2013年01月13日
Ti Amo EXILE ~この曲を聴いて思い出す遠距離恋愛のこと
今夜の1曲はEXILEのTi Amo
この曲を聴くと何故か、昔、遠距離恋愛していたことを思い出す。
同じ会社で、私が大阪、彼女が東京の営業所に居た。
初めて会ったのは私が入社して間もない頃。
東京から何かの用事で彼女が来ていて、とても綺麗な人だった。
それから、数年が経ち、私が他の部署に配属されて、
その人は東京の先輩のアシスタントになった。
仕事で電話やメールでのやりとりが増え、その先輩の愚痴を聞いてあげるようになった。
そこで、段々惹かれあうようになっていくんだが...
この事を思い出したら、確かこの事を日記に書いた記憶が蘇り、やっとの思いで探し当てた。
書いた日付を見たら、Jun 10, 2002。
もう、11年前の日記。
ブログを始めた頃の本当に拙い文章だが、
その頃の事が書かれているので、以下に転記します。
お暇な方は良かったら読んでください。
あ、BGMはTi Amoで...
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最近よく昔のことをよく思い出す。
数年前、遠距離恋愛をしていたことがある。
相手は2つ年上の女性だった。
彼女は会社の先輩のアシスタントをしていた。
バツ1ではあったが非常に自分を持った素敵な女性だった。
彼女と恋愛関係が始まったのは私が彼女に言った些細な一言から始まった
「困ったことがあればいつでも先輩の愚痴は聞きますよ!」
その頃、丁度会社にメールが導入されそれがきっかけで
彼女は毎日のように私にメールをくれた。
最初は本当に先輩に対する愚痴だった。
それがいつの間にか趣味の話になりお互いのメンタル的な部分に
共通点が多かったので自然に惹かれだした。
彼女は自分の世界をしっかり持っていた。
趣味で書いたポエムをメールでくれたりした。
その中で私が一度行ってみたかった湘南をモチーフにしたものがあった。
「俺、昔からサザンの曲を聴くと湘南の風景が思い浮かんで一度でいいから湘南へ行ってみたいんだ。」
と彼女に話したところ、一度一緒に行こうという話しになった。
そうなれば、一日も早くその夢を実現したくなる。
二人のスケジュールを調整し、秋も終わりの頃、夢は現実のものとなった。
私は大阪から新幹線に乗り込み東京へ向かった。
「やっと彼女に会える!」
いつも出張ではよく使う新幹線だが、
この日は大阪~東京間がこんなに近かったんだと思うほど、
約3時間の一人旅も早く感じられた。
東京駅に着くと待ち合わせの秋葉原に向かう。
約束の時間より数十分早く着く。
『もう直ぐ彼女に会える!』
そう思うと嬉しさが込み上げて来る。
彼女は約束の時間よりも少し早く着く。
「ごめんなさい。待った?」
「いやさっき着いたところ」
「晩御飯未だだよね?じゃあ食べに行こう」
と彼女の言うままに街を歩き出した。
私はまるで中学生の頃の初めてのデートのように緊張して、
沢山話したかったことがあるのにただ彼女の話に相槌を打つだけになっていた。
それにしても彼女はとても綺麗だ。
会えただけの感動で言葉も出ない。
食事をしながら彼女は明日の湘南小旅行の説明をしてくれる。
「絶対江ノ電に乗ろうね!江ノ電で江ノ島に行って海辺ある喫茶店でお茶しよう。
あっ!お昼もお勧めのレストランがあるからもう決めちゃってるんだ~」
彼女は嬉しそうに明日の予定を語ってくれた。
「最後は鎌倉に行ってから帰ろうね。」
「まるでサザンの歌詞を辿って歩くみたいだね。」
「そう!夢を叶えてあげるの!」
と彼女は屈託の無い笑顔で答えた。
食事も終わり明日に備えてお互いは別れた。
彼女が用意してくれたホテルに入り、部屋に入ったところで
「もう少し話せたらよかったな~明日は頑張るぞ!」
と自分に言い聞かせ床に就いた。
翌朝、ホテルの窓を開けると澄み切った青空が広がっている。
「なんていい天気なんだろう。」
よく考えると最近仕事が忙しく、改めて空を見上げることなんて無かった自分振り返る。
「さて、そろそろ出発しますか!」
ホテルを出て彼女の待つ駅に向かう。
約束の時間に彼女は現れる。
「いい天気で良かったね!今日はいい1日にしようね!」
と元気に彼女は言った。
今日は昨日と違い会話が弾む。
電車に揺られながら気が付くと目的地に着いていた。
「さあ!ここから旅が始まるよ!」
そう言うと彼女は昨日話してくれたスケジュール通りに江ノ電へ向かう。
「へ~これが江ノ電か~」
初めて見た江ノ電は想像通り可愛いらしい小振りな電車だった。
「可愛らしい電車でしょ!」
そう言うと彼女は江ノ電に乗り込んだ。
「サザンの歌詞に出てくる駅はちゃんと実在するんだよ」
確かに江ノ島は当然のこと稲村や終点はちゃんと鎌倉になっている。
先ずは江ノ島で途中下車。
「江ノ島って思ったより小さな島なんだね」
と言いながら江ノ島を一回りする。
「次は稲村で降りるよ」
と彼女は言った。
稲村は素朴な雰囲気の漂う小さな駅だった。
「海が近いから砂浜へ出よう!」
と彼女は言った。
夕暮れ迫る海までの道で彼女は僕の手を引く。
その手のぬくもりが少し肌寒い今、とても心地よく感じられる。
海辺に着くと綺麗な夕焼けの中に江ノ島が見える。
二人はしばらく黙って海を見つめていた。
サザンの”栞のテーマ”が思い浮かぶ...
