●RSF01A
http://www.project-mu.co.jp/ja/products/pad_rsf01a.html
許容温度域 200~900℃
摩擦係数 0.41~0.49μ
●RSR02
http://www.project-mu.co.jp/ja/products/pad_rsr02.html
許容温度域 200~800℃
摩擦係数 0.45~0.58μ
プロジェクトミュー タイプHC+ からの交換。
タイプHC+も悪くは無かったのですが、
ワイドタイヤ装着時、このコーナーはもっと一気に減速したいという状況で
もう少し効いてくれればという気持ちがあったので、
グレードアップしてみました。
このパッドは86/BRZワンメイクレース向けとして専用開発された物で
他車種の設定はありません。
フロント用がRSF01A、リヤ用がRSR02となります。
「※車検対応品ですが、競技車両専用のため一般公道でのご使用はお控えください。」
とメーカーHPでの注意書きがあるようにサーキット走行前提でのパッドですが、
街乗り等の低温時でも効きが悪い訳ではなく、普通に踏んだ分だけ減速してくれます。
低温時での効きの弱さというとHC+のほうがよっぽど効かない印象でした。
※(私個人の印象です、あくまで自己責任で使用して下さい)
サーキット走行等ではコースイン後の慣熟走行で
ある程度熱を入れておく事が必要になりますが、
先日の群サイ走行のような、慣熟なしでいきなりフルブレーキングするような状況でも
効きに不満はありませんでした。
ローター攻撃性は結構高いほうではないでしょうか。
新品ローターを同時に入れましたが、サーキット走行5・6回程で
そこそこ溝が出てきました。
パッドの減りは特に激しい訳でもなくスポーツパッドの標準的な消耗度合いかと。
冷間時・街乗り等ではダストも少なく、
高温時のハードブレーキングではそこそこダストが出ますが、
多すぎという程でも無いですね。
鳴きはそこそこあります。
冷間時に鳴く事はあまり無いですが、高温時の鳴きが顕著ですね。
でも不快では無く、むしろスポーツバッドを使っている感が出るので
個人的には問題無しです。
効きに関しては大満足レベルですw
HC+との比較ですが、熱入れした上でのフルブレーキからの初期制動は
あきらかにHC+を上回っています。
ブレーキングポイントを今までより奥に設定する事ができました。
筑波1000の3コーナー進入・最終コーナー手前のブレーキでも安心感が出ました。
FSWストレートエンドからのブレーキも100メートルちょい手前の看板あたりまで粘れます。
連続使用時のブレーキタッチの変化も、今のところはほとんどありません。
HC+使用時には踏み心地が怪しかった状況でも
タッチが変わらず使えていました。
これに関してはパッドの残量の兼ね合いもあるので、
引き続き検証してみます。
そして大きな減速Gが発生する分、
減速の為のブレーキから、曲がる為のブレーキに切り替える際の
ブレーキペダルのリリースにより気を使うようになりました。
一気にリリースしてしまうと、シーソーのようにフロント荷重が一気に抜け、
とたんにアンダーステアになる状態がHC+よりもシビアに感じられました。
そのあたりは使っていくうちに慣れていくしかないですね。
86/BRZ専用パッドという事ですが、
キャリパーをグレードアップしている86/BRZには当然使えません。
ワンメイクレース向けという事で、
高負荷での連続走行にも対応できるスペックはあるのでしょうけど、
キャリパーやフルードの熱容量等もありそうですから、
このパッドだけで耐久レースOKという事も無いですよね。
そもそもワンメイクレースに出る選手の方々は、そのあたりの負荷も考慮した上で
走行ペースを管理しているでしょうから・・・
●以下、個人的な比較です
RSF01A・RSR02 HC+ タイプR
初期制動力 9 7 4
トータル制動力 9 8 5
コントロール性 4 7 9
減りにくさ 5 5 6
耐フェード性 8 7 4
ローター攻撃性 9 7 4
鳴き(冷間時) 5 6 5
鳴き(高温時) 8 5 3
ダストの多さ 6 7 7
サーキット満足度 9 7 5
街乗り満足度 7 6 9
10 (大きい) ← → 1 (小さい)
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク