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2013年03月19日 イイね!

NEXEN N9000 225/45R18 ダメだコリャ~

NEXEN N9000 225/45R18 ダメだコリャ~NexenのフラッグシップであるN9000。ドライ・ウェット・ライフについてインプレッション。
自身はPotenza RE040・050を十年以上使っていたのでポテンザとの比較です。

価格:
NEXEN N9000 225/45R18 1本¥8400 送料1本¥525 
2012年8月オートウェイループにて4本ネット購入。
オーダー初日:自動配信メール。翌日:発送案内と予定到着日の案内メール。翌々日:到着。(関東在庫品を発注:土浦倉庫より出庫)
発注後の手続きと配送が速やかなのはオートウェイの良いところ。梱包も問題無し。

タイヤ製造週:
23週11年(2311)が2本。30週11年(3011)が2本。韓国ブランドの韓国製です。
購入は2012年8月末なので、とともに1年以上前に生産されたものが届いた。
年式の指定は出来ないと規約に記載があるので仕方無いが正直残念。所詮ネットショッピングと感じた。
配送料取るんだから、日時指定が出来る配送業者に替えてくれるとありがたいんですが。。。


交換:
いつもの朝出して夜仕上がる作業の遅いオートバックス。持ち込みなので我慢。
交換工賃(バランス調整込み) 1本 \1575・バルブ交換    1本 \250・廃タイヤ    1本 \250
4本占めて\8300

今回はタイヤワックスかけてくれたので写真で見ると見た目もまずまずに見えるんですが。。。



しかーしよーく見ると、サイドからトレッドにかけて丸い感じがあり見た目も扁平45には見えない。
ロゴも大きくて海外の怪しいタイヤ履いていますって感がバリバリに出てるデザイン。サイドは正直カッコ良くは無い。
あまり見えないトレッドのデザインは素敵。トレッドのデザインよりは攻撃力持っていない感じ



タイヤバランス・クオリティ
:
1本のみオモリ40g のこり3本は10g。ウェイトバランスは悪くない印象。
(ナンカンが酷かった。後にスタッドレスでレポートしますが。)


トレッド面内側には、修正したような跡やテープがあちこちに貼ってあった(写真撮り忘れた)
国産品では見た事が無い。これもB級メーカー品の証かな?!
それともNEXENのB級品を格安で仕入れて国内で格安で売っているのか?!

リムガード有りとなっているが、非常に幅が薄くかつ出っ張り感もない。
このためリムのほうが出てしまっており、逆にタイヤがリムでガードされる感じ。
リムはガードしてくれないのでリム休めとでも呼んでおこう。
ちなみに同サイズのナンカンのスタッドレスにはリムガードが無かったのであるだけマシとする。
もちろん、縁石などではガードはしてくれず、タイヤリムガードは守られ、アルミリムはガリる感じ。
アルミは8.0JのRX-8用。



今まで国産の一流品を使っていたので、粗は出ますが価格と比ればここまでの印象はまぁまぁかなといった感じ。

インプレッション
:
サーキットは走りません、オンロードのみでの独自の体感になりますので参考程度として頂ければと思います。熱い走りが大好きな主観での印象です。

空気圧設定
交換時:エア圧240MPaに設定。
(今まで使ってたポテンザでは十分硬めが実感出来る圧力)


サイドウォールがグニャグニャグニャ。なんだこりゃ?!?!
ネット口コミの悪評からある程度は覚悟はしてたが、ここまで酷いとは思わなかった。

高扁平のタイヤを履いたSUVやスタッドレスタイヤを履いている感覚に非常に類似していると思う。
交換後すぐに取り付け店にパンクしていないか確認しに戻ったくらい柔い(笑)
お店の人にも乗ってもらい、また笑。
国産トップクラスの中でもサイドが硬いと評価されるポテンザを長年使っていただけあって、走りのイメージで言うとハンドリングは極悪極まりない。ハンドルの遊びが増えたようで、クイックなハンドリングにまったくついてゆく気が無い。
逆にガチガチの脚&乗り心地はキライな人には乗り心地が良いと錯覚できるタイヤ。

