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2015年01月06日 イイね!

アウトランダーは電気自動車の夢を見るか? 〜3.パンチングスターター編〜

朝。

あまりのアウトランダーの寝心地の悪さと寒さで睡眠不足を引きずったまま朝ご飯を求めてセーブオンへ。

実はセーブオンというコンビニをこの日初めて知り、利用したのだ。

このコンビニの凄いところは「大判焼き」が置いてあること。

僕は無類の大判焼き好きなので今が好機と大判焼きを4つ買って車内でたいらげた。


お腹が膨れたところで出発。

冷えた路面を遠慮なく走っていたけどしっかりグリップしてくれる。

ただ、前にも書いたけどあまりにも優等生で面白みにかける。

湧き上がるようなパワー、じゃじゃ馬っぷりを多少期待していたけどこの車はそういう車じゃないようだ。


僕が求める車の理想は

スタートボタンを思いっきりパンチしたらエンジンがかかり、運転中はせわしなくシフトやらハンドルやらをガチャガチャし、ブレーキは底が抜けそうなほど踏み込まないとしっかり停まらないような車でありつつ、
仕事帰りや遊びの帰りは疲れてるので「じゃあ後はお願いね」とフルオートで運転してくれる車である。

そのようなことをお世話になってるモータージャーナリストさんに言ったら

「車を2台買わないとダメだね」と言われた。


その通りだな、と思った。






Posted at 2015/01/06 22:57:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月23日 イイね!

アウトランダーは電気自動車の夢を見るか? 〜2.セーブオンは神編〜

レンタル当日。

販売会社に行き、実物を初めて見た。

デザインは初代アウトランダーの方が好きだけど、悪くはないと思う。

インテリアは良くも悪くも三菱で、シートに座ってみると意外と狭いなーと感じた。

1泊2日レンタルの初日は残念ながら仕事が入ってしまい現場(上尾)まで乗って行った。


僕が感じたアウトランダーPHEVの特別すべき点は「優秀」の一言に尽きる。

スムーズな乗り味と旋回性能でまったくストレスなく乗ることができた。


取材は夕方までかかり、一旦家に帰って納品し、20時くらいに荷物をまとめて再び車に乗り込んだ。


目的地は「浅間山」。

少しでもお金を節約すべく下道を使うことにした。
片道およそ4時間30分。

約2時間ほど走ったところで朝取材した場所を通過した。
何だかすごい無駄なことをしたなと思いつつ走る。

日付が変わろうかという時に群馬県に着く。
暴力的な寒さだった。

そして疲労がピークにきていた。
コンビニが見えたら休憩しようと思ったが、ない。
あたりは頼りない街灯のみで静寂に包まれていた。
とても寂しくなった。

こんな場所に車を停めて仮眠でもしようもんなら怪しい部族に襲われそうであり、霊的な意味でも怖かったので
頑張って車を走らせる。

カーナビが複雑な道を示しだした。
とうとう峠に差し掛かったのだ。

これが昼で体調が万全なら僕は嬉々として車を走らせたかもしれない。
だけど今の僕にはそんな体力も残ってないし何よりこの夜の静寂さもあり「まじかよ...」と呟くしかなかった。

峠道は熾烈を極めた。
たまに片側一車線になる程度でほとんどが車がすれ違えるのがちょっと困難な車線だった。
また、コーナーというコーナーのRがきつく、ブラインドコーナーが多かった。
当然のように街灯は無い。
車の照明だけが頼りだ。



そのため、かなりの神経を使って運転しなければならなかった。
が、集中力なんてもう僕には残っておらず惰性で車を右に左に操った。

望むべくは、対向から車が来ないこと。
走り屋が来ようものなら確実にアウトだっただろう。

それでも、あまりの静寂に怖く、寂しかった。
誰か通らないかという願望さえ生まれたが結局誰とすれ違うこともなければ追いつくことも追われることもなかった。

峠を抜け、安堵感と達成感に包まれた。
隣に誰かがいたらハイタッチでもしただろう。
だけど残念ながら誰も隣に座っていない。

もうすぐだ、もうすぐ休めると自分に言い聞かせコンビニを探す。
が、相変わらずの静寂無人っぷり。

そうこうする内にまたナビが凶悪なルートを示し出した。



先程征服した峠より、より一層凶悪味が増し、距離も長くなっていた。

引くことも止まることもできない状況なだけに前に進むしか残されていなかった。
(止まろうと思えば止まれたが怖かったので...)

