不思議なボコボコ車おばさん

先月、あるドラッグストアの駐車場で、帰ろうと行くと、小型普通車がゆっくりバックしている。　このままでは、看板の鉄ポールに左前が２０ｃｍぐらいであたりそうなので、手ぶりで知らせた。　４０才前後のおばさんと目が合ったが、会釈も何もなく、止まって前にでて、切り替えそうとしてる。車を見ると、前と両サイドに、ボコボコへこみ、キズがたくさんある。　あまりお上手でないと分かったので、ジェスチャーで、こっち、あっちと、よい行きかたを教えようとしたが、一番やりにくい方に動き、何度も切替して、やっと駐車場から出て行った。私の長い運転経験の中で、一番ボコボコのくるまだった。

最後まで、会釈も、声かけもなかった。　要らないことしたのかな、気分わるくしたのかな、何だったのかな、と自問自答した。　車もドライバーも不思議だった。