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4月26日、
ポテンザ＆プロドライブカップ　バトルオブリミット
2014年シーズンの第１戦に参加してきました。




筑波1000を走るのは
この時以来なので約半年ぶりですね。


昨年からの変更点はブレーキパッドとタイヤ銘柄の変更くらい。



タイヤは「RE-11A　F245・R255」から、「ZⅡスタースペック F245・R245」への変更なので、
タイヤだけでどの位フィーリングが変わるのかを確かめる良い機会でした。

それに折角の新品タイヤ１発目、卸すならこういうイベントしかないでしょうｗ


天候は晴天、雨の心配無し。

早朝は若干肌寒かったですが、
日が昇ってくると汗ばむ位でした。


そして臨んだ朝一１本目。


正直予想以上の変化でした。

タイヤが全然滑りません。

２年前、純正タイヤからいきなりZⅡに履き替えて、
ラップタイムが一気に３秒縮んだこの時以来の衝撃ですｗ


コーナー立ち上がりのテールスライドや
最終コーナーでのアンダーに悩まされていた昨年の走りは一体何だったんだ！？と思える位、
タイヤが路面に食いついてくれて、狙った走行ラインをトレースできます。

走行後半にタイヤがタレ気味になっても、
大幅なグリップダウン・タイムダウンは無し。


いや、ここまで来ると違いは歴然でしょう。
自己ベストもあっさりと0.6秒ほど更新できましたし・・・＾＾；




しかしここで新たな問題が浮上。

今まではレブリミットぎりぎりからコーナー進入への減速に繋げていたポイントが、
コーナー立ち上がりで早く踏めるようになったぶん、
まだもう少し加速できるのにレブリミッターに当たってしまい、
４速へシフトアップするかしないか微妙になってしまいました。

そんなポイントが２箇所ほど。
２コーナー～３コーナーヘアピン前の区間と、
インフィールドヘアピン立ち上がり～最終コーナー前洗濯板までの区間です。

４速へシフトアップしてもすぐにシフトダウンするようになってしまうわずかの区間ですが、
どちらにするか迷って、２本目・３本目も試行錯誤していました。

インフィールドの複合ヘアピンも、２速で立ち上がってすぐ３速に入れるか、
３速のままでいくか、悩みどころでしたね。


各コーナーでのシフトポイントも何通りかテスト、
減衰もちょくちょく変えてみたりしてみましたが、
日が高くなるにつれて路面温度と吸気温度も上昇し、
タイムもあまり伸びなくなってきました。

午後のタイムアタックでは朝１本目ベストの0.3秒落ちで終了。




結果としては86/BRZクラス参加車両全７台中４番手でした。
トップタイムのArrowsさん86(章典外)は１台だけ別格の速さでしたね。＾＾；


私としては当日やれる事はやったつもりでしたが、
帰宅してデータロガーと車載を確認してみたら、
シフトポイントも今まで通りのほうが良かった場所もあり、
当日中でもまだまだ詰められる余地があったと再認識。


＜比較動画はメインが１本目走行、左下の小窓はTA走行＞

３本も練習走行があったのにそれに気付けないとは
文字通り、まだまだ詰めが甘いですね～＾＾；

Rd.2までは間隔があり９月の開催、
それまではおそらく筑波1000は走らず、
他のコースをちょくちょく走っていると思いますが、
次走に生かせるようにします。＾＾


ともあれ今回もこのイベントでお会いできるサーキット好きの方々と交流や
同車種同士で走行できて楽しく過ごせました。＾＾



ZⅡスタースペックの印象ですが、
タイヤの溶け方を見るに、ZⅡよりも減りは結構早そうです。



スタースペックのほうが間違いなくタイムは出るでしょうけど、
多少アンダーが出てもタイヤのグリップで強引にでも行けてしまうので、
練習走行で消耗してしまうのはちょっともったいない気が・・・＾＾；　

あとはあまり滑らないのもちょっと面白みに欠けますし、
車載動画も地味になってしまいますねｗ

最低でも１シーズンは持って欲しいので、
このタイヤセットは本番用として多用を避け、
普段の練習には今まで通り225のZⅡで走るつもりです。


ブレーキパッドの銘柄変更も筑波1000・茂原においては良い感じです。
初期制動はHC+よりも強いので、効かせたい時にガツッと効いてくれるので私好みです。
減速Gが一気にかかるぶん、ペダルリリース時の挙動の戻りも大きいので、
ブレーキの踏み方も一層気を使うようですが、
特性を理解すればそこまで気にならないレベルかも。

あとはFSWを走ったらバーツレビューにまとめようと思っています。


TOPの走行写真は見学にいらしていたjzasenkichiさんに撮って頂きました。
毎回ありがとうございます！




140426　筑波1000　　走行中　温度平均値

１本目
　　　　油温　116度　　水温　96度　　吸気温度　25度

午後タイムアタック
　　　　油温　119度　　水温　97度　　吸気温度　30度