2009年08月16日
今年の夏休みは、30数年ぶりに両親と旅行をしました。
iQで800kmあまり・・・両親も疲れたでしょうが、家を出て以来これだけの時間いっしょにいたのは初めてです。富良野、美瑛、小樽、札幌と、こっちの方は別の日記に書くとして、この夏休みは映画4本でした。
■G.I.ジョー
なんでGIジョーなんだか不明(笑
アクションとして中身は楽しめました。
マーベルじゃないけどそんな感じ。受けたら続編もあるかも、と言う終わり方。
■ナイトミュージアム2
うーん、ちょっとやり過ぎじゃないかと。
終わった後、「それはないだろ」って感じ。ま、楽しめることは楽しめるんですが、ネタは前回出きっているので、前作を懐かしみつつ、キャラクターが悪ノリしまくるっていうパターンですね。
グレムリン2ほどじゃないけど。
これはすでに予告に出ているのでネタバレにはなりませんが、博物館に展示されていた
ダースベイダーとセサミストリートのオスカー(ゴミ箱に入ってるヤツ)が、悪の仲間になろうとして役立たずでクビになるところは、腹を抱えて大笑いしましたけど。
■トランスポーター3
素直にアクションとしておもしろかったですね。ま、あれだけのドライビングテクニックを持った人がオートマは無いんじゃないかという疑問はありましたが(笑
終わった後、ダースベイダーが善人になってしまったような喪失感がありました。
そこはクールに突き放すのがハードボイルドだろうが!!!
■サマーウォーズ
イヤー面白かった!
といっても、インターネットとか、SNSとか、仮想世界とかよく知らないとおもしろみは半減するかもしれません。あと花札(笑)僕も花札知ってればさらに楽しめたかも。
過去の映画でも、ネット上の仮想世界を取り扱ったものはありますが、デジタルデータじゃ映像にならないので、イメージを擬人化したりするんですが(TRONとか)今回はSNSのアバターというカタチでキャラクターを扱いますし、アバターのバトルは、仮想世界の中に格闘ゲームがあるという設定で、わりとリアルに違和感なく感じられます。ネット内で出来ることについても、あり得ないことは描かれていません。ま、現実の方が近づいてきたって言うことなんでしょうけど。
ネットの評価を見ると、アバターの辺が現実感乏しいというのが散見されますが、この方々はネットの仮想世界について余りご存じないのでは。
あと人間ドラマとして、僕の意見
ネタバレじゃないけど見ようと思う人は読まない方が良いです
夏希センパイをもっと、こう、学校一番のアイドルとして、主人公の健二の憧れを印象づける導入があっても良かったんじゃないかと。絵がけっこう平凡なので、顔だけ見て「あ、美人/カワイイ」という感じじゃないんですよね。
あと健二はどんな部活なんでしょうか。学校でOZという仮想世界のメンテのバイトしてるんだけど、パソコン部?なんで夏希センパイみたいな人がここでいっしょに実家に行ってくれるバイト探すのかな。夏希センパイってパソコン部なの?学園一のアイドルはパソコン部なんかに所属しないわな(笑
センパイがアイドルで、高嶺の花で、主人公が憧れていて、そういう描写とか、健二が選ばれるのにビックリ仰天なシチュエーションがあって、あこがれのセンパイと2人で旅行に出れば緊張でカチコチになるだろうし、待ち合わせでセンパイより後に来るなんて考えられないし、そう言う描写がもっとあって、健二の先輩への想いが家族に触れて変化していくとか、そういう流れだったらもっともっと感情移入できてすばらしかったんじゃないかと思います。
健二は、センパイは美人だけどでもどうでもいいやって雰囲気だから。だからラストで「好きです~」って叫ぶのが唐突。
ま、センパイの「ありがとう、うれしい」に至るまでの感情の変化は、何とか描こうとしていたみたいだけど。
すっごくおも白かったけど、惜しいな~ってのが素直な感想です。
Posted at 2009/08/16 14:58:59 | |
トラックバック(0) |
映画 | 日記