2012年12月26日
今回はnobugun の”好きなクリエーター達part5” ということで宮崎駿 を紹介します。
宮崎駿作品で最初に出会ったのは太陽の王子 ホルスの大冒険 1965年でしたね、まだファンタジーという言葉すら知らない時代でした。
次に見たモノとしてはパンダコパンダ 1972年だったでしょうか(ゴジラ映画と同時上映にて観る)、日本で初めてパンダという動物が見られるようになり、その可愛らしさは大人気で、まあそれに便乗した作品ではありますが、なかなか面白かった記憶があります。
私は知らなかったのですが、彼は視聴率が低調だったTVアニメ、ルパン三世 1971年の仕事を、途中から引き受けることになったそうです、どうりでモンキーパンチ版と違う訳だ。
これを機会に彼は色々なテレビ作品に関わるのですが、ここにザッと挙げてみました。
赤胴鈴之助 1972年フジテレビ
ジャングル黒べえ 1973年毎日放送
侍ジャイアンツ 1973年よみうりテレビ
アルプスの少女ハイジ 1974年フジテレビ
フランダースの犬 1975年フジテレビ
母を訪ねて三千里 1976年フジテレビ
凄いでしょう・・・、有名作品が目白押しですね、そういえばキャラの顔が皆似ていたりして、そして風景や空や雲の描き方など、どれも似ていると思うんですけど皆さんはどう思われますか?。
次に未来少年コナン 1978年NHKです、後に宮崎アニメと呼ばれる作品群の原点とも言えるもので、この作品に衝撃を受けアニメーターやアニメ演出家となった者はかなり多いそうです、これは宮崎作品の中でも私の好きなベスト3に入ります。
続いて超有名作品の映画ルパン三世 カリオストロの城 1979年、銭形警部の最後の言葉「しぶい!、しぶすぎる!!。」
因みに私の好きな宮崎作品ベスト2です。
そして1985年に徳間書店の出資を得てスタジオジブリを創立・・・。
後半に続く
Posted at 2012/12/26 22:15:16 | |
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趣味 | 音楽/映画/テレビ
2012年12月12日
またまたnobugun の”好きなクリエーター達part4” ということで今回は、 大友 克洋 を紹介します。
まず彼の描くキャラクターは個性的です、例えば日本人をまったく美化せずに、見たままアジア人的な容姿(細い目、低い鼻、短い足、小さい乳房【女性】)であり、これは男はかっこよく、女はかわいらしく描くのが当然とされていた漫画界において異例のことでした。
そして、老人を描く際に只単に皺(しわ)を入れるというような方法でなく、骨格から皮膚のたるみまで老人として表現するデッサン力、建物を様々な角度から正確な遠近法で描き出す描写力、写真や映画などから影響を受けた光学的な表現方法などは、誠にすばらしいものです。
大友の作品ではしばしばキャラクターのいない、風景だけが大写しにされたコマが続けて描かれますが、風景を物語の説明的な背景として使うのではなく、風景だけで何かを語らせる方法はそれ以前の漫画にはない新しい手法でした。
ここで彼の関わった作品を紹介しましょう。
AKIRA1988年
原作・監督 - 大友克洋
近未来の荒廃した世界を描いたSFであり、緻密でリアルな描写や演出などが話題の作品。
主人公・金田正太郎 率いる暴走族仲間の島鉄雄 が、暴走中に超能力少年タカシ と関わる事故を起こしてしまう、事故をきっかけとして鉄雄の中に超能力が目覚めはじめた、能力者となった彼はもはや以前のようなおとなしい少年ではなく狂暴な性格へと変貌していく、ついには自分の意志とは関係なく暴走する能力を制御できなくなっていく事に、果たして金田は鉄雄を止めることが出来るのだろうか、そしてアキラとは一体・・・、息をもつかせぬ展開でエピローグへ。
タイトルのAKIRA は大友自身がファンであり影響を受けた映画監督黒澤明 に因んだもの。VIDEO
老人Z1991年
原作・脚本・メカニックデザイン - 大友克洋、キャラクター原案 - 江口寿史(ストップ!! ひばりくん!、すすめ!!パイレーツの作者)のコンビによる制作。
看護学校に通うハルコ はボランティアで高沢老人 の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボットZ-001号機 のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。
見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗し、実習先で知り合ったハッカー老人らに助けを求める、その後高沢とZ-001号が融合?してしまい暴走するのだが・・・、物語は意外な展開に。
VIDEO
スプリガン1998年
原作:たかしげ宙、作画:皆川亮二による漫画を、大友克洋が総監修したアニメーション映画。
