「ダイアグノシスコネクターにMUT-IIを接続」は、ダイアグノーシスコネクターの1-アース(平成11年頃まで)でも可。
<暗号コード登録方法>
トランスミッターには、それぞれ独自の暗号コードが記憶されてお
り、次の場合はレシーバー内EEPROMに暗号コードを登録する必要
がある。
・ トランスミッターやレシーバーを交換する場合
・ 2個目のトランスミッターを追加する場合
・ 故障原因として暗号コードの登録不良と推定される場合
EEPROMのメモリー空間内には、トランスミッター2個分の最大2つ
の異なる暗号コードを記憶できる。なお、1個目の登録時には従来の
暗号コードは2個とも消去されるため、トランスミッターが2個ある場
合や2個目のトランスミッターを追加する場合は、2個とも再登録する
必要がある。
1. キー操作にて通常のドアロック機能が働くことを確認する。
2. ダイアグノシスコネクターにMUT-IIを接続する。
<備考>
このときダイアグノシスコネクターNo.1端子をアースした状態
となり、暗号コード登録準備状態に入る。
<注意>
MUT-IIの接続及び切離しは、イグニションスイッチをOFF位置
にして行うこと。
3. MUT-II接続後、10秒以内にイグニションスイッチをACC位置
(1秒間) からOFF位置(1秒間) にする操作を3回繰り返す。
<備考>
このときドアロックが1度ロック及びアンロックと作動し、登録
モードとなる。
4. トランスミッターのスイッチを押し、10秒以内に更に2回押すと
コードが登録される。
5. 登録が完了すると自動的に、1度ドアロックがロック及びアン
ロックと作動する。
6. トランスミッターが2個ある場合や2個目のトランスミッターを追
加する場合は、1個目の登録後、1分以内に2個目の登録を同要領
で行う。2個目の登録が完了すると自動的に、1度ドアロックが
ロック及びアンロックと作動する。
7. 次の条件で登録モードは終了する。
・ 2個のトランスミッターの暗号コード登録が完了したとき
・ 登録モード設定後、1分経過したとき
・ MUT-IIの接続を外した(アースを開放) とき
・ イグニションスイッチをONにしたとき
・ いずれかのドアを開けたとき