エンジンブロー

エンジンブローしました。

先日ベルトが切れて、駆動系一式を交換して動く状態になったのですがエンジンからカタン、カタンと気になる音が…

普通にエンジンは、回るし加速も悪くありませんでした。

なんだろうな〜もう一回駆動系を点検しないといけないと思っていた矢先に帰宅途中でエンジンが停止…

セルが回るがエンジンは始動せず…キックをすると圧縮を感じない…しょうがないので5キロを押して帰りました。いや〜いい汗かいた💦

おそらくエンジンは、バラさないと直らないので予備のエンジンの方を点検して組み直す事にしました。

いつか、こんな事もあるだろうと思って予備の部品は、揃えてありました。

ヘッドは、オーバーホールしてあったので、それほど時間もかからず半日で完成しました。

翌日に昼から乗せ替えを開始しました。

あたりが薄暗くなる頃に無事に乗せ替え完了しました。

エンジンも異音やオイル漏れもなく無事に動いてくれました。

次の週末に壊れたエンジンをバラしてみました。

タペットカバーを開けると鉄粉が…

ヘッドを外すとバルブが浮いています…？

これでは、圧縮が漏れてしまいますね。

果たし原因は？

ヘッドを分解していくとカムの奥側のベアリングがバラバラになってました。

カムを支持していたベアリングがなくなりカムが斜めになってしまいバルブを常に押してる状態になってしまったようです。

なぜこのようになったのか？推測ですがベルトが切れた時は9000回転で加速途中でした。ベルトがプーリーボスに巻き付きエンジンがストップ高回転でエンジンがストップした時の衝撃波は、物凄いと思います。その衝撃波がクランクに伝わりカムチェーンに伝わりカムスプロケットに伝わり最後にカムの奥側のベアリングが最終到達点です。その衝撃波でベアリングが破壊され玉が抜けてしまったのでは、ないでしょか、それでかカタカタと異音が発生したと思います。その2日後にベアリングが耐えきれなくなりバラバラになったようです。あくまで推測ですが…

とりあえずカムだけ交換すれば直りそうです。冬休みにkosoのカムでも入れて修理したいと思います。

予備エンジンの圧縮圧力を測定しました。規定値どおりの圧力で12kpaで問題ありませんでした。

走行距離86245㎞