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うりpapaのブログ一覧

2021年10月09日 イイね!

60ccエンジン腰上パーツの組付けとTS50用マフラーの取付けのお話 エポ

60ccエンジン腰上パーツの組付けとTS50用マフラーの取付けのお話 エポ画像は、TS50用シリンダーを60ccにボアアップしたものと、ラムエア冷却カバーとシリンダー温度センサーを取り付けたエポ用シリンダーヘッドを組み付けた状態です。

シリンダーには新たに「冷却風導流板(エア インテーク)」を左右に取り付けています。
SL125Sのオイルクーラー・コアに取り付けたそれと同じで、その効果を大いに期待しています。

とにかく、2stエンジンは冷却能力の有無がトラブル回避を左右しますから、思い付くことはなんでも試してみます。



シリンダーは新品状態ですが、一度圧縮圧力を計測してみます。

当たり前ですが、7.5barの値は、十分な圧縮です。



焼き処理したマフラーの錆の発生の確認です。

排気口からしばらくの間は、排気熱をまともに喰らいます。
そのため、その部分はとても熱くなり、その結果、酸化も進んで、錆が大いに発生しています。

しかし、1/3を過ぎた辺りから錆は極端に少なくなります。



表面を軽く除錆した後、「Holts製 錆転換剤」を塗布して防錆対策を講じます。

この製品は、ハケに着いた溶剤を水で綺麗に洗い流せるので、使い勝手が抜群です。



錆転換剤を全体に塗布します。



サイレンサー部分の芯に、新品の消音材(グラスウール)を巻き付けます。

半分残りましたので、次回のメンテナンスで使います。



チャンバー形状部分とサイレンサー部分を、「耐熱艶消しブラック塗料」で塗装します。

アクセントを付けるために、前後のヒートガードは「艶ありブラック塗料」で塗装します。




チャンバー形状部分をエンジンに取り付けたところで、本日の作業予定時間を経過してタイムアウトです。

排気パイプは適当なところでブッた切っています。

シリンダーに取り付けている左右の冷却風導流板の前には、マフラーがあり、新鮮な冷たいエアの導流は望めないかも … です (汗)

そして、フレームが小さいので、サイレンサー部分の取付けに一捻りの知恵が要りそうです(汗)

続きは、明日やる予定です。
Posted at 2021/10/09 20:12:37 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年10月03日 イイね!

マフラーカスタムのお話 エポ

マフラーカスタムのお話 エポエポのカスタムレストアもこれだけ期間が長引くと、初期の計画を度外視し、次から次へと妄想竹が生えてきて、なかなか完成を見ることができません(汗)

その妄想竹とは、ラムエア冷却システムもどきであり、オイルチェックバルブであり、オイルフィルターであり、長尺ワイヤー・ケーブルであり、シリンダー温度計であり、そして、51cc→60cc ボアアップ化であります。

これまで 51ccエンジンのキャブレターセッティングに全く力が入らなかったのは、すぐにでもやろうとしていた 60ccエンジンへの移行のことが絶えず頭をよぎって、51ccエンジンのキャブレターセッティングは全く無駄なことだなと思うようになったからでありました(汗)

そして、今回新しく生えてきた妄想竹というのは、60ccのエンジン性能に見合った「カッコええマフラー」に交換をしてエンジン・ボディカスタムをすることであります。

そうなんです!
2stエンジンは、マフラー(チャンバー)の性質によって、目に見えて性能が大きく左右されることから、チューンドエンジンにはそれなりのマフラーを用意しなければ、その性能が十分に発揮されないということであります。



これは、カスタムレストアに着手して間もなくリファインをしたエポの純正マフラーであります。

焚き火でマフラー焼きをして本来の性能を取り戻し、これに防錆処理をして耐熱塗料による塗装を施していますので、見違えるように綺麗になり、耐久性の改善も万全となっています。
そして、マフラーガードのメッキも綺麗なんです。

しかし、このマフラーは、制限速度30km/hの条件で使いやすい低速トルク重視型の3ポート3psエンジンに見合った作りなのであります。



余談ですが、エポのエアクリーナー側の処理も低速トルク重視の作りを徹底しています。

画像のように、低速トルクが増強する「長いファンネル※」を取り付けて、エアクリボックスの中に突っ込んでいて、外観からはわからない構造となっています。

一方、高出力(中高速トルク重視型)のRG50やTS50のエンジンではそのような作りにはなっていません。

※2stエンジンの場合、長いファンネルは低速トルク重視型、短いファンネルは高速トルク重視型になります … 4stエンジンでは2stエンジンの真逆の効果になりますので、お間違いのないように!!

