生中継で全部見てしまいました。
なんといっても最大の注目はワールドチャンピオンをどっちが取るか。
これに尽きるでしょう。
フォーメーションラップ開始前の突然の雨。
もう既に波乱の予感がムンムンでした。
ただ、面白かったのは最後10周程度。
雨が降り出しそうな状態が数周続き、その後ポツポツと降り出す。
まだドライでも走れるが、本格的に振り出したらOUT、しかしピットに入るとタイムロスが響くという状況が続く。
残り5周・6周でついにトップ3とハミルトンがスタンダードウエットに履き替える。
この時点でトップは快走を続けるマッサ、ハミルトンは5位。
このまま行けばマッサがトップでチェッカーを受けてもポイントでハミルトンがワールドチャンピオンになる。
と思ったその時、残り2周で後ろから6番手のベッテルがなんとハミルトンをパス!
この時点でハミルトンのワールドチャンピオンが遠のく。。。
そしてトップでチェッカーを受けたのは母国GPでもあるマッサ。
スタンドから大歓声が生まれた。
その後、アロンソ、ライコネンと続き、注目はハミルトンの順位。
固唾を飲んで見守る中、まだハミルトンはベッテルを抜けない。まだ抜けない。
残り周回のカウンタが0になっているがまだ抜けない。
残り半周、残り数コーナーとし、メインスタンドが見えてきた際、ハミルトンの順位表示が一瞬変わり、5位に。
そのままゴールしたがフェラーリ陣営は抱き合って喜んでいる。
大混乱のまま、改めて表示を見てスタンドのファン、フェラーリピットは落胆。
なんと、最終コーナーで4位を走っていたグロックが失速。
ベッテルとハミルトンがパスし、それぞれ4位、5位でチェッカーを受けた。
ハミルトン、ワールドチャンピオンおめでとう!!!
マッサは優勝者インタビューでも話していたが、全力を出し、優勝とやれることは全てやったと思う。
一方ハミルトンは5位以内に入ればいいという精神的にはマッサより楽とはいえ、それでもあの天候の中、ただ並ならぬプレッシャーだったろう。
それを押し切ってのワールドチャンピオン獲得と共に素晴らしい戦いだった。
昨年に続き、最終戦まで決まらないワールドチャンピオン。そして誰がワールドチャンピオンかハラハラドキドキさせてくれた今年のF1。
とても面白かったです。
来年からは放映権の問題とか、ルール改定の話もありますが、また皆が楽しめるモータースポーツであり続けて欲しいと切に思います。
片山右京氏も放送の最後に言っていました。
「F1は素晴らしい!」
また、来年3/29のオーストラリアGPを楽しみにしたいと思います!
ハミルトン、23歳と300日での最年少ワールドチャンピオンおめでとう!
来年もアグレッシブな走りを見せてくれることを期待しています!
Posted at 2008/11/04 11:13:55 | |
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