柔いのはサイドだけでトレッドはしっかりと硬い。縦横バランスが悪いので運転してて気持ち悪い。

色々と空気圧の設定は行ってみたが、どの設定値においてもポテンザのようなクイックなハンドリングでレーンチェンジをしても思い描いたトレースを描いてくれない。急ハンドルにての追従性も2テンポ程遅れてやってくる。
なので急なレーンチェンジをしても車体が追いついていかず、グニャリとした後にやっとグリップして曲がってゆく。
オンザレールな走りはまったくをもって皆無であり、走る喜びの感じられないタイヤ。サイド面の性能が非常に残念なタイヤだった。
このサイドの剛性の無さ加減がNexenの狙いか、技術力の無さなのかは不明だが、このサイドが硬く、もしくは高剛性化に出来れば、良いいいタイヤだと言えるだろうが、非常にオシい。

このタイヤはXL規格(エクストラロード)品で、最大空気圧は340MPaまで入る設定になっている。
本来、車両に適した圧力になるように空気圧設定をするわけだが、サイドが柔すぎで話しにならない。
試しに、空気圧を10単位で変更し、200~320位まで変えて急制動や急発進・レーンチェンや高速の挙動を試してみた。(目的は柔いサイドを硬くするほか何もない。)

初代アテンザとこのタイヤでの相性は最大、280MPaぐらいが限界だろうか。
240MPaからのサイドのグニャリ加減は、280MPa入れる事でかなりマシなレベルまで落ち着く。
(それでも、グニャグニャグニャ → グニャーレベルな程度で根本的には改善されない)
サイドが固めに変わってくるので、急ハンドルや急発進などの追従性が2テンポ遅れから1テンポ遅れくらいになる。
しかし、サイドが硬くなるのに影響して、トレッド面はさらに硬くなり接地面が少ない感じがあからさまになる。圧が高いのでおのずと高速走行においてはまったく安定感が得られずグリップ感が少ない感じが残る。
リミット走行で交わしながらのレーンチェンジなどの走行では、やはりサイドが柔い印象は消えず、タイヤでロールを生む感じが残り、高速域においてもタイヤに任せたクイックなハンドリングも、直進安定性も得られない。
160位で流しても安心感はあまりなく、走る喜びよりも不安のほうが大きい感じがある。
タイヤ変更後はリミット走行は怖くなってしまったのでのんびりと走っています。

試しに、圧を320MPaまで入れてみたがサイドのグニャり加減は240→280MPaのように硬さに変化がさほど見られない。
さらにトレッド面はどんどん硬くなり、もはやバリ硬なので市街地ですら運転しずらい。
この圧でもサイドを指で押してもスタッドレスタイヤのようにへこみ感が得られる。
国産タイヤでは有りえない事。ポテンザでは200KPaですでに硬い。
このグニャリに数千Km走って慣れられる人とそうでない人と居るが自分は後者のため早く使い切って走る喜びを忘れてしまう前に、次のタイヤに切り替えたい。

後に、ナンカンの同サイズのスタッドレスタイヤを履いたのち、またこのNexenに戻したわけだが、
ナンカン(スタッドレス)では得られた18インチらしいゴツゴツした感じ、4輪それぞれで感じる事が出来るロードインフォメーションが、このタイヤではまったく得られない。
コーナリングや高速の段差なども、このタイヤでは前後のみの感覚しか伝わってこない。左右の挙動はぐにゃぐにゃなサイドが吸収してしまうせいか車の挙動がまったくわからない=安心して乗れない=走る喜びが得られない
この辺の4輪それぞれ独立した挙動感はナンカンの同サイズのスタッドレスタイヤのほうが得られたくらいだ。おまけに、ナンカンのスタッドレスのエア圧は250MPaくらいで十分だったし、10MP単位の圧調整で縦・横の性能がリニアに替える事が出来た。
本来ゴム質の柔いスタッドレスのほうが、剛性も無く柔く感じる筈だが、スタッドレスよりグニャグニャで剛性感の無いタイヤって如何なモノか。
スタッドレスでしか、まだナンカンを試しては居ないのだが、タイヤの基本は断然上と感じた。
Nexenでは無く、Nankangのフラッグシップを買えばもっとマシだったのでは?!とかなり後悔したし
この金額出すんだったら、中古のポテンザでも全然良かった。

