ぶっ飛び ！ スーパーあずさ さようなら

昨日で最後のお別れということでしたが、そうはいかないのが世の常。
まさか、新宿あたりでプラカード持って、ありがとう！なんて大声で言う…そんな趣味はありません。しかし、仕事を終え、20時前に家を出て大月までぶっ飛び、21時のスーパーあずさに間に合いました。
何が撮りたいか？ もう、撮らなくてもいいのです。静かに自分の乱視混じりの二つのカメラに写せば。ただ一枚だけ撮ってなかったもの、それは、スーパーあずさの側面の行き先表示でした。
ホームのどこでも、人が少ないところで静かに一枚。

5分遅れで大月到着。撮り鉄さんは、10人位いたのかどうか…。言い換えれば、静かに、散らばっていたようです。

さてと、撮影…えっ！
南小谷？それも、半分途切れている。別の号車へ、ここもダメ、次の…まさかのホームを行き来。発車の音楽が鳴り始め…。やっと一箇所、松本行きの表示をみつけ、慌てて一枚。ついでに、南小谷も一枚。

そして、スーパーあずさは静かに消えて行きました。感傷に浸ることなく、有終の美でもなく、最後、もう、直す気も、やる気もなかったのかな。ぶっ飛びでした。

そのまま、とんぼ返りで家に着き、クルマのドアを開けカバンを持ち上げた瞬間、目の前を綺麗な放物線を描く東京ドームの松井のホームランのごとく黒いものが数メートルぶっ飛びました。

何だろうと見に行ったら、カメラでした。

E351スーパーあずさと共に、役目を終えた…ということなんでしょうか。

合掌