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2019年11月11日

福島県古殿町にあった発電所跡を探してみよう

福島県古殿町にあった発電所跡を探してみよう
ネット社会の今、誰も見つけていない事を探すのは、どの分野でも難しい事だと思います。
誰も調べていない事があれば、どんな道程や成果が出るかは自分次第となります。

今回、福島県内にかつて存在した発電所を調べてみると、まだ誰も触れていない物件がありましたので訪ねてみました。
2019年11月と2020年5月に往訪した為、季節感の違う写真が混じります。

大正7年、大正11年(1918年~22年)に古殿町百目鬼、竹貫小松川に水力発電所が建設されました。
古殿町のHPでは、歴史の中でも大きな出来事だった事が載っています。

※古殿町WEBサイト
竹貫水電小松川発電所落成記念祝賀電飾アーチ
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小松川発電所と思われる場所を以下に載せます。
小松川沿いにあったようです。
※国土地理院地図 明治四十一年測量昭和八年要部修正版
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入り口と目星をつけた場所に、通行の邪魔にならないよう、雑に停めます。
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古殿町で伐採された木材で作られた案内。
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さて、どーこだ?
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対岸の林の中と見込んで、小松川林道へ入ります。
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結構歩いたけど、何もないな~。
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崩れた個所が見えるけど、近づけない。
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歩き回った時間はカットし、川へ…。
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橋の方を見ると
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ガレの激しい箇所があり、以前に大きな水害があった様子が伺えます。
大きくひしゃげた自転車。
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山本式味噌摺機。
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路肩が崩れて落ちてきたガードレール。
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完全に取り込まれたゴムバンド。
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川に入らないと先に進めない。
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ここから先は一眼類は置いていきます。
慎重に歩いていきます。
ここから11月⇒5月になります。
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それっぽいところに上陸。
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いくつかの遺構が
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残っています。
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大きく崩れている箇所があります。
これは林道からも見えていました。
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結構登ってみましたが、結局はただの土砂崩れ跡で何もありませんでした。
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ふと、対岸の一部に古い石垣が組まれている箇所がある事に気付きました。
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真ん中に目を凝らすと…
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明らかに水路のような遺構を見つけました。
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なんとか対岸へ。
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近くに来ました。
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石を組んで作られたアーチが1基、加工して作られたアーチが2基ありました。
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下は砂があって写真では見にくいですが、人為的に塞がれているようにも見えます。
アーチ部分の真ん中の大き目の石は要石と呼ばれ、石材が滑らないようにする鍵となります。
突然出会った石造りのアーチは美しくみえます。
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2つのアーチ。
こちらは下部をコンクリートで固めて塞いでいる様子が分かります。
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中は抜けていないようです。
ゾゾっとしますね。
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古い石垣の上が登れそうです。
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何かの建屋があった跡。
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トタンと基礎部分が残っていますが、殆どが緑に囲まれてよく分かりません。
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真ん中に水路があり、先ほどの石造りアーチに続いているようです。
詰まっているようですが、石で塞がれているのでしょうか。
よく見えませんが…。
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この水路は山側から続いています。
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見上げると水路のトンネル、福島県道135号線の下を通っています。
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建屋跡の横には、コンクリートで作られた階段と基礎部があります。
県道135号線側へ上がっていくので接続されているように見えますが、草木が生い茂っているので実際は結構難しいかと思います。
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水路を追いかけ、福島県道135号線に戻ります。
ここに水路がありますね。
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ずっと山の上まで続いています。
さすがに登っていくのは辛そうなので、ここまで。
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建屋跡まで戻ってきました。
水力発電は水の流れる勢いでタービンを回して発電するので、高低差で勢いをつけたりしますが、山側から水を呼ぶには、小松川の一部を山側まで引き込む必要があるわけですが、結構な工事です。
規模は小さいようだったのですが、ここが竹貫水電の小松川発電所だったのか?
対岸の遺構は発電所の関係だったのか?
とりあえず仮に、ここを小松川発電所としたいと思います。
美しい石造りのアーチを見つけて満足でした。
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後日、古殿町図書館で調べてみました。
百目鬼(どうめき)発電所の跡地も調べたのですが、地図に発電所マークもなく、推定場所にも全く跡が見つからなかったので諦めました。
大正7年に開業、13kwの発電力という、ささやかな発電所だったようです。
ちなみに大正3年に、同じ福島県の猪苗代第一発電所が37,500kwの能力を持っています。
※古殿町史より
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小松川発電所についての記述もあります。
大正10年開業、75kwの発電能力がありましたが、水路に不備があって50kwまでの許可しか出なかったようです。
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図書館の横に民俗資料館もあり、発電所の資料がないか尋ねてみました。
職員の方が4名ほど色々探して下さって、冒頭のwebサイトにあった電力アーチとこの写真を見せて下さいました。
これは15kwの発電能力を擁する百目鬼発電所の内部で撮られた写真です。
かなり小ぶりな施設、機器類であった事が伺えます。中央にあるのがタービンになるんでしょうか。
残念ながら小松川発電所の資料は無いようでしたが、おおよそ似た雰囲気だったのではないかと思います。
この写真の所有者は、創業者の子孫の方ではないかと思います。(名字が同じなので)
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さて、帰りましょう。
冒頭では紅葉でしたが、新緑になっています(笑)
ずっとこのスクールゾーンの旗が立てられているので通学路のようですが、ここから古殿小学校まで約9kmあるので、小学生が歩いて通うのは難しいでしょうね。
理想は自分でデカい施設跡を見つけられればいいのですが、なかなか難しいですね。
地道~に探すしかなさそうです。
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ブログ一覧 | 廃墟 | 日記
Posted at 2021/09/11 20:47:35

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この記事へのコメント

2021年9月11日 23:29
シシィ君、廃遺構探索おつかれでした(・∀・)/
( ゚ー゚)ウン…廃道とか廃墟探索のあとはそこの地元、周辺の温泉♨️とかにつかって探索の疲れを癒して来ると良いと思うよ( ˙▿︎˙ )b

あとメジャーな廃墟or 廃道なんかは、大体調べられているよね〜
ヨッキれんさんの「山さ行がねが」だっけ?あの人なんかのサイト何かもう日本の廃道探索界のプロフェッショナルみたいなクオリティだよね。
コメントへの返答
2021年9月13日 7:23
お世話になります。
結構前のネタだったんですが、あまりまとまっていないので放置していました。
本当は当時の写真なんかが見つかれば良かったんですけどねー💦

ヨッキれんさんのサイトはよく見てます😁
北海道が楽しそうなので、行ってみたいですね~。
2021年9月13日 14:05
福島県民ですが、こんなの有るの知らなかったです。
コメントへの返答
2021年9月14日 7:44
お世話になります。
誰も知らなそうな所を攻めてみましたが、マイナー過ぎて色々不足しています😅
また気が向いたら発電所跡を探してみたいと思います。

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