エンジンオーバーホールその9
1
デスビとプラグコードです。
ブログにも書きましたが、デスビは距離によって磨耗する部品なので、ついでにチェックしておきました。
調べる方法は簡単、2箇所のボルトを外して内部を見るだけです。内部には電極があり、それがなくなっていたり、極端に減っていたら要交換。
俺の場合は再利用できる状態だったので、もちろん再利用します。
2
塗装中のヘッドカバー。
色はボディと同色のメタリックブルー。ということは、もちろんうちのトラックと同じ色です(笑)。
文字部分はマスキングされてないけど、技術的にそこまではできないみたい。
むしろ、塗装後に文字部分を削ってくれるのかな? いや、それも厳しそうだなぁ、弟の技術だと。
塗装してくれるだけでも感謝です。
3
洗浄中のエンジン部品です。
写真内の大きい部品は、メインベアリングアームというやつで、メインベアリングキャップを通して、クランクシャフト付近に取り付ける部品です。
洗油で徹底的に洗浄しますが、汚れというよりは焦げている感じなので、完全にはきれいになりません。
4
ついに届いたパルサーピストン。
でも、在庫切れの問題で1個しか届いていません。
シルビアピストンと比べて、形が明らかに違います。
トップ部分が少し削られており、その分シルビアピストンより圧縮比アップが期待できます。
ちなみにサイズはシルビアピストンと同じ。ですので、シリンダー内に磨耗などの異常がなければポン付けできます。
もちろん、ECUのリセッティングはお忘れなく。
5
とりあえず、パルサーのピストンが本当に装着できるのか確認の意味で、古いピストンを分解しました。
左の部品がコンロッド。これは洗浄して再利用します。
中心の丸い棒みたいなものはピストンピン。この棒でピストンとコンロッドを組み付けます。
そして、右側の部品が古いピストン。11万キロも走行しているため、汚れ方がハンパじゃありません(これでも一応、軽く洗浄してあります)。
6
ピストンの比較写真。
左がパルサー用で、右がシルビア用。
古いピストンが汚れているので、少し分かりにくいところがあるかもしれませんが、トップ部の形が明らかに違います。
パルサー用はトップ部が削られておりますが、シルビア用は普通に平面です。
7
ピストンをひっくり返しての比較写真。
内部構造はほぼ同じのように思えます。
古いピストンは特に首振り等の傷はなし。徹底的に洗浄すれば再利用できるでしょう。
8
分解されたコンロッド。
このコンロッドの分離部分には、2枚のメタルが入っています。写真はメタル入りのもの。
エンジンに組み付ける際は、このように分離してから新しいメタルを組み付け、クランクシャフトを挟み込むように取り付けるようです。
その10へ続く。
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