今日はタイムアライメントについて考えてみました。
タイムアライメントとは、各スピーカーから出る音の時間差を利用して音場を形成する技術です。 みなさまご存知の通り。
ただ言ってみれば、これは錯覚であり嘘な訳です。 そしてその嘘は車内に鳴り響く反響音で露呈します。
であれば、その嘘を完全に無くす…というのは設定上無理なので、なるべく小さな嘘になるよう調整してやりたいと思います。
※今回のテーマは私のごく個人的主観に基づいたものです。
今までの調整方は、メーカーの説明通りに
運転席からスピーカーまでの距離を計り…その距離を基準に時間差を作り調整していましたが、そうするとすべてのスピーカーに時間差をつける事になり、ややこしくなります。
そしてその、ややこしい設定は車内の壁やガラスに反射した雑音となって帰ってきます。
ならばまず、そもそもタイムアライメントを「割合」と捉え、どちらか一方のスピーカーの設定距離を「ゼロ」にしてみました。
たつひこさんからご指摘を頂いた通り、ミッドウーファーとツィーターの数値を「0」にするのは、一般的には良い事ではありません。
そして、これが今回の私のポイントのひとつでもあります。
ダイヤトーンナビの特性上の弊害ともいえるのですが、各スピーカごとにゲインや時間差を弄ると、クロスオーバーのカットオフ点を境に、互いのスピーカーのスロープごとバッサリとずらされるのです。
という事は、ミッドウーファーの時間差を遅らせる、又は早めた場合、ツィーター側のスロープも引きずられて変化する事になりますので、今回はミッドとツィーターの時間差は作りません。
あくまでも、左右のフルレンジスピーカーという考えで調整します。
調整方法は簡単です。
左右スピーカーの距離をまず全て「0」にして音を出し、左のスピーカーの距離を少しずつ長くして、音像をダッシュボード中心付近までもっていきます。
もちろんツィーターもミッドの数値に合わせます。 基本はこれだけです。
今まで難しく考えすぎて泥沼でしたがスッキリしました。
そして、よく基準とされる前方定位ですが、今まではこれに執着するあまり、音のバランスを崩していました。まるで針の穴を通すような、ダーツの的を狙うような音作りが、私は楽しいと思えません。
第一、歌い手に両頬を押さえつけられながら至近距離で歌われるのが心地良いものでしょうか。 好きなアーティストのコンサートに行きましたが、決してそんな聞こえ方はしません。
続いてサブウーファーですが、こればかりはスピーカーと同じ事をしてしまうと、ハッキリ音が遅れますので、ある程度時間差を与えます。

以上が私の考えた合理的な調整です。
あと副産物として、左右スピーカーの極端なゲイン差もつけずに済むようになりました。
最後に。
あくまで私は、心地よい音楽を聴きたいだけであって、調整する行為や機器の入れ替えを堪能したい訳ではないので、このような結論になりましたが、決して相反する方々を否定するものではありません。
楽しみ方は人それぞれですから^_^
Posted at 2014/04/11 08:10:57 | |
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