお話 エポ

昨日の作業の続きのお話 エポ今朝は早く起きて、作業ベースでエポのカスタムレストア作業の続行をすべく、その足のSL125Sの整備をしました。

まずは来週開催予定(予報では雨?)の旧車バイクオフ会への参加準備として、ガソリンタンクとシートを元に戻し、満タンにしました。

いざ出発となって、いつもほぼほぼ一発始動するエンジンがなぜか、うんともすんともいいません。

点火プラグを確認すると濡れていましたので、「燃料良し」、そして、足応えは相変わらず悪くないので「圧縮良し」の状態です。

残るは「点火系」であり、ここに問題があるものと判断をし、点火プラグの火花を確かめます。

すると、火花は飛んでいるのですが、青白くなく、オレンジ色であり、点火電圧が低い状態だと判断しました。



そう言えば、ここしばらくポイントや点火時期の確認・調整を怠っていたこともあり、原因がコンタクトブレーカーにあることを祈って、カバーを開けます。

前回修理したカムシャフトのオイルシールからのオイル漏れは大丈夫でした。

そして、ポイントを見ると、隙間が少し広いようです。
時間とともに、ポイントの表面は荒れながら少しずつ減り、回転するカムに接する部分も少しずつ減るので、W減りで隙間が広がるのです。

このように、旧式のポイント点火システムは、定期的な点検・調整が必要であり、今時のメンテフリーなCDI点火システム※に比べると、とても厄介な代物なのであります。
※メジャーではない旧車のCDIユニットは、純正品も社外品も絶版となっていて、手に入らないことが多いようで、この点においてはこれもかなり厄介な代物と言えるかもしれませんね。

大人気のCB750Fourもこのポイント点火システムですから、4気筒を賄う2つのポイントの定期的なメンテナンスが要求されています。

レストア シーズン1で、どうしてもエンジンがかからない時に、旧車バイクのレストア神様に教えを乞うと、「ポイントの隙間を小さくしたらどうか?」とアドバイスをいただいたことを思い出し、今回も実行しました。



ついでに、1/3位までに容量が減って、かなり弱ってしまったバッテリーを、新品のストック品に交換しました。


すると、何事も無かったように、以前のように元気よく始動しました。

しかし、こんな余計な作業で、結局1時間半ほどのロスをしてしまって、作業ベースへ向かうのであります。

まぁこの故障が、オフ会当日の出発前でなかったことが不幸中の幸いであります。



導入話が長くなってしまいました(汗)

昨日のチャンバー形状部分の取付けレイアウト作業に引き続き、サイレンサー部分の取付けレイアウトを決めます。

チャンバー形状部分から出ている排気パイプは、エポにはとても長いので、予め思い切ってブッた切り、エンジンに取り付けた後もサイレンサー部分のレイアウトに合わせて不要な部分を切断しています。

排気パイプの出口付近の曲がりがもう少し足りないために、そのまま取り付けようとすると、サイレンサー部分のステーの取付穴(加工済み)がフレームの取付穴と大きくズレてしまってボルトが入りません。

この対策ではかなり時間をかけて悩みました(笑)

悩んで悩んで悩んだ挙句、仕方がないので、チャンバー形状部分をエンジンから取り外し、サイレンサー部分を突き刺したまま、強引に手前に曲げようとしました。

すると、排気パイプは硬くて曲がりませんでしたが、その代わり、サイレンサー後部の蓋のところが柔らかかったのか、そこがグニャと凹んで、接続パイプはそれがまた画像のように、ちょうど良い角度に向いてくれて、偶然とは言えども、ボルトオンができるようになりました(笑)

サイレンサーの先端はやや下向きになりますが、この方がフレームやリアサスとのクリアランスを適度に確保できます。

また、サイレンサー内部に溜まる水※の吐き出しにちょうど良い角度かと思います。
※チャンバー形状部分には水は溜まりませんので錆穴は発生しませんが、サイレンサー部分には水が溜まり、内部腐食をして錆穴が発生してしまいます。



サイレンサー部分のレイアウトが決まったところで、お次はチャンバー形状部分の固定です。

チャンバー形状部分の裏側には固定用のナットが備え付けられているために、フレームのどこかにボルトを使って固定する必要があります。
そうしないと、振動でチャンバー形状部分がヒビ割れたりするのだと思います。

ストックしてあるステーから適当なものを探し出し、画像のように固定をし、これも我ながらなかなかうまく決まったように思います。



レイアウト中、サイレンサー部分にキズが入りましたので、耐熱艶消しブラック塗料で再塗装をしてヒートガードを取り付け、チャンバー形状部との接続部にゴム製のジョイント(ガス漏れ防止)を嵌め、車体に取り付けました。

右側ビューは、オイルタンクが丸見せ状態になりましたので、黒色の隠しカバーを取り付けて引き締めました。

どうでしょうか?
なかなかスポーティーな感じに仕上げることができたと自画自賛しているのですが … (汗)



一応の形ができましたので、ガソリンタンクにガソリンを入れ、60ccエンジンの「火入れ式」を厳粛に行いました(笑)

51ccエンジンのように、何の苦労もなく、すんなりと始動しました。
排気音は、エポ純正マフラーと比べて少しですが迫力があり、通りが良くなっていると思える音質に変わりました。

本日の作業はここでタイムアウトとなり、続くキャブレターセッティングは次回からの楽しみとなります。
Posted at 2021/10/10 19:33:40 | トラックバック(0) | エポ | 日記

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「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! サイドカバー https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/8398789/note.aspx
何シテル?   10/13 16:08
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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