とりあえず、一般・高速ともにバランスの良かった260~270位の圧力で走りこんでみる。


ロードノイズ・燃費:
ポテンザと変わらない?というかこの手のスポーツ寄りのタイヤを履く人は音は気にしてないかと。
ポテンザの"ゴー”から、”コー”と高周波寄りな感じなので窓全開や高速路を音楽無しで走行していれば間違い無くロードノイズは気にはなる。自身はマフラー変えてるのもあるので音は気にしないが、音は静かでは無くうるさい側に1票を投ず。
(ナンカンのSN-1スタッドレスはドライでは驚くほど静かだったので)
燃費も気にする走行は一切していない、が、ポテンザの時と燃費はまったく変化無し。
渋滞の温床なエリアに住んでいるのも相まって正確性なデータでは無いとは思うが、
街乗りでリッター7Km、高速でリッター10Km超えるかなというレベル。常にブン回してるとさらに減少。ハイオク車なのでこのご時世では満タン1万、距離も乗るので燃料代は正直イタい。

ストレート:
ポテンザREシリーズと比べても70~80%位の性能はあるかなというレベル。サーキットは走らないので熱等の影響は不明。。結構な速度で高速を4~5時間連続走行してもさほど熱は入ってこなかった。
ポテンザと同等やそれ以上の性能はもちろんながら持って無いが、国産の2流品と比べるとグリップ性能はなかなかのもの。価格も国産2流品よりも安い。
リミット域での走行もタイヤバランスも良く縦だけのグリップ力だけで考えれば◎
(サイドは酷いので結果飛ばせないタイヤでは有るが、この評価項目ではとりあえず無視)

コーナー:
ポテンザの性能で曲がれる速度で交差点を突っ込んでみる。
ポテンザのようにタイヤの硬さと鬼グリップでねじ伏せるようなハンドリングに慣れていると、まずはサイドのグニャリ感(ロール感)で、グリップしない?!?!と、ヒヤリとすることになるが、グニャリの後にちゃんとグリップしてくれるので暫く急ハンドルなどでタイヤの性能を知る必要があるだろう。
ハンドリング後、1~2テンポ遅れで車が曲がる挙動をし始めるので、早め緩めのハンドリングでグニャリ反応後にきっかりと曲がるようなハンドリングをするとちゃんと曲がってくれる感じだ。
グニャリが克服出来ればいいタイヤになるのに。何とかならないかな?!?!

グリップのピークを迎えてもタイヤはさほど鳴く事無くグリップを失いつつ我が初代アテFF特融のどアンダーになる感じがあり限界が分かりずらいと感じた。
高速路の距離の長いコーナリングなどでも、サイドのグニャリがケツが流れたような感覚みたいでハッとしたことが何度かあった。カウンターでも反応速度が鈍いので危なかった事はしばしば。
サイドウォールの柔さがロードインフォメーションを吸収してしまう影響か、かなり速度を出した状態でのコーナリングは車の挙動も1テンポ遅れてやってくる感じで不安極まりない。
飛ばさない人には問題無いと思うが、自身も脚を軽く弄ってはあるものの、サイドのグニャリが路面情報を吸収し、加えて反応速度の低下を生み、純正車の足回りのような腰砕けな走行感になってしまう。
こんなタイヤなので扱いは悪く無茶なハンドリングは良くしているがブロックコケ等は無い。ただ釘は良く刺さる(笑)

ブレーキング性能:
ストレート同様、十分なグリップ性能はポテンザ程はもちろん無い。
なのでポテンザのような同じ走りをし、急制動させると制動距離の違いはあからさまに伸びた。
一般道と高速と何度かマジでカマ掘りそうになった(汗)
国産2流品と比べるとそれなりの性能は有るとは感じるが、ある程度車間を置いて走る、調子をコイて煽ってはならないタイヤだと感じた。


ウェット:
こちらは、ポテンザのドライ→ウェット程の変化は無く、
ドライでの性能から同様に劣化すること無くウェットでの性能は高い。センターのはっ水ラインとトレッドパターンのデザインのお蔭であろうか?撥水性は抜群と感じた。
高速路での豪雨にて、それなりに高速度で水たまりに突っ込んでもハイドロすること無くしっかりグリップしてくれた。
コーナーも同様に。なので雨の性能は◎。サイドのグニャリに慣れれば雨でも飛ばせます!!



