2020年09月25日
私が、自分で車検を始めたのは、何十年も前で、ある本を読んで、車検は自分で出来る、否、法律では自分でやらないといけないことになっているを知ってからです。それまでは、車検は業者しかできないと勘違いしていました。業者は、免許があれば、お金を貰って、持ち主の代わりに車検をすることが出来るだけです。基本的に、全ての法律は、その個人が全てをする義務があると記しています。
それまで、業者の車検の度に、不満が募っていました。私は、機械がすきで、機械の凝縮された、オートバイ、自動車が大好きです。車検は、お金が高いし、おまけに、調子が悪くなることをたびたび経験していました。ある時は、車検後1か月ぐらいで、エンジンから水漏れし始めて、調べてみると、ファンベルトの張り過ぎによる、ウォーターポンプの故障でした。あとで、色々車検について調べていると、このようなことが多発して、業界では、要らんことはしないようにとの通達が出たとか聞きました。つまり、不良業者は、不適切な整備で故障原因をつくり、不必要・過剰整備・部品交換で、無知なユーザーから高額なお金をとっていたのです。現在では、情報も選択肢も多くこのようなひどい業者は淘汰されてると思いますが、無知なユーザーには、十分すぎる(私から見ると半分ぐらい不必要)整備・交換をしていると思います。
ユーザー車検、おそらく普通車と軽自動車で、50回以上行っていると思います。何十年前は、「お前何しに来てるんや、時間かかって面倒やな」みたいな雰囲気を検査員から感じました。喧嘩していじわるされても困るし、車検を取るのが目的ですので、よほど理不尽なこと以外は文句は言いませんでした。でも、問題があると、いじわる的な言い方はされました。
ある時、ちょっとおかしいなという場面を見ました。前が動かないなとみると、私の2台前の車が、何回も検査を繰り返しているのです。普通は、2回までしか検査しないのに、何度もXなのに、4回5回と繰り返して、ついに〇になり、あれと思いました。明らかに、業者持込の車でした。私の推察ですが、業者と検査員の関係は深いと思いました。業者は毎日来るし、検査員と顔見知りになり、友人になっても何の不思議はありません。
ある時は、明らかに前の業者持込の車が、まず排ガスでX、次の他の検査でもXを連発して、何じゃこの業者はと思ったことがあります。
若い、麗しい女性の方が、ユーザー車検でがんばってるのみて、時代も変わって、いいなと感じたこともありました。
今はOKですが、前は、ルーフキャリヤー外し、非常発炎筒有効期限、が厳しく、面倒だったことが思い出されます。
一度ビックリしたのが、排ガスXだったことです。検査官は慣れたもので、触媒が温まってないな、その辺ちょっとエンジン高回転で走ってきてとアドバイスくれました。そうすると〇でパスしました。それから、車検場に来るのに、エンジンふかし気味で来ています。
私の場合、車検で問題になりやすいのは、ヘッドライト光軸とタイロッドエンドブーツ・ロアアームブーツ・ドライブシャフトブーツ・ステアリングリンクブーツ亀裂と言えると思います。
今年は、4台全部の車検が重なりました。来年は車検ないのでゆっくりできます。
以前、ハイエースの4ナンバーを小改造してキャンピングカーで使っていた時、1年ごとの車検は重荷でした。しかも極寒の2月だったので、はなみず車検整備がいやでした。 車検時期は、出来れば冬は避けたいと思います。
Posted at 2020/09/25 10:15:47 | |
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