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法被ねずみfeat.Rutileのブログ一覧

2007年06月08日 イイね!

『シーマ現象』初代日産シーマ。

『シーマ現象』初代日産シーマ。今から20年程前の日本はバブル経済という好景気。
そんな中で日産から一台の高級車が登場しました。

スペイン語で
『頂上』『完成』を意味する

シーマ

ベースとなったY31型7代目セドリック&8代目グロリアが1987年フルモデルチェンジ、同年開催の東京モーターショーで参考出品されたシーマは話題となり、翌年1月に市販化(FPY31型)。

正式車名は日産モーター店扱いが『セドリック・シーマ』、日産プリンス店扱いは『グロリア・シーマ』とそれぞれ販売チャンネル扱いの車種名を冠し、リアトランク部の車名バッジには『CIMA』の下に『CEDRIC』または『GLORIA』と表記されました(2代目FPY32以降は『シーマ』に統一)。

センターピラーレスの4ドアハードトップというボディタイプはセドグロを踏襲しつつ、当時としては珍しい3ナンバー専用ボディは気品とスポーティさを兼ね備え、エッジを適度に丸めたデザインは『和製ジャガー』と一部では言われたほど。

当時のクラウン(S130系)にも3ナンバーのワイドボディは存在していたものの5ナンバー車との差別化が小さかったこともあり、シーマのインパクトはかなりものでした。

もう一つシーマを印象付けたのが当時国産車最高の255PSを発揮するV6・3L/DOHCターボ(VG30DET型)を搭載したこと。
テールをグイッと沈めて豪快に加速するその姿はお世辞にも上品とはいえなかったものの、これまた初代シーマを語る上では欠かせない特徴でもありました。
このパフォーマンスはとくにオジサマ方がゴルフ場へ向かうハイウェイで発揮され『ゴルフ超特急』の異名も…(笑)

最初に書いたバブル経済により500万円もするシーマがバカ売れし、その様を例えた『シーマ現象』という言葉が当時の流行語にもなったのは有名な話です。

この初代シーマも見掛ける頻度は減ってしまいましたが、国産高級車に新しい一ページを加えた功績は大きいといえるのではないでしょうか?

最後に、この初代シーマを今も大事にお乗りの女優さんがいらっしゃいます。
詳しくは関連情報URLを!
Posted at 2007/06/08 21:10:47 | コメント(13) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・日産編 | クルマ
2007年04月18日 イイね!

2代目日産レパード。

2代目日産レパード。先日のクルマ雑誌『ハチマルヒーロー』を取り上げたブログで触れましたが(コチラ)、これが思いのほか2代目レパードへのコメントをいただきました(コメント書いていただいた皆様、この場を借りてお礼申し上げます)。

そんな状況なので触れないわけにはいかないと思い(笑)、ブログアップしました。


2代目日産レパード(F31系)

1980年9月、初代レパード(F30系)がデビューしたものの半年後に初代トヨタソアラ(Z10系)が登場、ソアラが大ヒットしたことの影響でレパードの人気が下降傾向に…。その原因は2ドアハードトップと4ドアハードトップといったボディバリエーション展開、それに2.8L(最終型は3L)を筆頭に2L、1.8Lといったエンジンバリエーション展開により幅広いユーザー層を獲得しようとしたのが裏目となり、結果的に初代レパードのキャラクターを弱めてしまったと言われています。

日産は初代ソアラを研究し、2代目レパードは初代の反省を生かしソアラ同様の2ドアクーペボディのみで登場、エンジンも3Lと2LのV6へ絞ることに…(1986年2月登場)。プラットフォームも910型ブルーバードをベースとした初代に対し2代目ではR31系スカイラインをベースに起用。

しかしトヨタはソアラを2代目レパード登場の1ヶ月前にフルモデルチェンジを敢行し(Z20系)、デザインの更なるレベルアップや当時国産車最高性能(230PS)である3L・DOHCターボの設定、エアサスペンションの設定などこの時点で2代目レパードを既に引き離していたのは事実。

登場2年後のマイナーチェンジでは初代シーマ(FPY31系)に搭載されたV6・3L DOHCターボ(255PS)を投入。当時の日産車の特徴である絶壁インパネや直線的なスタイリングを丸みのあるデザインに大変更。

でも新車セールスの結果は、またしてもソアラの後塵を拝すことに…。


しかしここで、ある異変が。
当時日本テレビ系で放送されていた刑事ドラマ『あぶない刑事』で柴田恭兵扮するユージと舘ひろし扮するタカが乗る覆面パトカーとして起用、徐々にF31の人気がアップ。

その人気は今でも衰えず、たまに見掛けるF31ではナンバーを劇中車と同じ番号に登録したりリアフェンダーにTLアンテナを装着して『あぶ刑事仕様』で乗ってるF31フリークも存在するようです。

トップ画像は後期型2Lですが、以前↓のような前期型も見掛けました!
F31前期型


個人的には『レパード』と聞くと、この2代目を真っ先に連想します。
やはりリアルに『あぶ刑事』を見てたからでしょうね…(笑)
Posted at 2007/04/18 18:28:07 | コメント(15) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・日産編 | クルマ
2007年04月05日 イイね!

