今日は、遅めの夏休みをいただいたので、半分思いつきで高知へ行く
ことにしました。
高知には、2地区の重要伝統的建造物群保存地区があるので、それを
目指すこととしました。
高速を降りてからの高知県内までを走破した、国道55号線は、室戸市
まで120キロほどありましたが、それなりに楽しめました(^_^;)
そうこうして着いたのが、室戸市吉良川町にある在郷町。
この町並みを訪れたのは2回目でしたが、町並み愛好家としては走って
いる国道沿いに位置する町並みをスル―することはできませんでした。
この町並みは、江戸時代に形成された町の形態をよく残し、主屋・蔵・い
しぐろ等は土佐地方の特色ある歴史的景観をよく伝えています。
次に向かったのは、室戸市吉良川町から30キロほど離れた、安芸市の
土居廊中です。
こちらは、戦国時代に築かれた安芸城の武家町で、江戸時代に町並み
が形成されました。町割や道路の形状は江戸期以降、大きな変化がない
そうです。江戸時代以降に建てられた主屋や土蔵、蚕室などの建造物が
よく残され、武家地特有の特色ある歴史的景観をよく伝えています。
この後、三菱の創始者、岩崎弥太郎の生家を訪れました。この町並み
からは歩いて向かったのですが、2キロほどあり往復して時間と体力を余
分に消耗してしましました。
なので、このままゆっくり帰ろうかと思いましたが、せっかくなので、1つ
くらい観光しようと思い、桂浜にある坂本龍馬記念館を訪れました。
坂本龍馬、あまりにも有名ですが、その生涯はとても短かったですよね。
「竜馬がゆく」の著者である司馬遼太郎氏は、その著書で龍馬の生涯を
うまく表現されていますので、引用させていただきます。
~引用~
”天に意思がある、としか、この若者の場合、思えない。天がこの国の歴
史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、その使命が終わった
とき惜しげもなく天へ召し返した。……しかし、時代は旋回している。若者
はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押し開けた。”
何とも言えない感慨深げな気持ちで帰る前に休憩することにしました。
向かったのは、レクサス高知店です。
こちらは、今まで訪れたディーラーにはない雰囲気でした。こういうレクサ
ス店もあるんですね。
そんなこんなで、あっという間の1日でしたが、とても充実した高知旅でし
た。次回は泊まりで訪れたいです(^_^;)
総走行距離が3万キロを超えてしまいました・・・。
Posted at 2015/09/12 23:24:46 | |
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