ファンベルト等交換

エアコンのベルトから音がしていたので、調整するついでにベルト類を交換します。

あまり距離を走っていないとはいえ、前回交換が2007年3月（前オーナーさんのデータより）。
そろそろ交換しておいたほうがいいでしょう。

まずはファンを外しますが、逆ピッチなので注意。
脱着にはSSTがないと難しい場所です。
SSTは通販などでけっこうお安く手に入るのでDIY派の方はそろえておいたほうが良いです。
ネジが外れたら、ラジエターのシュラウドと一緒にファンを上に引き出します。

ラジエターの後ろに段ボールが貼ってあるのは、ラジエターに手が当たって怪我をしないためと、工具などを当ててラジエターを傷つけないためです。

テンションプーリーは上下に2つあります。
上側のプーリーはロングボルトで固定されているので上から押すようにしながらボルトを引き抜くと外れます。

その後で下側のプーリーのボルトを8mmのヘキサゴンで締める方向に力をかけるとテンショナーが緩んでベルトが抜きやすくなります。

写真では普通のヘキサゴンレンチを使っていますが、手が痛くなるので取り付けの時はボックスレンチのソケットを買ってきました。

テンションプーリーは異音などありませんでしたが、動かしてみると若干のガタがあったので上下とも交換しました。

実はベルトと共に数年前に買っておいたんですけど、不具合もないので放置していました。

Meyle製だけどベアリングに「NTN」の刻印があったから大丈夫でしょう。

ベルトのかけ方です。
※自己流なので正式なやり方とは異なるかもしれないです。

まずテンションプーリー「A」は外した状態でベルトをかけます。「B」を最後にかけるとやりやすいと思います。かかりにくい時は上の方法でテンショナーを緩めながら。

最後に「A」のプーリーを上からベルトに押し付けるようにしてボルトを差し込みます。

テンショナーを緩めた状態で「A」の軸にある溝を合わせて、ボルトを締めます。

最後にベルトがきちんと溝にハマっているか確認。

「A」のプーリーをはめる時はボルトを通しておいて、上から押し付けるように。

硬い時はテンショナーを緩めながら。

最後にエアコンベルトも交換。
こちらはオートテンショナーではないので手動で調整します。

10mmのヘキサゴンがはまる箇所があるので、ここにレンチを入れて左回りに軽く力を入れて固定ネジを締め込みます。

尚、規定トルクが分からなかったのでボルトの頭にある刻印とネジ径から判断して以下のトルクで締めました。

テンションプーリー上　44.5Nm
テンションプーリー下　44.5Nm
エアコンベルトテンションプーリー　22.5Nm

7/22更新
気にしていなかったのですが、テンショナーの取り付けネジ（赤丸部分）。

パーツリストを見るとカバーが付くようなので後日購入して取り付けました。
純正品で170円でした。