
我が社の故会長がアメリカで買って来たハード・ハット(潜水ヘルメットの一種)を渡された私に2人目の親方が、スケッチし実寸をとり 型をおこし作り上げたステンレス製のライセンス生産品です。
本物とは細部で異なりますが、私の2人目の親方もただ者ではなかったんですネ。
“これと同じ物を作りなさい!”で作ってしまうんですからネ、当時私は技術なんて何も持ち合わせていなくて雑用で付いていただけなんですけれども・・・
もう直5月端午の節句で、兜ではありませんが こんな物もありますヨ・・・と紹介です。
ステンレスを頭の形に絞る(作る)事さえ難しく、結局数個だけが形になりました。
商売にはならず今はもちろん作れません、しかしながら私には忘れられない品物です。
本物はアメリカのSAVOYというハード・ハットで、水中溶接するのに適した潜水ヘルメットでそこそこ売れた物らしいです。
内部には鉛が貼り付いていて、結構重いんです・・・
その後FRP製で色々なメーカーからハード・ハットが発売され、金属製のハード・ハットは消滅? していきました。
※参考 http://chikyu-to-umi.com/kaito/diving/index.html
Posted at 2009/04/19 04:20:30 | |
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