
二泊三日で稚内に行ってきました。
640iグランクーペでの初ドライブです。
●初日:札幌→名寄
高速で士別まで。
クルコン付きの車を所有するのが初めてのためにその楽さに感動しつつも、ACC付きではなかったことに強い悔しさを感じた移動でした。
高速道路なので路面に不安がなく、剛性が高そうなズッシリとした走り心地と、静かな車内で、楽に名寄まで到着できました。
●2日目:名寄→浜頓別→宗谷岬→稚内
真っ直ぐ稚内に行くのは面白くないので、東側から回り込んで宗谷岬経由で稚内へ。
気温が高く、道にシャーベット状の雪がちょうど走行ライン右タイヤ上にあることで安定して直進ができず、少しドキドキしながらの運転。
猿払越えてからの景色が普通ではなく、荒天と相俟って魔王の城への道程のようで絶景でした。
●3日目:稚内→ノシャップ岬→オロロンライン→留萌→深川→札幌
往路と同様、真っ直ぐ帰っても面白くないので、今度は西側ルートを選択。
往路のオホーツクライン(国道238号線)とは趣の異なるオロロンライン(道道106号線)は、生命の息吹を全く感じられない「何もない感」が非日常的で、その中をほぼ真っ直ぐに貫通する道を走りながら異世界に迷い込んだかのような錯覚に陥る、これまた絶景。
初山別辺りからブラックアイスバーンに悩まされ、今までのカーライフの中で運転に最も恐怖を感じました。
何故かと考えながら走っていましたが、主に車の重さからくる「止まらなさそう」感と、外の騒音が入ってこないことによる「滑りそう、滑ったといったインフォメーションを音で感じられない」ことによるものなのかと、一先ずの結論に至りました。
RWD車は、5年前までMR-Sに乗っていたので不慣れではないはずですが、MR-Sは640iGCに比べて半分程度の車重と、幌を通り抜けてくるたっぷりの音のインフォメーションがあり、その点においては正に真逆であり、だからこその不慣れなのかな、と。
走行モードは、ECO PRO(DSC)とTRACTION(DTC)の双方を使い分けてみたんですが、どの程度のアクセル開度でホイールスピンを起こすのかがイマイチ伝わってこない前提においては、どちらであってもホッとすることはありませんでした。
深川から高速に乗った後は初日同様に楽だったのと、札幌市内の圧雪路でも上記のような恐怖は感じることはなく、翌日である本日も同様でしたので、また改めて低μ路を走る際に意識してみようと思っています。
3日目のトラベルボードコンピュータ。

走行距離:349km
燃費:13.0km/l
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Leben in Sechser | 旅行/地域
Posted at
2018/01/04 18:31:36