GP86のブログ一覧

N1レースカーの86でサーキットを走っていましたがいいエンジンが手に入ったので
ある部品で作り変え搭載しました
92エンジンベース　288-10.5リフト　テックアートバルブスプリング　ヴィッツリフターでのインナーシム化　ヨシムラTMR41パイキャブレター　MSD点火　仕様です
年明けにはダイナパックにて軽くセッティングをしたいと思います
　　
ノーマルのN1エンジンです

15日　土曜日仲間内で(86　4台　　ロードスター2台　34GTR1台　)で阿讃サーキットにフリー走行に行ってきました
予報では雨でしたが午後3時まで曇りで最初は少しウェッティーな路面でしたがだんだん乾き
ドライ路面で走行できました
オレンジ86(購入後初走行)を主にメンテしていましたが最初から調子悪くまったく吹けない
FCRキャブ使用ですがいろいろチェックするとデスビ(赤外線デスビで中を加工しているタイプ)中のギアのピンがなくなっていて
点火がおかしくなっていました
そのピンは何処へ(エンジンの中)
デスビはないので終了　

預かっていましたシビック　FD2 タイプRの慣らしも終わりダイナパックにて馬力を測定しました
コンピューターはe-マネージ　アルティメイトとVマネージでセッティング
２４０馬力出ました　ノーマルのFD2が大体２００馬力～２１０馬力なのでまあまあ出たと思います
後はカーボンボンネット取り付けて納車です　

腰下　ヘッドともに組み付けました
腰下は４番ｼﾘﾝﾀﾞｰ少し深い傷があったのでブロック交換しクランク　コンロッドメタル(TRD製)のクリアランス調整しクランクの曲がりが100分の4くらいあったのでほぼ0くらいに曲がり修正しました
オイルポンプには追加のスプリングを入れ油圧を少しあげる加工などしました
ヘッド側はカーボンを落としバルブのすり合わせをしバルブステムシールを新品に交換し
元は２７２－２６４のカムだったのを288-272のカムに交換しシム調整しヘッドを完成
バルタイ調整しエンジン自体はほぼ完成です

先日から預かっていますみんから友達のてるオさんの86のエンジンオーバーホールをさしていただいています
最初の画像は圧縮を図っている所です
1番８　2番8.5　3番９．５　４番８．５
本来の圧縮がありません
次にエンジンをばらした所
ばらしたピストンをサンドブラストにて仕上げました
軽量クランクが入っていました
最後はオイルパンのオイルの片寄り防止の加工です