2015年01月11日
かれこれ四半世紀前に購入した夏用の寝袋を愛用していました。
大昔、さる登山家に教えていただいたのですが、ほんとうは寝袋を2枚重ねにすると(寝袋を着て、さらに寝袋の中に入ると)非常に暖かく、高級な厳寒用よりも良いぐらいだけど、登山家は荷物を少しでも少なくするためにあえて厳寒用の高級品を一枚だけ持っていくのだ、とのこと。
ただ、車でキャンプするだけなら、荷物の量を減らす必要性がないので、二枚重ねに軍配があがるというわけです。
実際に私も、春-秋用の軽いダウンの寝袋を、当該の夏用の寝袋の中に入れただけの状態で、氷点下10度の野営をしたこともありますが、たしかに問題もなく、ポカポカと暖かく一晩を過ごすことができました。
ですが、思いがけないところに落とし穴があるもので。
昨日寝ていて、寝返りを打ったとたん、ばん。と音がして、寝袋のフロント部分のジッパーが、上から下まで一気に はじけ飛んでしまったんです。
そうなってしまうと、単なる極薄の掛け布団よりも薄っぺらな布キレです。
春-秋用のダウンの寝袋一枚では、寒いこと寒いこと。
これが氷点下10度での野営でなくて、ほんと良かったと思いました。
というわけで、寝袋は、ジッパー使いのものではなく、文字通り袋状のもののほうがリスクが低いことを発見した次第です。
Posted at 2015/01/11 20:42:30 | |
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