2006年07月07日
私には縁の無いような、波乱万丈な人生・・・。
彼は第2次世界大戦も経験した、そんな時代に生きたオトコです。
無事に戦争を生きながらえ、お嫁さんをもらい、
2男1女、3人の子供に恵まれ、幸せに暮らしていたはずでした。
が、
妻は短命でした。
末っ子がまだ中学生の時でした。
元々心臓に持病があったのです。
年頃の我が子を3人、男手ひとつで育てて来ました。
長男は公務員となり、次男は有限会社を設立し、長女も専門職に就きました。
数年が経ち、3人の子供たちはそれぞれの家庭を持ち、6人の孫に恵まれました。
それからさらに数年が経ち、彼の初孫が結婚する、との連絡を受けました。
彼は涙を流して喜びました。
病院のベットの上で。
彼は初孫の結婚式に出席するため、それまでの態度を改め、わがままを言うのを一切止め、1日も早く退院しようとがんばりました。
しかし努力は報われず回復できなかったため、出席する事ができませんでした。
気を使った周囲の人間が結婚式の日取りを連絡しなかったのですが
雰囲気で気付いていたようで、
「今日は結婚式なんだろう?」と付き添いに言ったそうです。
それでも彼は、初ひ孫の顔を見ることはできました。
生まれた、との連絡を受けてから顔を見るまで、孫は元気か?
ひ孫は元気か?と回りに聞いていたそうですが、
顔を見れた時には、もう抱くことはおろか会話をすることさえ困難になっていました。
そして、7月7日の七夕の日に、88年という人生を全うしました。
もうおわかりだとは思いますが、彼の初孫が私Ritsuで、初ひ孫が
ぶっきーです。
7月9日、Ritsuの結婚式記念日が祖父のお葬式となった事が、
何か意味のあることに思えてしかたありません。
今後、毎年7月7日には天の川を見ながら、ぶっきーとおじいちゃんの
星を探すことにします。
Posted at 2006/07/16 01:08:01 | |
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