
ではびーとる渾身のレポ第2弾!S660編です!

かなり混んでるという前情報で、決意を持って入場!(笑)

うお~すごい人だ!!!前評判どおり(笑)
とにかくステージ前の列に並ぼう。

をい!まじか・・・
一瞬心が折れそうになるフリップ。
でも負けない!並び続ける。

意外に早くに見えてきた(笑)
S660は幻の一台、S360と共に展示。
コンセプトカーとして終わってしまったS360。今回ホンダがフルレストアして展示されました。
とてもキレイなんだけど、ライトのせいか、若干ピンクっぽく見える。
できればピュアシルバーやソリッドなレッドの方がいい気がしました。
でもとてもキレイ!
さて、そんなこんなで10分。
S660の目の前に立つことができました!
では見ていきましょう!!!
-エクステリア-

前回のモーターショーで展示されていたEV-STARは実は3ナンバーのサイズだったらしいのですが、S660は現在の軽規格のサイズに、「コレをスポーツカーと言わずになんとする!」といわんばかりの存在感がそこかしこからしてきます。
よくコレだけのデザインを纏め上げたものです。ホントにすごい!
ビートほどの手軽感がないのが気にならなくもないのですが、時代なのかな・・・。
-フロントマスク-

一部に例のインサイト顔のイメージがあるものの、スポーティなフェイス。
グリルがあるのが最近のホンダ顔の特徴。
全くビートと違うけど、切れ長な目とかその角度とか、一部にビートの面影も。
-サイドパネル-

一部の雑誌で「ビートのテイストが残る部分」とか書かれてる部分ですが、ビートオーナーならそうは思っていないでしょう。
開口部が違うんですね。
ビートの場合、フロントは切り書いたようなデザインでドアを通過したエンジン前あたりでエンジン内に取り込まれるように開口してますけど、S660の開口部はフロントタイヤ直後。リアタイヤに向かってフェードアウトする形状で、エンジン(と言うよりリアブレーキ)への開口部が別にある。
ではエンジンへの取り込みはないのか?と言うとそうではなくて、シートの後ろにあるルーバー脇(黄色い矢印)が取り込み口。
この辺は人によって「うまくまとめたな~」と思うヒトと「やりすぎ!」と思うヒトと、好みが分かれそう。
自分は結構いいなと思ってます♪
-リアセクション-

さて、このS660最大の特徴は「タルガトップ」だと言うこと。
つまり屋根の部分だけなくなるわけで、リアロールバーは残るということ。
このデザインを使ったCR-Xデルソルはあまりパッとしない印象でした(でも根強いファンも少なくなかったようです)。
その為か、S660ではリアロールバー部をブラックアウトしてボディと区別してますね。
色々考えているようです。
いずれにせよ、このツイントップデザインのエンジンフードにどうやってルーフをつけるのか?
普通なら市販時にはリアフードのデザイン変えるだろう・・・というところなんだけど、どうやらこのまま・・・という説もあるし、市販時が楽しみ。
リアランプからバンパーのデザインは・・・どうなんだろう?
自分はあんまり・・・な感じですf(^_^;)なんかやりすぎかな~?
-インテリア-
といってもドアが全く開かなかったので、あまり撮れなかったのですが・・・

ビートのときはバイクをイメージし、メーターを独立式にするなどのデザインがあったインテリアでしたが、今回のは全く違いますね。
シャープかつ未来的なコクピットと言う感じ。

運転席と助手席のシートカラーが違います。
まあ市販時は怪しいですが(笑)、ちょっと遊んでみたってところでしょうかね?
-エンジン&メカ(推測)-
実は今回展示されてるコレにはエンジンはまだ載ってません。
なのでミッションなどの詳細はこれからかと思いますが、推測とかもろもろ。
エンジン
EV-STARとは打って変わり、ふつーに660cc+ターボの組み合わせ。
やはり現世?ではターボがないと苦しいのでしょう。
ビートの時代よりサイズも大きくなったわけだし。
いずれにせよ、サイズはまだ小さい訳だし、ターボトルクで爆発的な加速!なんていらないから、気持ちよく伸びやかな加速を演出してもらいたいですね。
スポーツカーには演出は大事(笑)
ミッション
どうやらDCTは搭載されず、CVT(AT?)かMTが載るらしい。
いずれにせよ、マニュアルミッションは残してね!
この手のクルマの場合、ATだと楽しさ半減しちゃうから、何か工夫しないとね。
パドルシフトとかそういう意味じゃなくて、トルコンのスリップロスをいかに減らすかに一生懸命になってください!!!
足回り

まだサスペンション形式はよくわかりません。
タイヤは前16/後17インチ!!!ホントに軽なのかい???
まあ市販時は変わるかもだけど、大迫力なのは確かです。
-感想-
・・・と、その前に、比較対照にワタシのビートくんに登場してもらいましょう。

この子を買ったのは18年前。
当初は随分モダンに見えたデザインも、今では歴史の1ページになりつつありますねf(^_^;)
今回のS660、ハッキリ言ってパーツ一つ一つ見ると全く似ていません!(笑)
ですが、全体をボーっと眺めていると、なぜかビートの面影を感じてしまう自分がいました。
なんていうか「20年後のビートってこんななのかなぁ・・・」と思えるスタイルと言うか。
このあたり、昨日書いたMINIと印象が真逆ですね。
そこそこのパーツは使っているのになんか「う~ん」と思ってしまったMINI。
全くパーツは違うのに、なんとなく面影があるS660・・・。
デザインて面白いですね!
そういえば、今回の展示について気になったことが一つ。
展示内容にビートを連想する内容が一つもなかったこと。
ビートの場合コミューターで発表され、スポーツカーとホンダは謡いませんでした。
おそらくS660はスポーツで売るのでしょうね。
ですが、自分の周りで人々誰もが「昔ビートってクルマがあってね・・・」なんて会話してるわけで、ビートのイメージを払拭するのはちょっと無理があるんじゃないかな~???
いずれにせよ、今回のモーターショーでは間違いなく一番人気でした。
市販までに後2年弱。
どんな姿で登場してくるのか非常に楽しみです!
発表日には、ウチの赤い子と一緒に見に行って、後輩誕生を祝いたいと思います!