
今頃UPかよ!!! ってお叱りはそのまま右から左へスルーして...。(猛省)
鈴鹿市内に確保出来なかった1日目の宿はリビングホテル亀山です。 ここは鈴鹿遠征し始めたころに一度利用しました。 大浴場あり・朝食もまずまず・コンビニ併設で意外とポイント高しです。
翌2日目は6:30から朝飯をしこたま胃袋に詰め込み、休む間もなくサーキットへGO!
完全に高速道を上回るハイペース(汗)の地元車に煽り倒され7:10頃には到着。 さすがに日曜日は人出も早く駐車場はすでに4Pの入場ゲート近くまで埋まってました。
が、ここで思いもよらぬトラブルが...。 身支度をしてさぁ行こう!と思った瞬間、手に持っていた動画撮影用のビデオカメラが落下→隣のFitの下に転がっていってしまいました。(滝汗) 下を覗き込むとどこからも手が届かない丁度真ん中に...。 ということで今回の遠征は動画無しです。(無念)
気を取り直して入場ゲートへ急ぎましょう。 行列は出来てましたが案外すんなりとゲートイン。
2日目も晴天ですが朝から結構暑くていきなり「左うちわ」全開です。 まずは一息つくため缶コーヒーを買ってVスタンド最上段へ。 僅かに風もあり日陰にいると少しずつ汗も引いてきました。
暫くしてSPOONのピットに行こうと外に出た途端、軍団の皆さんにバッタリ出会うという...。(笑) 最終コーナーで観戦する皆さんにそのままついて行きました。 前日のトラブルはエンジン・ミッション載せ替えという甚大なものでしたが、メカニック皆さんの徹夜作業によりマシンは復活、フリー走行は順調に周回を重ねていました。 腕時計のストップウォッチで終盤のタイムを計ってみると約2分21秒ぐらいですから、ST4クラス予選ポールタイムを上回るほどの勢いでした。 これはレース本番に向けて期待が持てますよね。
フリー走行が終わるまではSスタンド席で観てましたが、猛者揃い(?)の軍団のみなさんもさすがに暑さに耐えかねたようで、レースはVスタンド席で観ましょうということに...。

※怪しい集団ではございませんので悪しからず...。
ここでとにかく目立ったのが異様に元気のいいNISSANの大応援団でした。 フラッグを振る人・音頭をとる人・それに合わせて声を張り上げNISSANコールをする観客のみなさんと、とにかく圧倒されっぱなしでした。(凄)
また、丁度右上の位置にはST4クラスにフィアットで参戦している福山英朗選手の応援席があり、レース前にドライバーが挨拶に来てました。 (何故か写真はRQのバックショットですが...)
ここで奇跡的な出会いが実現!!!
突然、ある方に声を掛けられたので見ると、ナント同じ岡山でCL7乗りのみんカラお友達であるsuper_HRDさんではないですか!!! 事前にブログ記事で参戦されるのは知ってましたが「今ここにいます」的な発信は全くしてなかったのに...。 このだだっ広いスタンド席での遭遇は奇跡以外の何物でもありませんよ。 いやマジで...。

S耐レース2の模様は軍団のみなさん既報のとおり、松井選手が最後尾から鬼神の追い上げを敢行。 メインストレートで前車をパスする度に盛り上がるチームSPOON応援団...。 まさにイケイケのレース展開でしたが、今回は40分のスプリントレースであることが仇となり、あと一歩3位には届きませんでした。 しかし前日までのトラブルの兆候もなく、最後のレース3に期待せずには居られません。 ドライバーの中島選手は前戦・岡国で突然の体調不良に見舞われ、リベンジとなる今回は相当気合いが入ってるでしょうから...。
とその前に・・・
ピットウォークタイムで少しリラックスしておきましょう。(笑)
当日はsuper_HRDさん親子と一緒に最終コーナー側から入場しましたが、感心したのはJr.お兄ちゃんがホントにしっかりしていること。 7歳にして既に場馴れしているというか、この暑さの中ピットウォーク待ちの長蛇の列で文句の一つも言わず「片っ端からドライバーのサインをGETするんだ!」という強い意志を感じました。 しかもドライバーとハイタッチまで...。 着実に英才教育の成果が出てますね~、お父さん。(爆)

※箱車職人ことG.タルクィーニ選手、渋過ぎます...。
Jr.お兄ちゃんがドライバーのサインをGETしていく傍らで、私とsuper_HRDさんは尾根遺産の写真をGETしてました。(爆) そこはまあ「大人の事情」というものがありますからね...。
2009年の岡国以来4年振りに会ったトンプソンですが、LADAからの参戦にも関わらず人気の高さは以前のまま、カッコよさもそのままでした。 でもホントはHONDAに乗って欲しいですよね。 2008年シーズン途中からの実質プライベーター参戦で奇跡の優勝を果たしたIMOLAでのパッシングシーンは何度見ても鳥肌モンです。 CL7乗りにとっては神様・仏様・トンプソン様ですから...。

