
みなさん こんばんわ。
先のS耐鈴鹿ラウンド第1レースにおいて、ドライバーの方が亡くなるという重大事故が発生したことはみなさんご存知だと思います。
前回の岡山ラウンドは地元なので当然現地観戦しましたが、ここでもスタート直後の裏ストレートで多重クラッシュがあり、いきなりのセーフティカー出動でした。 後に見たオンボード映像では、こちらもタイミングによってはかなり危険な状況に陥いる可能性があったと思います。
レースですから誰かのミス・トラブルに他車が巻き込まれることもありますが、今回はオイルが撒かれたという最悪の状況だったので、本当に残念としかいいようがありません。 F1レベルの衝突安全性でなければ助からなかったのではないでしょうか。(映像を見ていないので推測に過ぎませんが...)
今回の件で、素人ながらたまにサーキット走行をしている自分も考えさせられるところがあります。
毎年Tipoの走行会に参加していますが、もし自分が走行中に同様の状況に遭遇したら...。
正直、これまでの走行会において真剣に考えたことがありませんでしたが、現実に過去のTipoにおいても岡国のメインストレートほぼ全てにオイルが撒かれ、その走行枠は開始わずか数分で赤旗(そのまま終了)になったこともあります。 この時はたまたまタイミング的にオイル旗を振って知らせるだけの余裕があり、事故は発生しませんでした。
他の方に迷惑を掛けないよう事前に自車両のチェックをするのは当然ですが、不測の事態にあっても
可能な限り自分の身を守るという点でHANSの導入は不可避かなという気がしています。
4点式ベルトで体を固定&ヘルメットで頭部を守っても、事実上、首に関しては無防備ですから。

今回の件があったからというわけではなく、かねてからHANSについては気になっていました。
が、決して安い買い物ではないし、自分のような素人レベルでそこまで要るの?という気持ちから
これまでは導入に二の足を踏んでいました。
以前のブログで取り上げたアンダーレというSHOPさんが、岡国でレース中のクラッシュ映像をyoutubeにUPされています。 これはアルファロメオチャレンジというレース形式での出来事ですが、普通の走行会レベルであっても岡国のエスケープゾーンの狭いところでコースアウトすれば、当り方によっては同じように危険度が高いと思います。
想像したくもないですが、お医者さんもビックリするぐらい瞬間的に首が伸びてしまうとか...。
http://www.youtube.com/watch?v=ta8vOkofuUM
クラッシュ映像は多々ありますが、こちらのスープラに乗ってらっしゃる方のケースは半端ないですね...。
複数の箇所を骨折されたそうですが、自力で脱出されています。 いろんな意味で凄い。
http://www.youtube.com/watch?v=3U39m6SbjjY
http://www.youtube.com/watch?v=EbE5TNaN-Qw
自分のような初心者がHANSなんてしたら、まわりからは「カッコつけてるだけじゃん」って思われるでしょうが、気にしてる場合じゃないですね。 もしもクラッシュして最悪ユーロRが廃車になるようなダメージを受けたとしても、自分は次の日の朝から普通に仕事しなければなりませんから。
しがないサラリーマンである限り、自分の余暇の過ごし方が仕事に影響することは許されません。
「トラブルを起こさないよう、クルマのメンテを完璧にするのが先だろ!」という声は十分承知のうえで
次回サーキット走行できる機会までにはHANSの導入を真剣に検討したいと思います。
※みなさんはどうお考えですか? 良ければ率直なご意見をお聞かせください。
Posted at 2012/10/24 21:42:52 | |
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