
11/4(土)の早朝、「ZなMな会」繋がりのウルフさんがZ4Mに搭載したメカ式LSDを体験させてくれることになり、ついでに前回の981Spyderに続き、今回はEvoraとの試乗比較をすることになりました。
クルマ好きにとって、興味深いクルマは多々あるけど、ジャンル違いや、スペックが大きく異なるクルマを比較しても面白くありません。
今回の比較は、車重 Z4: 1430kg、Evora: 1440kg、出力 Z4: 343ps(ウルフさんのはロムチューンで380ps?)、Evora:350psで動力性能はほぼ互角。タイヤ Z4: Pilot-4、Evora: P-zeroでグリップ性能も大差無し。その他のスペックは、Eng配置/駆動 Z4: FR、Evora: MR、前後重量配分 Z4: 50%-50%、Evora: 35%-65%、過給機 Z4: NA、Evora: S.C. と大きく異なり、性能は近くてもかなり性格が違う2台で、その比較にワクワク感があります。
クルマ試乗の印象って、サーキットを走って速いと感じても実際のラップタイムは遅かったりすることもあるし、同じラップタイムでもコーナーが速いクルマ、直線が速いクルマ様々です。同じコースで2台のクルマを続けて運転しても、何か一部分の強い印象があると、それに惑わされて本質的な各所の評価に迷いがあり、自身でZ4MとEvoraを所有していても、良く分からない部分がありました。
今回、近い速度域でクルマを運転する友人とこの2台を交互に乗り換えて連ねて走る機会に恵まれ、相手を見ながら細かい挙動の違いを感じ取ることができました。
試乗コースは、もみじロード~88号~安房グリーンライン。このような理想的な環境下で比較した結果、
まず、コーナーに向かってのブレーキコントロールはZ4Mの方が初期制動力が強い割に少し長めにブレーキングを残し易い気がしました。(ウルフさんのZ4MはBrembo仕様だからかなぁ。)
コーナリングでの向き変えはEvoraが圧倒的に早く、短い距離と言うよりも瞬時に向きを変える印象です。(前荷重にすると前後重量バランスからは考えられない程オーバーステアにコントロールできて超楽しいけど、スピンまでの余裕が短いかもしれません。)だから、クリップポイント近辺から加速に移る時のステアリング戻し操作量はEvoraの方が大きくなります。少しウェットな路面でもZ4Mはコーナリング中に安心感があってコントロール性が良いと感じたのはウルフさん自慢の機械式デフの効果が大きいと思います。
クリップポイント直後の立上り加速はZ4Mの方が良いですが、その後の伸びはEvoraの方が良いような気がしました。
何といっても大きな差はエンジン操作フィーリングです。正にアクセル操作量に直結したような反応してくれるBMWのS54に敵うエンジンはありません。トヨタのアルファードと共通の2GRはブリッピング操作の反応がイマイチで、シフトダウン時に回転を合わせるのが困難でストレスになります。(排ガス制御の影響なのかも。)
ウルフさんは、最初、ロータス独特のペダル配置に戸惑ったと思いますが、直ぐに慣れて全開で操ってくれました。彼の感想は、シフト切替感覚はEvoraの方が良い。Evoraのサスは若干柔らかめなので、もう少しハードでも良いとのことでした。
楽しい時間を共有してくれたウルフさんに感謝です。
Posted at 2023/11/06 22:30:03 | |
試乗 | クルマ