マフラーの話に戻りますが …
まぁそんなことで、実は私の頭の中ではリファインしても、このエポのマフラーはとてもカッコ悪いのであります。
その作業の当初からそのように強く感じています。



エポの台形のサイレンサー部分とそこから突き出ている細いパイプは、このヤマハ チャッピーの丸いサイレンサーとそこから突き出ている細いパイプと同じであり、いかにも走らないファミリーバイクにしか見えません。
カッコ悪い理由はこれなんです。

ましてや、細いパイプから放たれるオイル煙によって生じるリアフェンダー周りの汚れを避けるために、私は細いパイプの延長までしてしまっているのです。

搭載する原付二種エンジンを9ポートの60ccに交換をして、さらにパワーフィルターを使いますので、もう少し抜けの良いカッコええマフラーに交換すれば、8〜9psは出るようになるはずです。

このライトチューンドエンジンに見合った
◯取付けが比較的簡単な
◯抜けが良い
◯安価な
◯カッコええ
マフラーを見つけて交換したいと願うのは男の性というものであります(笑)



そこで白羽の矢が立ったのは、7ps以上のハイパワーエンジンを積むハスラー TS50のマフラーであります。

原付一種のバイクでこんなにパワーを出してどないすんねん?と思いますが、それはそれとして … (汗)

このマフラーならちょっとした工夫でエポのエンジンと車体にカッコ良く取付けが可能であります。



…ということで
中古のマフラーをヤフオクで入手し、エポ純正マフラーと同じように、焚き火に放り込んで「マフラー焼き」をしました。



「チャンバー形状部分※」と「円筒形貫通タイプのサイレンサー部分」のそれぞれの内部からご覧のとおり、乾燥した燃カスカーボンが大量に出てきました。

サイレンサー内部にあるガラスウールの消音材は煉瓦色に変色していますが、焼けずに残っています。

※見た目はチャンバーそのものですが、下画像の例のように「内壁」や「消音材」があって消音効果を持たせていますので、これは単なるマフラーであり、決してチャンバーとは言いません。

※YouTubeに、この内壁によってチャンバー効果を持たせているものもあるという解説があり、2stエンジンについて今色々と勉強中であります。

今後、このマフラーの防錆処理と耐熱塗料による塗装をし、消音材のグラスウールを新品に取り換えててリファインをします。

チャンバー形状部分をどのようにフレームに固定するか、チャンバー形状部分とサイレンサー部分の継ぎをどのようにするか、そして、サイレンサー部分をどのようにフレームに取り付けるかがちょっとした課題です。

後ほどまた記録しますが、シリンダー温度計を取り付けたシリンダーヘッドと60ccシリンダーは既にエンジンに組み込んでいます。
これにこのマフラーを取り付ければ、ほぼほぼカスタムレストアは完成の域に達します。

まぁ、「遅なりついで」ですので、ゆっくりと仕上げたいと思っています。
冬までには … (汗)
Posted at 2021/10/03 16:24:44 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年09月24日 イイね!

シリンダー温度計取付作業のお話 エポ

シリンダー温度計取付作業のお話 エポ今日は、明日の作業の下拵えということで、作業ベースにて「60ccボアアップシリンダー」の取付準備に併せて、シリンダー温度計のメーターカバーの作成とシリンダーヘッドへのシリンダー温度計センサーの取付けを行いました。

メーターカバーは、65パイ の筒を探してきて、斜めにお尻の蓋をし、これにお得意なのに久しぶりのカーボン調シートを体裁良く貼り付けて出来上がりです。



①センサーは、シリンダーヘッドのプラグ後方に取り付けるべく、回転砥石で平にします。

②少しだけ凹みを作り、ここにセンサーをぶち込みます。

③センサーにコードを取り付けて、凹みとのフィッティング具合を確認します。

④センサーに走行風が当たって冷えないように、周囲を金属パテで囲います。

⑤フィンに穴を開け、針金でセンサーを固定し、黒色塗装をします。

⑥ラムエアカバーに、センサーのコードを通す穴を開けて、シリンダー温度計セットに付属していたゴム製の穴ガード?を取り付けて、コードを通します。



12Vフィラメント球だったメーター照明は、スピード、タコと同じように、LEDに変更します。

ソケットが合わなかったので、LEDを半田付けで固定しました。


60ccボアアップシリンダーにはいつもの小細工をしましたが、明日、取り付けますので、これもその時に紹介しましょう。
Posted at 2021/09/24 17:06:23 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年09月20日 イイね!

零戦の計器類のお話 エポ

零戦の計器類のお話 エポご存知の「零戦」は、昭和15年(皇紀2600年 (1940年))に運用されたわけですが、この大日本帝国海軍の新型戦闘機 は「零式一号艦上戦闘機1型(後の改良版が11型)」というのが運用開始時の正式名称であります。

零戦には三菱の星型空冷OHVエンジンが搭載されていました。

それでは、零戦のコックピット(計器類)を見てみましょう。



これは後の21型のコックピットに備え付けられていた計器板であります。

意外と、計器類は少なかったんですね。
それはともかくも、油温計や排気温度計とともに、シリンダー温度計が備え付けられていて、これでエンジンの温度管理がされていました。