はるか超古代、現代を遥かに上回る科学力を持つ文明が存在した。ある遺跡から発掘された金属板に、その超古代文明の人々からの警告が記されていた。
『我々の残した遺産を、悪しき者より守れ』
そのメッセージに従い特殊組織アーカムは、彼らの遺産(オーパーツ)をあらゆる権力から守り封印するチームを結成、アーカムのトップエージェントはスプリガン と呼ばれる。
超古代文明の研究により、賢者の石を触媒とした精神感応金属(オリハルコン)や、通常の30倍以上の筋力を発揮させる防護パワードスーツ(A.M〈アーマード・マッスル〉スーツ)など数々のオーバーテクノロジーを使い、トップ・スプリガン御神苗 優(おみなえ ゆう) がオーパーツを我が物と狙う米国と戦うのだが、米国側のある人物が独断専行にて思いも依らぬ行動へと・・・。 VIDEO
Posted at 2012/12/12 14:30:50 | |
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趣味 | 音楽/映画/テレビ
2012年12月06日
外国人に、「日本と聞いて何を連想しますか?。」と問い掛ければおそらく、「フジヤマ、スシ、そして、ニンジャ 。」ではないでしょうか。
黒装束(くろしょうぞく)、背中に背負った忍刀、手裏剣、忍法、火薬、等nobugun も幼少の頃忍者には憧れましたよ。
忍者と言えば”白土三平” この名を挙げなければ成りませんね、彼の忍者漫画は実際可能であるかはともかく、登場する忍術に科学的・合理的な説明と図解が付くのが特徴であり、荒唐無稽(こうとうむけい) な技や術が多かったそれまでの漫画とは一線を画するものでありました。
彼のテレビ放映作品
少年忍者 風のフジ丸 1964年放送
赤ん坊だったフジ丸は、母が野良仕事をしている最中にワシにさらわれる、風魔十法斉率いる忍者集団の風魔一族に助けられ、少年忍者として成長する、しかし十法斉が冷酷非情の人間であり、大量殺傷兵器の製法を記した「龍煙の書」を手に入れて天下を支配しようとしているのを知り、これを阻止しようと風魔の忍者たちと死闘を繰り広げる、フジ丸の名はスポンサーの藤沢薬品から。
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サスケ 1968年放送
父、大猿大助とともに流浪の旅を続けながら、徳川方の刺客達との戦いを通じて成長していく甲賀流の少年忍者・サスケの活躍を描く物語、かわいらしい容姿とは裏腹に情け容赦ない忍の技で敵を死に至らしめる、当時の私には中々ハードボイルドな内容でした。
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忍風カムイ外伝 1969年放送
非人部落の出身。自由と誇りを求め忍者になる。しかし、忍者の世界の非情な掟になじめず抜け忍になった。住むところや職業を転々としながら追及を逃れる日々、変移抜刀霞斬り(へんいばっとうかすみぎり)、飯綱落とし(いづなおとし)、十文字霞崩しなどの必殺技を駆使しながら追っ手の忍びを撃退していく、追忍から身を隠すため「三郎」「サブ」とも名乗る。
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忍者作品で、もう一つ忘れてはならない作品といえばコレですね。
横山光輝 作品のテレビ版
仮面の忍者 赤影1967年放送
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた、それを信じない者は恐ろしい祟りに見舞われるという、その正体は何か、藤吉郎は金目教の秘密を探るため飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ、その名は。」
「赤影参上!。」 というオープニングで始まる忍者活劇。
原作は正統派の忍者漫画です、しかしテレビ特撮版は巨大怪獣(ガマガエル)、近代兵器にも似た各種絡繰(からくり)、UFOみたいな・・・、等何でもありの世界観で、最初は何かなーと思いましたが、まぁおもしろいからいいかーって。
赤影
主題歌で「どんな顔だか知らないが」と歌われているが、一般民に変装している時は素顔をさらしとるじゃん。
白影
「影」と書かれた巨大な凧に乗る白髪の壮年?忍者。
青影
小鼻に親指を添え他の指ををパッと拡げるジェスチャーで「がってん、しょうち!。」や、「だいじょうぶ!。」など、相槌(あいづち)を打つ、少年忍者。
おっと、忍者ハットリくん忘れてました!、ん?、まだあったような・・・、そう、怪傑ライオン丸(仮面ライダーの時代劇版?)なんてのも・・・。
Posted at 2012/12/06 20:40:00 | |
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趣味 | 音楽/映画/テレビ