淡々と、ただひたすらアクセルを踏み、ハンドルを左に右に切り車体を振る。

この車には車線をはみ出したりしたら警告音が鳴るシステムが付いているのだけど、
こういう道幅が狭い峠道ではラインを割ってしまっても警告音が鳴らないのは優秀だなーと思った。


とうとう、とうとう第二の峠を制覇した先、闇の中に煌々と輝く看板を見つけた。

「セーブオン」である。

広い駐車場に豪快に車を入れ僕はアウトランダーPHEVの中ですやすやと眠りについた。





Posted at 2014/12/23 23:29:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月16日 イイね!

アウトランダーは電気自動車の夢を見るか? 〜1.電気をめぐる冒険編〜

2014年7月中旬。

札幌まで取材に行く為、少しでも経費を抑えようと成田発のLCCを選んだ。
料金が安い早朝便に乗るには始発の電車を使っても到底間に合わない。

そこで深夜にレンタカーに乗って成田まで行き、搭乗時間まで駐車場で寝ようという青写真を描いた。
間髪入れずにレンタカー会社に電話をすると電気自動車が1台余っているとのこと。

これも何かの縁、せっかくだから経験しておこうと軽い気持ちで電気自動車(i MIEV)を予約した。


当日、レンタカー会社に行き車を引き取る。
その際にスタッフの方から「フル充電で50kmしか走りません」とのことを伝えられた。

まぁそれだけあったら成田まで行けるかなと出処不明な余裕が何故かあった。
そう、僕は成田空港というのは東京にあるものだと思っていたのだ。

携帯電話のナビに「成田空港」と入力し、案内開始。

「走行距離約136km」

頭を抱えた。

1ストップ作戦はまだしも、2ストップ確実。
いや、下手をしたら3ストップも考えられる。

今更考えても仕方ないのでとりあえず目的地へと向かうことにした。

初めての電気自動車。
静粛性といかにもエレクトリックな乗り味で大変退屈だった。
この車のいいところは「当時としての珍しさ」に尽きる。
外観は可愛いけどそれだけならガソリン車の「i」のほうでいいだろう。

道中、充電量が半分を切ったところで一つの疑問が頭をよぎった。

「深夜に充電できるところってあるの?」

即車を停め、携帯で調べる。
するとしばらく走れば日産販売店に24Hの充電施設があるとのこと。

やれやれ助かった。
何とか辿り着けそうだ、再び車に乗り込み出発する。

道中、充電量が20%を下回ったところで一つの疑問が頭をよぎった。

「日産の充電器で三菱のアイミーブって充電できるの?」

即車を停め、携帯で調べる。
するとどうやら問題ないみたい。

やれやれ助かった。
何とか辿り着けそうだ、再び車に乗り込み出発する。


深夜の静まり返った日産販売店に到着する。

慣れない手つきで充電プラグをセットしようとするが
あまりにも残酷すぎる暗さで挿入位置が中々合わない。

側から見たらどう見ても悪さをしている人間にしか見えないだろう。

せめてスポットライトくらい付けてくれよと恨み言を呟くが冷静に考えれば
多くの充電施設を設置し、無料で、しかも深夜も使用できるようインフラを整えてくれた日産自動車に感謝。
それよりも車側の差し込み口にライトがないのがおかしい。
販売時期が異なり比べるのは酷かもしれないがBMWのi3は心もとないが一応ちっちゃなライトがあるのだ。日産リーフはどうかな?

とても小さなことだけどすごく気になった。


今回電気自動車に乗ってみて、やはり航続距離50kmということで常に走行可能距離と充電ポイントを意識して走行しなければならず「やっぱり電気自動車はまだ早いな」と感じた。


ということをお世話になってるジャーナリスト様に愚痴ると
「それはお前の乗り方が悪い。電気自動車はドライブするものじゃない、家や会社に充電設備を整えた人が通勤、仕事で使うものだ」

と怒られた。


深く反省すると共に「電気自動車なんて絶対乗らない」と心に誓った。


それから5ヶ月後、僕はアウトランダーPHEVの1泊2日試乗キャンペーンに申し込んでいた。




Posted at 2014/12/16 21:11:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年12月09日 イイね!

