
引き続きになりますが・・・・記憶が鮮明なうちに・・・・。
手術前までに、歯の治療を終わっておいた方がいいとの脊椎の執刀医の指示で、行って来ました。
恐怖の歯医者さん!
歯医者さん・・・・それは・・・・
痛い、怖い、不快、三拍子揃った大天敵。
これ私の天敵チーム。
左から受付のチェルシーさん、ホーリー先生、助手さん、助手の助手さん。
もちろん、前の日は眠れませんでした。
可愛いPriusCに乗れるのは嬉しいのですが、睡眠不足で恐怖を抱えながら運転するので、運転も今回は
楽しくありません( ;∀;)
おまけに、近いので、9分で着いてしまいます。近い歯医者さんを選んだのは私です。
自業自得。後悔先に立たず。
待合室にいっぱい人がいたら、まだまだだな~なんて余裕もぶっこいていられるんですが・・・・残念ながら?うちの歯医者さんは、綿密にスケジュールを組んでるので、名医で人気の先生なのに、他の患者さんに会ったことさえありません。
本当は植木の陰にでも隠れたいけど、
あっさりみつかってしまい・・・・( ;∀;)
Hi Yumi♪すぐ声をかけられました。
じゃ、この書類に今日はサインしてね。
この日やることが書いてあります。保険なかったのを言い訳に
7年放置したつけは大きいです。
○右側の親知らず上下2本の抜歯
○右側の虫歯4本を削って白いの詰める
○ディープクリーニング
既に入ってる昔の銀の詰め物を白に変えるのもして欲しい旨言ったら・・・・じゃ、先生に直接言うてくださいね、とのこと。
予定時間2時間。
あれ?笑気ガス使いますよーって書類の項目にはサインしたけど、
麻酔使いますよーって項目なかった?あれれ?
麻酔なし?
麻酔する時って、
死んでも文句言いませんって書類に必ずサインさせられますよね?
そのまま、治療ルームへ導かれ、腰が痛くない角度に治療椅子を倒してくれました。笑気ガスを早速吸引・・・・日本と違うなーと思ったのは、いきなり
サングラスをかけられました。
サングラスで目を隠されたので、
堂々と眠れます。
前日ほぼ眠ってないし、笑気ガス吸わされてるしで、どんどん眠くなってきて・・・・。
先生が登場して、気分はどうゆみ?って聞かれても、わたしはひたすら・・・
ゆ:ね、ねみゅいで~す。むにゃむにゃ。(もうはっきり発音もできない状態)
あ、っでも、忘れないうちに言うておかないとーっ。
ゆ:銀色に詰められてる歯も白くして欲しいんですけど。いつできます?
ほーりー先生:次回までに、全部できるわよ。
ゆ:やった~・・・・また夢の中へ・・・・。
ほーりー先生:じゃ、左やるわよー。
ゆ:ありゃ、右って書類にサインしましたーZzzzzzz~・・・・。
ほーりー先生:そうなの?でも、左を今日はやるつもりだったから。
ゆ:どっちでもいいでーす・・・・むにゃむにゃむにゃ・・・・・。
そして、恐怖の治療は始まりました。感覚を麻痺させる塗り薬を歯茎に塗られ、先ずは、親知らずから・・・・。塗り薬で麻痺させるから、麻酔のサインは要らなかったのでした。
1~2分経った頃、
ほーりー先生:
よく頑張ったわね、ゆみ。
ゆ:
えっ?!どういうこと?!もう抜いたの?!両方?!
ほーりー先生:終わったわよ~。
ゆ:
ま、まじですか?!
びっくり仰天・・・・。
だって、何も感じてない。くりくりくりってなんか歯を触ってるのかな?と、それさえもアヤフヤな感じ。1分か2分、いやそんなにかかってないかも?で2本抜歯完了!
私のは狭い顎に横向きに生えてたので、
トンカチとか出てくるかな?
全体重かけられて抜かれるのかな?っていろいろな恐怖体験を想像してたのに!
羽でさわさわ触られた感じで抜歯終了~。
それから3時間。
マスタードをつけるのは好きかどうかとか、
マヨネーズはどうやとか、旦那さんが凄くスイートやったのに、昨日は邪険にしてしまったとか・・・・お昼寝してる間に、夢の中で先生たちがそんな話をしてる間に、すべて終わったという感じ。
先生なんか、流れてる音楽にあわせて、鼻歌ずっと唄ってました。超、余裕~。
私も、ゆみはどんな音楽が好き?とか聞かれて、Green DayからR&B、Classic、ジャズまで好きなのいろいろ何でも聞くよ~。あ、カントリーも好きって言うの忘れちゃった~なんて思ってるうちに、
お疲れさまでした!って言われました。
左側の親知らずはなくなり、すべて白い歯に。
ぴっかぴか♪
これ、日本で通ってやったら、半年から1年?もっと?かかりそうですよね?
