ＤＩＹ リバース連動ミラーの取付（トヨタ純正を流用）
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
「リバース連動ミラー」は、シフトをリバース（Ｒ）にすると助手席ドアミラー角度が自動降下して後輪付近を見やすくしてくれるユニットです（リバース解除で元に戻る）。チンクには純正設定なし。
汎用ユニットも市販されていますが、今回は手持ちの「トヨタ純正ユニット」を有効活用します。もちろん、今回のレポートは、汎用品の取付でも参考になりますよ～。
2
本体と配線。配線はトヨタの車種別に専用設計になっているのでギボシ加工します。
写真はギボシ加工後です。写真下は、不要になったカプラーです。
トヨタ純正のリバース連動ミラーは「ドアミラー内にセンサーを組み込むタイプ（一部の車種用？）」と「センサー無しタイプ（多くの車種用？）」が有るようです。
今回は後者の簡単タイプです（私のはトヨタbB用）。
3
全体配線です。配線カット３本（図の赤色）はチンクの配線です。
上側の６つの○はギボシ接続、下側の４つの●は分岐接続（エレクトロタップなど）です。
配線図の「ＩＧ」はＡＣＣでも可、配線図の「リバース」はバックランプの事です。
配線カットのうち、一番下の「※」については加工不要かもしれませんが、トヨタ的には誤動作防止の意味が有るらしいです（左右方向の動き関係です）。チンクでも必要かどうかは分かりませんが、副作用は無いので、この図のようにトヨタと同じ接続を行いました。
備考：トヨタ純正の本品の取付説明書には、詳細な配線データが付属していてギボシ加工すべき線も分かり易く、他車種への流用が容易です。今回のように流用前提でネットオークションなどで入手する場合、取付説明書がきちんと付属しているものが良いです。
4
ユニット側の配線種別は、ユニットの取付説明書に詳細記載あり。
車両側の配線等は、自分で探し出す必要があります！ 特に、カットする配線３本の探索が面倒です。
「リバース ミラー 取り付け説明書」または「リバース連動 ミラー制御 説明書」などのキーワードでネット検索して下さい。汎用品販売店が独自に作って公開している探索方法や説明書が出てきます（大感謝！）。熟読必須。
リンク許可が無いので、直リンクは張れません。
チンクの配線は「ホンダ車タイプ（少数派）」みたいです。
重要：
配線の探索方法をネット公開しているからといって、購入してもいない販売店様へ問い合わせるのはマナー違反。ネット上で得られる資料をとにかく熟読！（パ－ソ・・・社さんの取説をネットで確認、熟読・・・）
5
続いてチンクの車両側の各種配線について。
今回の作業での重要配線（ミラー関係、リバース信号、ＡＣＣ等）は、助手席の左足元付近（ボンネットオープナー付近）で取ることが出来ます。
ねじ２本を外して、助手席のサイドステップカバーを取り外します。
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一応、私のチンクの配線関係の写真を掲載しますね。助手席の左足のところです。
青いコネクタの配線の中にミラー関係が有ります。私のチンクの場合は、カットする３本は灰白、灰、灰黄でした。極性については、前の前のコマに記載の通り、ＰＣ検索と現物探索にて探し出して下さい！（マイナーチェンジ等もあり得ますので、必ず自分で探索を！）
それから、太い束の配線の中に、ＡＣＣ（灰赤）とバックランプ（灰緑）が有ります。これも接続前に十分な確認を！ 間違えるとヒューズが飛びます。経験者！
その他、常時電源とアースは適宜お願いします。
7
接続が完了したら、動作チェックです。エンジンをかけて、ＩＧオン状態で、
（１）シフトを「リバース、リバース以外」に交互に動かして、ミラー連動（上下に動くか）を確認。
（２）シフトを「リバース以外」にして、手動で左右ミラーの調整が出来ることも確認。
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