M3を買ったのですが、そういえば結構BOSEにはお世話になっているなぁと思い、過去のBOSE歴を思い出してみました。
■高級スピーカーとして「水の中で鳴るスピーカー」「NASAが採用してスペースシャトルに採用」などの伝説の載ったカタログを枕元に置いて毎晩涎を垂らして見ていた高校時代。
■101MM(友人購入)
友人がSONY OEMの101を格安で購入。訳あってしばらく借りていた。その音に感動を受けつつも高域の物足りなさを「BOSEの音」と認識。
■501-アクーティマス理論低音再生(データ見つからず)
新しもの好きの僕は、501のシャドゥスピーカーに魅了され、金欠にもかかわらずクレジットで購入。これが初BOSE。小さなサテライトスピーカーと、何処に置いてもいいシャドウスピーカーの組み合わせの元祖。サテライトスピーカーはもう無いがシャドウスピーカーは押し入れに健在。
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1060Ⅱ-車載用スピーカー
車載スピーカー選定時に、フロントドア用の2WAY、1060Ⅱに出会い、衝動買い。でも車の盗難とともに無くなってしまった。2号車でも同じスピーカーを捜すが、BOSEはすでにカーオーディオから撤退。
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Media Mate II-PC用マルチメディアスピーカー
秋葉原の量販店にMedia Mate IIが山積みになっていたので12,000で購入。PC用スピーカーとして大満足の高音質に、いまだ現役で愛用中。
■QuietComfort-ノイズキャンセリングヘッドホン
初期型のノイズリダクションに感銘を受け、購入。後にアメリカ出張が重なる際、飛行機の中で使いたくて買ったのに片チャンネル聞こえなくなってしまい、修理が間に合わず旧機種をヤフオクにかけることにして
QuietComfort3を購入。しかしアメリカ国内線で荷物チェックの際にケーブルを紛失。ラスベガスのアウトレットのBOSEショップで購入を試みるも在庫はないからサポートに電話しろと冷たい返事。帰りの飛行機はタダの耳栓と化す(涙)。イヤーレシーバーの上からヘッドホンをしてPCのDVDを見るという技で凌いだ。
帰国後QCを修理に出すと、高密度すぎて修理不能なので新品にするしかない、色が変わるが、修理代は\8,000で良いかと言うことなのでOKしたが、最近になって手元に来たのは
QuietComfort2だったことが判明。結果的に密閉型(2)とオープンエア型(3)の2機種が手元に残り、どっちを売るか、両方残すか思案中。
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M3-Micro Music Monitor
ノートPCの音質の悪さに辟易していたので、持ち歩きできるスピーカーを捜していたところにM3発売。BOSEショップで音を聞いてびっくり。値段にもびっくり(笑)。ずっと狙っていたのだが、この春、黒モデルの投入を機にボーナスで購入。アメリカでもしかして安いかなと調べてみるが、M3は日本国内限定モデルのようで、店員は存在さえ知らなかった。
思えば、私はBOSEの音質より、その技術に魅せられているように思います。反射音響を使った微妙な高音質(笑)よりも、最近のデジタル技術を使った音作りの方がはっきりと違いがわかりますし、音の方向性も私の好みに近くなっている気がしますね。でも「水の中で鳴る」基本技術の上に最新技術が構築されているわけで、それが私がBOSEを好む最大の理由なんです。
話は飛びますが、簡単に言うと音は、波なのですが、アナログの世界で高い音をカットするには(ハイパスフィルター)コンデンサを、低い音をカットするには(ローパスフィルター)コイルを使います。
実は、車が路面から受ける振動も波な訳で、ハイパスフィルターがスプリング、ローパスフィルターがショックアブソーバーだと考えると、音の世界と非常によく似ていると思います。
BOSEは、音で培った技術を応用し、スプリングもショックも使わない、電磁式のサスペンションを開発しているようです。いわゆる「アクティブサスペンション」な訳ですが、堅さの調整だけでなく路面の凹凸から来るノイズも、効率的に吸収し、乗り心地も良くなるという、すばらしいアイディアです。
すでにBMWの実験車に搭載されて走行試験が行われているそうですが、こんなサスペンションが発売されたら・・・買っちゃいそうで怖い自分がいます(笑)
Posted at 2007/06/05 20:14:03 | |
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