日本で7年前で、銀を白にするのに1本3万円って言われたし・・・。突貫でやっても1ヶ月かかるって言われたし・・・・。最近母が入れたセラミックなんて、1本12万円ですって!
こんなにやって・・・・お支払いは$542でした。おまけに、分割にする?って心配りまで。
隣にあった$2000って数字が気にはなったんですが・・・・もう朦朧としてるし、保険に請求する分かな?この後、私に請求書が来るんかな?って気にはなりましたが、何でもいいや・・・・放置。
そのまますぐ運転して帰っていいと言うので、本当かな?ってぼーっとしながら思ってたんですが、すぐに目は覚めてきて、本当に普通に運転して帰れました。
先生に寄ると、通常は6時間くらいだけど、私は体が小さいから、麻痺する薬は8時間くらい続いてしまうけど、それが切れてから痛くなるから、帰ってすぐ、痛くなる前から、痛み止め飲み始めなさいねということでした。
処方される痛み止めはアレルギーで呼吸困難、痙攣、幻覚、全身痛などで死にそうになる旨伝えたら、市販の私でも大丈夫な鎮痛剤の1粒500mgの強力版と、違う種類200mgを3つ、600mgを一度に。交互にその2種類を、2時間おきに痛みがなくなるまで飲むようにと。
帰ってから、言われた通りにして、抜歯部分のガーゼを血が止まるまで取替え、先生の予想を少し超えた9時間を経過した夜10時頃麻痺が取れてきて・・・・物凄く痛くなったら怖いので、無理矢理寝ました。
夜中1時頃起きて・・・・
あれ?もう麻痺ないけど、薬も切れてるはずのに・・・・
ぜんぜん痛くない!
抜歯までしたのに・・・・歯医者さん行ったのに・・・・結局、かけらも痛くないまま、治療は終わりました。
凄いっ!
確かに、調べまくってみつけた、患者さん全員が満点5つ星をつけてた名医ではあるんですが、ほんまに名医でした。びっくり。
患者さんたちのいろいろな評価や、情報の中から、私が、選んだポイントは:
○遠くまで運転できないので近い所
○無理な治療をすすめない(お金儲けの為にやたらインプラントにしたがる先生嫌いです)
○機械はハイテク
○でも、治療方法は昔ながらで丁寧
○Invisalignと呼ばれてる透明な矯正ができる
○わたしと同じ学校出身(みんないい人なので♪)
2年前まで著名な歯学部で教授をしてた先生なんですが、教鞭捨ててくれて、私は助かりました。教えるくらいなので、上手じゃないと困るんですが、こんな先生がいるんですね。
ブラボー!!!!でした。
アメリカは「痛み」にとても敏感で、無痛分娩で有名なように、やたら、
無痛に全力注ぐ国なんですが、その方向性の賜物なのか?単に先生が名医なのか?両方かな?
私は痛くなる前に治療してきてるので、歯が痛くなったことは今まで一度もないんですが、日本の歯医者さんで、痛くなかったことも一度もありません。
痛くない歯の治療で、痛い思いをする、歯医者さんてなんて理不尽な所なんやとずっと思ってました。この日までは。
抜歯も初体験でしたしね。
実は・・・・後で痛くなるやろうと・・・・頑張れわたし・・・・という意味で帰りに寄った薬局で買った
バニーキティー
もう冬が終わるので、売り切ろうとされてた、
冬物キティーもついでに。
うーん、結局、痛くなかったので、なんだか、見る度に、
罪悪感が・・・・(´∀`;)
痛くないどころか、いい感じの音楽の中、心地よく居眠りして超リラックスしてるだけでしたからね・・・・(´∀`;)
ま、いっか?
次は19日に、右側全部をやります。歯科治療はこの2回ですべて終了。
それから、歯茎の専門医で手術かも?とりあえず先生がいいと思う歯茎の専門医3人を私が保険を使える人たちの中から推薦してくれました。それは、脊椎の手術の後にしなさいとのこと。
その後、矯正に入ってくれるそうです。
痛くなかったのは、めっちゃ良かったんですが・・・・もうマッシュポテトとか、スムージー、お豆腐、果物をすり潰したのは飽きました。
72時間、固形物を食べちゃいけないので・・・・お腹空いた・・・・。
あと残り12時間。
うーん、この記事は・・・・恐怖なかったから、ぜんぜん恐怖シリーズちゃうやん・・・・
キティ地獄化計画シリーズに入れるべきやったんかな?
実際やるまでは恐怖やったから、このままでいっか?
キティーは断食頑張りご褒美ということで♪
めでたし♪めでたし♪