※Jr.お兄ちゃんとトンプソンの2ショット、羨まし過ぎるぞ~!(笑)
ここで時間的なこともあり急いでSPOONピット前へ移動。 super_HRDさん親子とリジカラS2000号の記念撮影タイムです。(笑) Jr.お兄ちゃんにとっては記念の一枚になったでしょうかね。
ピットウォーク時間も終了になり、super_HRDさん親子は1コーナー方面へ移動。 私は2コーナー内側から観戦出来る激感エリアへ移動しました。 ここはS字に向けてマシンが立ち上がり加速していく様を結構近くで観察出来るポイントです。

※ST4クラスで3レース共に完全制覇したTRACY SPORTS・S2000号。 圧倒的でしたね。
レース3でも順調に前車をパスしていく中島選手ドライブのSPOONリジカラS2000 号。 鈴鹿ではS字が決まってると速いといいますが、駆け抜けていく後ろ姿は明らかに他車よりも挙動が安定しているのが分かります。 レース2と同じく4位までポジションUPし「この勢いなら今度こそイケる!」そう確信したのも束の間、突然姿が見えなくなってしまい…。(茫然)
レース終了後にSPOONピットで聞くと、イエロー区間で前車が急減速・それに合わせて減速したところへ上位クラスの他車にオカマ掘られたそうです...。 リアまわりのダメージがひどく無念のリタイアとなってしまいました。 当事者のチーム監督とドライバーが謝罪に来てましたが、3位に浮上した直後のアクシデントだっただけに何ともやり切れない気分です...。
無念のS耐終了後はWTCCレース1が始まります。
気を取り直して今度はCIVICの応援をしなければ…。 少し涼みたかったのでレース1はホスピタリティテラスで「高見の見物」と決め込みました。 本来ならワークス体制のタルクィーニやモンテイロが占めるべきポールポジションを見事奪取したのはプライベーターのミケリスでした。 「どうしてそんなに速いのか?」というくらいに速かったミケリスは、予選ポールだけでなくウォームアップランでも余裕綽々で、他車が時間一杯まで走り続けるのを尻目に早々に切り上げるほど...。 本番でもローリングスタートをバッチリ決めてホールショットを奪うと、最初の周回こそ競り合いますが徐々に後続を引き離し、26周後には5秒弱も差をつける圧勝劇で見事ポールtoウィンを決めてくれました! (東コースだけの周回でこの差は一体???(驚)) ホームレースで見事な勝利、いや~最高っすね!!!
15分のリペアタイム後はすぐにレース2が始まります。 今度は近くでマシンを観察したいので再び激感エリアへ...。 スタンディングスタートに有利なFR勢(BMW)が1-2なので、この2台の勝負になることは容易に想像できます。 案の定、ロケットスタートを決めた2台のマッチレースに...。 ベンナーニVSコロネルの手に汗握る一騎打ちは、17周目の1コーナーで僅かにアウトへ膨らんだベンナーニをコロネルが鮮やかにパスした時点で勝負あり! そのまま逃げ切ってレース2のウィナーとなりましたが、ただでは終わらないのがコロネルさんのイイところです。 チェッカーを受けた直後に私の目の前で歓喜のスピンターン(?)を見せてくれました!!! これには私含め数人のみなさんが思わず「ヒャッホー!!!」と叫んでしまいましたよ。(爆) 意図的なものかは???でしたが、結果的に一回転してそのまま走り去っていったので”スピン”ではなく”スピンターン”ということにしておきましょう。(爆) 暑さを我慢して最後まで激感エリアにいて良かったぁ~(笑)

※伊沢選手、フルボッコ...(滝汗)
また、個人的に応援していたトンプソンも、レース1では予選12位から6位に入る健闘を見せてくれました。(レース2は残念でしたが…)

※WTCCの真骨頂でもある「Bumper to Bumper」の争い、世界レベルはマジで凄い!!!
他車と比較して明らかに劣る(と思われる)LADAのマシン・グランタで奮闘する姿を見るにつけ「なぜHONDAはトンプソンを乗せなかったのか?」不思議でなりません。 更に言えば、当時勝てもしないF1に莫大な資金を注ぎ込むより、2009年以降もちゃんとしたワークス体制(できればCL7ユーロ)で継続参戦していれば、セアト・シボレー・BMWに伍してタイトルを争える位置まで行けたと思うんですが..。 実にもったいないことをしたなぁと思います。
全てのレースが終了し、嬉しかったことも残念だったことも全て含めて本当に充実した二日間でした。 F1はもちろんスーパーGTやスーパーフォーミュラと比べて絶対的なスピードは劣るものの、レースとしての面白さは全く遜色ない!!! そう思えるのは何故でしょう?
やっぱりハコレースの面白さは永遠ですね!!!
ということで、心地よい疲労感とともに鈴鹿遠征(2日目)は終わりを告げるのでありました。
※(3日目)へ続く・・・ってホントに?