あくまで僕の勝手な街で見かける一般的な外車(欧州系)に乗ってる人のイメージ。
⚪︎いわゆるセレブ <富裕層>
マセラッティ、ジャガー、アストンマーティン
⚪︎お金持ち、外車乗るのがステータス派 <本気と趣味と成金が混じり合うカオスな層>
ベンツ、BMW、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、アウディ
⚪︎手軽に外車に乗りたい、この車かわいい派 <ライト層>
プジョー、フィアット、フォルクスワーゲン、ミニ
この中に入ってないのが
ルノー、アバルト、シトロエン、アルファロメオ の4社になる。
いわゆる重病、又はマニア層(もちろんいい意味で)。
これらの車はもう、好きじゃないと買えないですよ、本当に。
僕の今一番欲しい車はルノーのカングーだけど、それほどルノーというメーカーに残念ながら思い入れはなく、
カングーという車だけに恋している。おそらくこのようなユーザーの方も多いだろう。
そんなこんなでルノーの車だから〜、アバルトいい車だね〜、というブランドを選択し、購入に踏み切る方は
とにかく素晴らしいと思うし、僕もその中の一人でいたい。
こんなお話を書いたのはシトロエンのディーラー取材と車の取材に行ったからだ。
シトロエンは好きだけど、僕史上ではほぼ接点のないブランド。
シトロエンのイメージは、WRCに出てて、コンパクトで、いい意味でお下劣な車。
前の記事でも話したように僕の好きな要素をたっぷり含んでいる車を作っている会社だと思う。
ただ、最近のシトロエンは丸くなりすぎてお下劣要素が少なくなってきた感があって寂しい。
そんな僕の抱いていたお下劣概念を吹き飛ばすことになろうとは。
ディーラーでの撮影車両は「C5」。
あらいいですねーって撮る。

インテリア。
なんかすごい。
まるでファーストクラスのようである。
だってこの外観ですよ?
外観からは想像できないような上品な内装になっていることに心底驚いた。
実際運転席に座ってみると、実にゆったりしていて雲のような座り心地。(雲に座ったことないけど)
これは後部座席にも同じことが言え、窓ガラスには何かつまみがついてて引っ張るとシェード?日差しよけ
がするするーっと降りてきたりする。
で、このハイドロよ。
ディレクター様に「これも撮っといて」って言われたのでなにこれ?と思いながら取り敢えず撮り、
取材後に「あのおっぱいみたいなのなんですか?」と聞いて恥ずかしながら初めてハイドロの原理を知り、
この革新的なハイドロ(ハイドロニューマチック・サスペンション)を発明したのがシトロエンだということも教えてもらい、ハイドロにまつわる小ネタも教えて頂いた。
その小ネタとは、
昔々、ロールスロイス社がシトロエンのハイドロに目をつけました。
ロールスロイス「いいね、これお金払うからうちでも使わせてよ」
シトロエン「え、そんなかの有名なロールスロイス様に使っていただけるならお金なんて頂けませんよ」
こんなやり取りがあった後、シトロエンのハイドロを付けたロールスロイスが発売される。
そしてそのハイドロには「CITROEN」という表記が入れられた。
シトロエンは大層感激したそうな。
古き良き時代を感じるお話ですね。
そして、メインの特集用で撮影した車両を紹介したいのですが
記事がまだあがってないのでまたいつか。
Posted at 2014/11/25 21:53:22 | |
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