『SKYLINE JAPAN』5代目C210型スカイライン。

『SKYLINE JAPAN』5代目C210型スカイライン。先日C210型スカイラインのミニチュアカーをブログアップしましたが(コチラ)、PC内の画像を探していたら、以前撮ったこの画像が見つかったので今日のブログの題材に取り上げました。

5代目日産スカイライン
(C210型)


4代目C110型(通称ケンメリ)の後を受け1977年に登場。曲線的なフォルムを採用していたケンメリから直線的なフォルムに改められ、グレード展開も2L直6エンジン搭載のGTシリーズの他に従来からあった直4エンジン搭載車を新たにTI(ツーリング・インターナショナルの意味で、6代目R30まで存在)シリーズとして新展開したのが5代目。

また『ジャパン』というのは『日本の風土が生んだ日本のクルマ』との意味を込めて日産が『SKYLINE JAPAN』というキャッチコピーを広告に使い、カーマニアの間でも5代目のことを型式名より先にジャパンと呼ぶことが多いようです。

前期型は画像のように丸型4灯のヘッドライトでしたが(GT、TI共に)、後期型になると角度がついたスラントノーズに変更されると共にGT系には角型2灯ヘッドライトに変更されましたが、この変更がスカイライン党の間では物議をかもしたそうな…(個人的にはスッキリしてて好きですが)。

更に後期型ではスカイライン初搭載となる2L直6ターボや2.8L直6ディーゼルといった80年代前半を代表するメカを投入。とくにターボはケンメリGT-R消滅以降際立った動力性能を持たないスカGにとって喉から手が出るほど欲しかった強力メカだったので話題となりました。

広告展開でもトヨタセリカ(2代目)に『名ばかりのGT達は、道をあける。』と今でも有名なキャッチコピーを言われ、当時モータースポーツに参戦せずGT-Rの過去の栄光ばかりにすがっていたスカイラインが挑発されていましたが、スカイラインGTターボ登場時に『今、スカイラインを追う者は、誰か。』と反撃、日産党&スカイライン党は溜飲を下げたと思われます。

またGTターボはテレビ朝日系『西部警察』の劇中に登場する覆面パトカー・マシンXとして登場。GTターボのイメージカラーであるブラックボディ・ゴールドストライプ&『2000GT TURBO』デカール、そしてゴールドのカンパニョーロホイールを装着していました。

画像はこのブログでも何度か出てくる旧車専門の中古車店で見掛けました。
去年遭遇した時は76万円というプライスボードが掲げられてましたが、今でも残ってるのかなぁ…(^^;
Posted at 2007/04/05 12:40:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・日産編 | クルマ
2007年02月03日 イイね!

小さな高級車・日産ローレルスピリット。

小さな高級車・日産ローレルスピリット。こんなクルマありましたね~。
日産ローレルスピリット

初代は1982年にFRからFFへと転身した4代目B11型サニーの兄弟車として登場。ハイオーナーカー・ローレルのイメージを受け継ぐべく格子状のグリルやモール類にはメッキを採用、ツートンカラーなどを設定しサニーとの差別化を図っていました。


画像の2代目は1986年に登場、これまた前年モデルチェンジしたB12型サニー(通称トラッド・サニー)がベース。初代以上にサニーとの差別化が進み、一段と立派なフロントグリルをはじめフェンダー類もローレルスピリット用に起こされたもの。当時既に曲線へと移行しつつあった時代、この直線的なスタイリングは日産のトレンドでした。

エンジンは初代が1.5L直4のみ、2代目が初代同様1.5Lの他に1.6L直4DOHCも用意されていました。

後にローレルスピリットは1990年、4ドアハードトップのプレセアへと引き継がれ絶版。

1.5Lクラスのコンパクトカーでいわゆる『小さな高級車』をコンセプトにしたローレルスピリットですが、サニーを元にしたのがミエミエでいくらメッキを使ってもかえって安っぽく見えてしまった感が否めません。

そのローレルスピリットの血統が初代ブルーバードシルフィに受け継がれたのかも知れませんね。
Posted at 2007/02/03 10:31:19 | コメント(7) | トラックバック(0) | いろんなクルマ・日産編 | クルマ
2007年01月22日 イイね!

インフィニティQX56。

インフィニティQX56。日本車でありながらも実は輸出専用車であり、国内では販売されていない車種って昔から存在するものですが、昨秋遭遇したこのクルマもその一台です(正確には現地生産車)。

インフィニティQX56


日産がアメリカのインフィニティチャンネル向けに開発した高級巨大SUV。ライバルはリンカーン・ナビゲーターやレンジローバーと言われています。

図体のデカさもさることながら、この巨大なフロントグリルは圧巻!
画像は判りづらいですがルーフデザインが現行ウィングロードのように2列目シート辺りまでドーム状に膨らんでいて、3列目シートからリアにかけてフラットな造形(ちなみに2、3列目シートと書きましたがこのクルマ3列シートです)。

エンジンはフーガに搭載されているVK45DEをベースにボアを5mm、ストロークを9.3mm拡大したVK56DE型5.6L・V8を搭載、駆動方式はFRとオールモード4×4を展開。315PS&54.0Kgmを誇り0→97Km/hをなんと7秒以下で駆け抜けるという俊足SUVだったのです!!


以下、2005年モデル4WDのスペック。

■寸法・重量■
全長:5255mm×全幅:2002mm×全高:1974mm
ホイールベース:3129mm
車両重量:2554Kg

■エンジン・性能■
エンジン型式:VK56DE型(V型8気筒DOHC32バルブ)
総排気量:5551cc
最高出力:232kW(315PS)/4900rpm
最大トルク:530Nm(54.0kgm)/3600rpm

■諸装置■
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
タイヤ:前後265/70R18

■現地価格■(2005年当時)
51000ドル(約530.4万円)

とても日本のメーカーが造ったとは思えない巨大SUV。
こんな巨体、絶対日本では持て余すだろうなぁ…(^^;
Posted at 2007/01/22 00:59:23 | コメント(13) | トラックバック(1) | いろんなクルマ・日産編 | クルマ

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