いじめられっ子

昨日、嫁さんからしゅんのことで話しがあった。

どうやら、通っていたスイミングスクールに行きたくないと言っていた理由は

高学年の子に蹴られる等のいらがらせを受けていたからだそうだ。

それは、もう数ヶ月前から続いていたそうだ。

嫁さんはそれに昨日気付き、スイミングスクールの先生に話して通う時間を変えたそうだ。

嫁さんが言うにはそれだけではないらしい。

学校でも何か有るみたいだ。

先日もアスファルトに顔を打ったと言って帰ってきたらしい。

それは、押されて倒れたらしい。

それで今日、しゅんにそれとなく聞いてみた。

どうやら、毎日のように○○君に蹴られていると言った。

どうやら、そいつは嫁さんが以前言っていたクラスの問題児。

親もいいかげんらしい。

嫁さんは

「ちゃんと止めてと言っている？」

と聞いたが、しゅんは曖昧な返事。

私が、

「そんな奴、胸倉掴んで『お前、いつまでもなめっとたらあかんぞ！コラ！』くらい言って来い」

と言ったら、

「お父さんの時代とは違うねん」

と言う。

色々と話をして私はこう言った。

「ここで、お前が変わらなかったらずっと負け組みやぞ」

「お前が学校で喧嘩して学校に呼び出されたらいつでも行ったろ」

「そいつの親が文句行って来たらいつでも行ったる」

「しゅん。何でこんな事言うか分かるか？お父さんとお母さんにはお前を守る義務があるんや」

その話を聞きながら、しゅんは枕に顔を埋めすすり泣くのを隠していた。

それ以上はもう言わなかったけど、しゅんはこの後どうするかな．．．