油温計は、60〜90℃が適正温度に指定されていますので、車の適正油温とほぼ同じです。

シリンダー温度計は、0〜350℃までの目盛があり、200℃辺りが真ん中ですので、この前後の範囲が適正温度となるのでしょう … 知らんけど。



これは今は亡き 大森製のシリンダー温度計 2種です。

プラグの温度を計測する方式で、左側は250℃まで計測できる高級版で、右側は200℃まで計測できる廉価版です。

当時の甲斐性が無かった私にとって、何とかギリギリで所有できたのは廉価版しかありません(笑)
高回転型のCB450のシリンダーヘッド温度はちょっとしたことですぐに150℃を超えしまい、針が右側に大きく傾くのを見て、「大丈夫かいなー?」と心配ばかりしていたのを覚えています(笑)

零戦のシリンダー温度計とはかなり計測範囲に違いがありますが、エンジンそのものの形式や性能が全く違いますし、だいたいシリンダーと言っても計測場所によってかなりの温度差が出そうなので、計測範囲は一概に高いとか低いとか、大きいとか小さいとか、広いとか狭いとかは言えないと思います。


私が買い求めた米国オートメーター製のシリンダー温度計は、340℉(170℃)までしか計測できませんが、シリンダーのいずれかにセンサーを埋め込んで計測する方式ですので、計測上限はそんなものなのでしょう … 知らんけど。

今回、センサーの取付けは、比較的取り付け易いシリンダーヘッドのプラグの後方に設定しましたが、取付場所によって計測値はかなり変わると思います。
私が設定しようとしている今回の場合、果たして適正温度の範囲は何℃になるのでしょうか?

とても楽しみです。
Posted at 2021/09/20 23:48:01 | トラックバック(0) | エポ | 日記
2021年09月19日 イイね!

3連アナログメーター e.t.c.のお話 エポ

3連アナログメーター e.t.c.のお話 エポ台風一過となった今日は秋晴れとなり、ベースでの作業はそこそこ捗りました。

まずは、米国オートメーター製「シリンダー温度計」です。



コンバーターで12V電源を供給して配線し、シリンダー温度計の作動をチェックしました。

センサーにガスバーナーをあてて熱すると、赤い針がどんどん上昇したために、一応正常作動にあると判断しましたが、熱くなったセンサーの温度はわかりませんので、正確か否かはわかりません(汗)



センサーの適当な取付箇所として、シリンダーヘッドのプラグ後方直近を選定しましたので、邪魔になるフィンをグラインダーで切り落としてフィッティングしてみました。

次回は、リューターで土台を綺麗に削って整形し、センサーを固定します。

なお、プラグホールはセンサーの右側にあり、手前にあるのはスタットボルトを通すホールです。



メーターは、「3連アナログメーター」となるように、スピードとタコの間に体裁よく取り付けました。

適合するホルダーが皆無ですので、取付ステーはその辺りに転がっていた金具を加工して製作しました。

そのため、まだ仮付け状態ですので、次回はカバーを作成して完成させます。

直径65パイ(cm)もの大きさのメーターは、想像以上に存在感があり、まるで水冷GT750の3連メーターを連想させてくれます。

ただし、防水処理はされていませんので、雨天時は絶対に乗ってはいけません。
不幸にも走行中に雨が降って来た時は、ビニール袋を被せるなどして、雨水の侵入を防ぐ必要があります。

それはともかくも、これでどこに出しても恥ずかしくない、世界でオンリーワンのコックピットが完成しそうです。



お次は、「オイルフィルター」の取付けです。

オイルタンクとオイルポンプの中間辺りが適当でしたので、ここのゴムパイプをハサミで切断して割り込ませ、タイラップで固定しました。

赤↑がオイルフィルターで、緑↑はチェックバルブ、そして、黄→はエア抜き※をしているドレンボルトであります。
※パイプを切断した際にエアが噛みましたので、エア抜きをする必要があるのです。

オイルフィルターは、チェックバルブと同じように、←の凸マークで取付方向が示されていますので、取付けに誤りがないようにしなければなりません。



最後は、探していたTS50用の「長尺アクセルワイヤー」がようやく手に入りましたので、エポ標準品と交換し、操作系ラインの見直しをしました。

もちろん、予め注油処理をしてワイヤーの動きを良くしています。

このワイヤーは、アクセル近くにある遊び調整金具が真鍮製ですので、「仏壇磨き ピカール」で磨けばとても綺麗になります(笑)

エポ標準品は必要最小限の長さであるため、「ステム廻し」によって取付けをしますが、これではハンドルを切る度にワイヤーにストレスがかかり、キュキュという嫌な擦れ音がします。

この対策として、長尺アクセルワイヤーを使い、他の長尺ワイヤー・ケーブルと同じように、ステム廻しを回避し、一旦フレームの前に出してからこの場合、アクセルへ導き、その操作ラインを根本的に変更しました。

見づらいですが、画像の緑→↑がアクセルワイヤーです。
フレームの前まで長尺クラッチワイヤーに沿わせています。

この処理によって、ステム廻しは、ハーネスのみとなり、ステム周りがスッキリとしました。
このことは、ガソリンタンクの脱着のし易さにも繋がることと思います。

これにて操作系ラインの見直しは終了!!
Posted at 2021/09/19 18:57:24 | トラックバック(0) | エポ | 日記

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