今日の一言　内職ネタ

安易な作業すると



こーなります。
スパイラルケーブル内部のフラットケーブルが過電流で溶けてます。火災寸前でした。

素人さんが自分のクルマでやるなら自己責任ですが
これ、ショップ作業の結末です。
オーナーさんは当初、社外のヒーター付きステアリングを購入して取り付けを依頼する方向で相談してましたが、ネットで純正のヒーター付きステアリングを見つけ改めて相談されたそうです。
因みに社外のステアリングはスパイラルケーブルそのままで取り付けるそうです。
純正は白いコネクタ付きのヒーター付き専用になってます。

純正ヒーターの電源線をスパイラルの空き端子に刺して通電させたら…結果は冒頭のとおりです。
多少の電気の知識と構造を知ってれば絶対にやりませんよね？
納車数日後ヒータースイッチを入れても暖かくならなくなり走行中ハンドルを切る度にホーンが鳴ったり、ホーンスイッチを押しても鳴らなくなったりでショップに問い合わせたらステアリングヒーターが不良だと言われ困り果てて相談を受けました。

先ずはフラットケーブルのデータシート、純正ステアリングヒーターの仕様書を作成してショップの非を証明し代理人を通して通達しました。直後に保険会社から連絡があり満足出来る金額であっさり示談になったそうです。

ちょうど30プリウスにPHVのステアリングヒーター移植作業の進行中でしたので同時進行で作業にかかりました。
新品のスパイラルケーブルは約3万円ほどします。中古も出回ってませんでした。
得意のニコイチ作戦です。

左が他車用ヒーター付き用スパイラル。
右は依頼車両用のスパイラル。中古で入手出来ました。


先ずは舵角センサーを移植します。


変換ハーネス2か所製作して

完成です。中古流用ニコイチ作戦でお値打ちで出来ました。取り付けは年末の夜でしたので画像無しです。
素人さんがプロの尻拭いしたネタでした。

それではまた、、