彼女が髪を指で分けただけ♪
それがシビれるしぐさ♪
心にいつもアナタだけを映しているの♪
恋は言葉じゃなく二人だけのStory,yeah~♪
夕暮れ迫る中、鎌倉に着く頃には二人で過ごせる時間が
あと僅かしか残されてないことに気付く。
二人はそれを理解するかのように残り少ない時間を噛締めながら1分、
1秒を大切にしようと思えば思うほど、切なくなり言葉数も減ってゆく。
鎌倉を出て東京へ向かう電車の中、
彼女を抱きしめたい気持ちで一杯にになり、どうしようもない気持ちが込み上げてくる。
気持ちとは裏腹に電車は二人をまた別々の時間に戻す為に東京駅を目指す。
とうとう東京駅に着いた時、新幹線の改札口の前で二人は黙ったまま
暫くお互いの手を握り締めた。
こんなに辛く、切ない別れは今まで歩んできた人生の中で経験したことが無い。
どう対処していいのか分からず、新幹線の発車時刻は近付いて来た。
「そろそろ、時間だから行くわ。」
と心とは裏腹に重たい言葉が口をつく。
彼女は何も言わず頷いた。
新幹線の改札口へ向かう時どれ程後ろ髪を引かれる思いだっただろうか。
振り返ったら直ぐに手に届く彼女なのにどうしても振り返ることが出来ない。
シンデレラエキスプレスとはよく言ったものだと痛感し、
新幹線に乗り込むとその魔法も解けた。
その後、彼女とは東京へ出張の度に数回会ったが、
彼女がある事情で会社を辞めることになり、連絡を取れる回数も次第に減っていった。
最後に彼女に会ったのはそれから数ヶ月後の事である。
彼女の車で原宿を抜け、代々木体育館の公園で彼女の再婚話を聞かされる。
彼女は迷っていたようだが、ここで自分が引かなければ彼女を苦しめることになると思い、
彼女に再婚を勧めた。
今、振り返ると素敵な思い出の一つである。
自分もこの恋愛で少しは成長できたと思う。
しかしながら、今でも私の部屋には彼女と過ごした江ノ島の写真が飾ってある...
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この話は20代の頃こと。
年上の女性に惹かれる年頃だったのかな...
当時は未だ、携帯電話が今ほど普及してなかった時代。
私は阪神大震災で被災し、やむなく会社の独身寮で一人暮らしをしていたから、
私は携帯は持っていた。
だから、当時の電話代は毎月すごい請求額だったなぁ。
彼女との連絡手段は会社でメールか文通が主体。
仕事に疲れて、独身寮に帰った時に彼女から届いていた手紙は嬉しかったなぁ~
彼女はCDを送ってくれたりもした。
そのCDが偶然、私も同じCD持っていたりして
同じ価値観を持った彼女にさらに惹かれていった。
確か年末、彼女はお姉さんが国際結婚をして、
アメリカに居るので冬休みはアメリカに行っていた。
今ではそんな事は考えられないが、
サプライズで私もアメリカに行くかどうか真剣に悩み、
パスポートを眺めて考えたこともあった。
でも、彼女が最初に結婚した人と私が偶々同い年だったので、
彼女には戸惑いも有ったみたい。
最後に会った代々木体育館の公園でどうして、
「俺について来い」
の一言が言えなかったのか、その後すごく後悔した。
でも、今は素敵な思い出の1つ。
こんな長文に最後までお付き合い頂き有難うございました。
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Posted at
2013/01/14 05:17:58
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