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玦状耳飾（けつじょうみみかざり）です。自分が持っている物で完全品はこれだけになります。
玦状というのは昔の中国の人が腰につけていた装飾品（玦）という玉器ににていることからきているそうですよ。耳飾りだけに耳に少々裂け目を入れて細いすきまから通してぶらさげていたものと思われます。今風で言うピアスみたいな感じでしょうかね。縄文時代前期から中期の場所だと思います。秋田市にて。

石錐です。せきすいって読みます。石のきり、ドリルのことです。穴を開ける道具です。
秋田県大仙市にて。縄文時代後期の遺跡です。
おそらく獣から取った皮や、木なんかに穴をあける時に使っていたのでしょう。
現代の電動ドリルのルーツはここにたどりつくのですよ。
先っちょ結構細いの良く残ってたなって感じです。

縄文時代中期の土器です。秋田市にて。
自分が通っていた遺跡は中期から後期頃が多く縄文花盛りって感じでしょうか。
土器も決して薄くはなく厚くて形がすごいんです。情熱的というか。
火炎型土器に近いんじゃないかなってくらいに芸術的なんです。
小学生の頃ゴミ袋に入れてうちまで持ってきたものでした。
うちに帰って一つ一つブラシで水洗いしてました。
石器はそのわりにあまり拾えないものでした。

縄文時代中期の石匙です。秋田市にて。
石器拾いを始めた頃に拾ったものです。
この当時はこの形の石匙のことを「皮はぎ」って呼んでいました。
石器も集めましたけどこの当時は土器のかけらも多くて（結構大きいの）楽しかったですね。
ここはすでに調査が終わった遺跡の近くのたばこ畑でした。

きれいな形のナイフ形石器です。
秋田県大仙市にて。縄文時代後期。
ここではあまり多くの石器がない中での良い形の完全品でございます。
肉とか切れそうですよね。