ギブミーチョコレート

アメリカンバイクのツーリングに同行する取材を頼まれた。

アメリカンというと「日本ではスティード、ドラッグスター、マグナっていうバイクがあり、アメリカではハーレーがあるんでしょ?」
程度の知識がないが詳しく話を聞くことに。

ほぼ始発から夜にかけての取材でギャラが5,000円。

僕も決して売れっ子ではないし時間がないわけでもないので断る理由も特になかったので承諾した。

最初は今後の仕事に繋がればいいかと思ったけど担当も品がない人間だったし何より、アメリカンは興味ない。


その為、4,490円の仕事しかないと心に誓った。

正直「ROSSO」等の有名雑誌の撮影をお願いされ、「じゃあギャラ5,000円ね」と言われれば「いやいやこんなカメコに5,000円なんてもったいないっすよ、好きで撮らしてもらうんで気にしないでください」と感激し、撮影の出来は悪かったにしろ、20,000円分以上の働きをするだろう。

が、何しろ今回の依頼人はとことん品が無さすぎた。

だから今回でこの仕事が逃げても何ら問題ないよ体制で臨んだ。

------当日--------


集まったバイクは約50台。

今回のツーリングにはレスキューカー?っていうのかな。
ショップが用意した2台の車が同行し、何かあっても対応しますよという豪華ツーリングであった。

僕はその内の一台、ハイエースに乗せてもらって取材することになった。

行き先は茨城県の魚市場。

さすがに50台ものバイクが一斉に走るとかなり迫力がある。

何より驚いたのがみんな統率が取れていることだ。
まるでアリの群れを見ているようだった。

が、トラブル(故障)のオンパレードで終始ヒヤヒヤした。

例えば高速走行中に一台が不調で路肩に停める。
するとぞろぞろと他バイクが停まる。

高速道路の路肩に大勢の人が出てる時点でスリリングだったが、それ以上にスリリングだったのが

「ショベル」というバイクの存在。

ショベルというのはガソリンタンクが異常に小さいアメリカンバイクのこと(だと思う)
種類によると思うけど大体6Lくらいしか入らないのではないだろうか。

とにかくこのバイク、一度エンジンをかけ損なうと中々エンジンがかからなくなってしまうのだ。

その為、一度トラブルやら休憩やらで停まると立て続けに「あ、彼ちょっとエンジンかからないみたいよ」
と悪循環に陥ってしまうのだ。


そういうこともあり、小さなトラブルは続出したがこれだけの台数が集まった中、
事故がおこらなかったことは素直に素晴らしいことだと思う。


今回アメリカンという全く違う世界に足を踏み入れたわけだけど、
イメージ通りのワイルドなライダー達、見た目怖いけど(というかヤクザもいた。)面白い人達と出会えたことに感謝。
アメリカン乗りは古い言い方ではあるが、中々どうしてイカした方々だった。


終わってみれば、7,200円分くらいの働きはしたと思う。


それにしても1台だけいたカワサキのレプリカ。
鮮やかなライムグリーンすぎて滅茶苦茶目立つ。
正直ちょっと後ろの方走ってほしかったなー...。










Posted at 2014/12/09 22:56:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2014年12月05日 イイね!

このシトロエンは出来損ないだ

このシトロエンは出来損ないだ











と、悪意ある出だしとなりましたが今のシトロエンが出来損ないだと思ってる訳ではないし、決して批判している訳ではないということを話しておかなければなりません。

ご存知のように現在のシトロエンはプジョーの一部となってしまってい、販売されている車にはプジョーの血が混入されております。前向きな捉え方をすれば”新生シトロエン”でしょうか。

今回取材させて頂いた車はシトロエンがシトロエンであった時代の最後の”純血”の車です。





CITROEN / CX 25 Prestige TURBO2

中々の変態っぷりを発揮している車ですね。
特にリアタイヤを覆う”スパッツ”には目を疑います。

それでも外観、内観含めて滑らかで上品な車に見えます。
特に座席は非常にゆったりしており後部座席に至ってはマツコデラックスが2人すっぽり収まるくらいです。





この車自体は珍しいと言えば珍しく、狂気を秘めたマニアは今でも所有しているでしょう。

ただ、今回取材させて頂いた車は国内では2台しかない、らしいです。
その所以が「プレスティージュ」、「ターボ」。







ノンターボの車両は国内に輸入・販売されていたようですが、ターボ車は検討されはしたものの結局、輸入されることはなかった、らしいです。


もう一つ特別すべき点は装着タイヤでしょうか。


おそらく当時物(1975年)のミシュラン/TRX。

取材後に店舗に車を返却し、お話を聞いたところ、売値は2,800,000〜2,900,000円を予定しているみたいです。
愛が試される値段だなー、と思っていたらディレクター様に「◯◯君、これ買ったら?」と一台の車を勧められました。


CITROEN / C5
280,000円

この価格でシトロエンの乗り心地を体感できるのなら...ありかも?
Posted at 2014/12/05 00:36:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車取材 | 日記

プロフィール

都内で車、バイクをメインに撮影を行っているカメラマンです。 モータースポーツが好きで写真を始めましたが最近はご無沙汰です。 ご希望が御座いましたらユーザ...
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2015/12/26 22:02:57

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