見てのとおり、日本国憲法の原文の写真なのですが、1箇所だけ、おかしな点があることを発見してしまいました。
日本人が1億2000万人いて、憲法制定から70年近く経過していて、それなのに誰一人として気がつかなかった大きな疑惑です。
公文書館に保存されている原本の写真を見ると、憲法9条のうち、
「国際紛争を■■■■■手段としては」の部分から、急遽、5文字を削除し、4文字「解決する」という単語が挿入されたように見えるのです。
その結果、行末が違和感を醸しています。
……永久にこれを放
棄する。
これは活版印刷だから、もしも原稿の時点で4文字が入っていたのなら、行末は
……永久にこれを放棄
する。
となっているはずです。
しかし原本の写真を見ると、不要な半角空白が「解決する」の前後2箇所に入れられ、改行もおかしいのです。
つまり、活版を組み終え、閣議で各大臣が署名する直前に5文字が抜かれ、4文字が挿入されたとしか思えない状況です。
(もしかしたら署名花押が済んだあと、製本前に差し替えられたのかも知れません)
削除された5文字。いったいなんだったのでしょう。
日本人が1億2000万人いて、憲法制定から70年近く経過して、でも誰一人として気もつかなかった大きな疑惑です。
Posted at 2021/05/11 09:33:37 | |
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