ライフ:
(自身のブログのため細かい情報の記載は多めに見てください)
100均のノギスで計測しているので、小数点以下の数値はかなり怪しめ。

2012年8月28日 N9000装着: 新品溝:7.8mm 
走行距離:59249Km
2012年11月11日 フロント:6.3mm リヤ:7.0mm  走行距離:62073Km(2824Km)
 → 前後ローテーション実施。
2013年1月12日 ナンカンSN-1(スタッドレスへ)  走行距離:63757Km

・約5か月弱、Total: 4508Km走行でのライフ:(扱い方:激、フロントはホイルスピンさせまくってた)

ローダウン有り、アライメント無し。のため方減り有り。上記のとおり前後ローテーションは1回。
新品時のタイヤ溝:7.8mm
タイヤに貼ったテープの
矢印方向がOutside方向

右前:(Inside方向から)6.6mm ・ 6.2mm ・ 6.2mm ・ 6.2mm
左前:
(Inside方向から)6.7mm ・ 6.5mm ・ 6.2mm ・ 6.2mm
右後:(Inside方向から)6.7mm ・ 6.3mm ・ 6.3mm ・ 6.5mm
左後:
(Inside方向から)6.5mm ・ 6.3mm ・ 6.2mm ・ 6.5mm

この感じなら20000Km以上は走るかなというところでしょうか。
OEM品のポテンザなら5万Km走るけど、市販ポテンザなら同様のライフじゃないでしょうか。
コストパフォーマンス性で見るとポテの1/4。

このタイヤを選らんでも有りか、無しかと判断するのには
価格差の代償としてサイドのグニャリを受け入れられるかどうか。自分としては無しかな。
↓リヤ側:一度前後ローテーション有り。

タイヤについてるう○こみたいのはパンクの修理跡。
わずか5000Kmに満たないのに4本中3本が釘ささりパンク。
トレッドのユニークな溝がゴミを拾って離さないんでしょうか。
修理代で1本新品変えてしまう価格。まぁ、釘を刺されるタイヤというオチで。



独自で勝手な総合判定
:
グリップはそこそこ一流品にせまる勢いなのに、サイドのグニャリがB級品以下なため、バランスが悪いタイヤであり、正直タイヤの評価に至らないレベルかなというのが自分としては正直なところ。
他のメーカーのアジアタイヤも試した上で評価をしたいが、とりあえずネクセンシリーズのフラッグシップであるN9000でこのレベルなので、NEXEN製はもう買うことは二度と無いだろう。

ローダウンしすぎで脚が硬すぎになってしまってたり
ファミリーユースで硬いタイヤを好まないとか、車はタダの脚という考えの方においては乗り心地の良いタイヤに感じるのであろう。
ネットでの評価で、国産より乗り心地が良くなったと書いている方は、非道なサイドのグニャリに騙されてしまっていると思われる。

自身のように車の挙動を感覚的に楽しんでいる方には絶対にお勧めしないタイヤです
同様のポテやネオバを維持出来ない人は他のアジアをお試しください
自身と同様に硬さ・ハンドリングを優先している方はこれらを覚悟の上で購入してください

長文を最後まで読んで下さった方、有難うございます&ご苦労様でした。
同様に硬いタイヤ・クイックなハンドリングが好みで、他のアジアを試された方、情報をお寄せください。


以下、おまけ。
右二本がNexen N9000 225/45R18 RX8-TYPE Sのアルミ(8.0J)夏用
左二本がNankang SN1 225/45R18 アテンザ23Zのアルミ(7.0J)冬用
次はナンカンSN-1(スタッドレス)の冬の雪道でのレビューを掲載します

エストレアのレストアはその次にて掲載予定です♪

Posted at 2013/03/25 17:18:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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電装系ロイヤルストレートフラッシュあちこち故障出まくったので益々不安なメルセデスです

停車発進直後にレーダー誤発報しエンジン停止して暫くエンジン掛かりませんでした

いつも焦る車です」
何シテル?   03/03 19:53
ド素人の自分の無駄な挑戦&経験や失敗をブログを見て救われる(笑って貰える)方がヒトリでも居れば・・と思いみんカラを始めましたが、最近お歳のせいか、自分の備忘録と...

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