愛車インサイト(ZE4)のホンダセンシングと、前車レガシィB4(BN9)のアイサイト ver.3との比較です。
■操作性
インサイトのホンダセンシングのスイッチ。
アイサイトの操作スイッチは車種によって異なるが、B4のスイッチはこれ。
アイサイトのほうが格段に使いやすい。
アイサイトの速度設定は上下レバー式で、レバーを軽く倒すと1km/h単位、大きく倒すと10㎞/h単位に速度設定。非常に扱いやすく、画面を見ずとも速度調整できる。
ホンダセンシングは押しボタン式で、1回押すと1km/h単位に速度変更。ボタンを押し続けると10㎞/h単位に設定速度が変わり、ボタンを離したときの速度に設定されるがこれが曲者で、画面を見ていないと指を離すタイミングが難しく、設定したい数値を行き過ぎてしまう。
なおかつ、間にキャンセルボタンがあって指の移動距離が大きい。キャンセルボタンを押してしまいそうになる。
車間距離設定も、アイサイトは上下のボタンで車間の長短を設定できるのに対して、ホンダセンシングは1つのボタンで最長→長→中→短を順繰りに切り替えるので、何回も押さなければならない。
■全車速追従ACC
アイサイトは、渋滞でも高速域でも、全速度帯において極めてなめらか。ブレーキングも非常にスムース。
一方、ホンダセンシングはカックンブレーキがしばしば。時速80Kmくらいで走行中、先行車との距離がだいぶあるのに、やや強めに自動ブレーキを踏まれたことが何回かある。渋滞でもブレーキングが下手くそでギクシャク。
■LKAS(車線維持支援)
これは、ホンダセンシングのほうが自分の感覚に合っており、ステアリング操作に介入されていることに気づかないくらい。ただし、カーブではインを攻め過ぎ。
アイサイトのアクティブレーンキープはやや違和感があった。
■誤作動
アイサイトの誤作動はほぼ皆無だった。ver.2(BR系レガシィツーリングワゴンのアイサイト)では、急なサグ部で登り坂を障害物として認識したり、カーブのガードレールを障害物として検知していたが、ver.3ではそれも無し。
ホンダセンシングは、高速道の追い越し車線で、先行車がいないにも関わらず自動で急ブレーキを踏まれたことがある(後続車がいたら追突されていたかも)。
説明書には「車両の周囲に電波を強く反射するものがあるときは、レーダーセンサーが正しく作動しない場合がある」旨が記載されており、追い抜こうとしたトラックにレーダーが反応したのかも(説明書の図は、まさにトラックを追い抜こうとしている図)。
■その他の予防安全性能
JNCAPのアセスメントを参照。
以上、あくまでも私の利用範囲においての個人的な評価であることをご了承ください。
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Posted at
2019/10/08 21:37:47