
年末にVVTプーリーからオイル漏れが発生しまして、ショップさんにて緊急でタイベル一式交換してもらってたのですが、先日追加でVVTソレノイド(OCV オイルコントロールバルブ)とカムポジションセンサーを交換してもらいました
特に不具合を感じるとかはないんですけど、もうすぐ20万kmになりますんで、予防整備といった感じです
実は先月のこと、年間で一番寒い時期と感じる日々が続いていたので、LINKでログ取っておこうと思い、朝晩の通勤時(ごく普通の街乗り)のログデータを保存しておいたのですが、改めて確認してみると
VVTでちょっと不自然に感じる部分がありました
ログデータ黄色の縦線辺り、速度は44.3㎞、回転数870rpmということで、この前後10秒間ほどクラッチを踏んで惰性で転がしてます
この時、最下段のVVTシステムステータスがrpmロックアウトになってます
通常の走行時はアクティブ(有効)なんですが、指定の回転数を下回ったということでVVT制御を無効にしますよという感じです
設定で1000rpm以下はVVTを無効にするようにしてあるので、指令通り動作しています
またVVTの目標マップでは、2000rpm以上でスロットル開度15%で進角を始めるよう設定してあるので、この画像にある部分での目標値は0°で推移しています
制御が無効になった場合、最遅角位置に戻るという認識でしたので、下から3段目のグラフの通り、目標値は変わらず0°で実測も0°なんですけど
その後、クラッチを繋いで回転数が再び1000rpmを超えると制御も再度有効になるのですが、なぜか実測が一瞬5°くらい進角しています(下から3段目のグラフ)
その後も徐々に0°に向かっていくのですが、目標値になるまで1分以上は経過しています
まあ別に、体感的に何か違和感を感じるということはないですが
設定や目標値はショップさんの方で指定していますけど、基本設定はtoyota 1JZのまま、PIDもデフォルトにしてあるので、特別カスタムチューニングしてあるということはないです
戻るのに1分かかるというのも、PIDゲインの調整とかいうレベルの話でもなさそうなので仕様なんだろうという気がするのですが、なんせ部品的には25年選手なんで(交換歴がなければ)まずは新品に交換しておいて損はなさそうです
基本的にVVTに関しては、マップ目標値通り追従しているものだと思って、セッティングしてもらった時のまま、自分では特にいじることもなく、ログ確認すらしてなかった
カムポジションセンサーについてもう一つ
以前、ウルトラのスピードモニターを取付した時、車を購入して初めてECUを確認した際、コネクタ差込口が油まみれで不自然に思ったことがありました
調べてみると、カムポジションセンサーの配線を伝ってオイルが流れてくるのだとか
当時は気づかなかったですが、写真をよく見てみると左から2つ目のカプラーにカムポジションセンサーの配線が来ているのですが、このコネクタの周辺のみ汚れが集中していました
交換後に走行してみましたが、ログ、体感で特に変化はなし
LINKの設定で、RPM停止条件をアイドリングより低い500に落とすことで、ロックアウトを回避させてみると顕著なズレはなくなりました
ただ、ほぼほぼ常時アクティブになるので、ソレノイドの寿命とか多少は影響ありそうな気がしますけど、整備書を見ると、元々純正でもアイドル時でパルス発生しててソレノイド稼働させてるっぽいので、たぶん大丈夫な感じです
とりあえず様子見です
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JZZ30 | 日記
Posted at
2025/03/25 01:50:34