お久しぶりです。キーレスの記事にイイねが増えてきたしろえぼです。
編集使い分けが
メンドクサイ少々大変ですので程々にして更新頻度を高めたいと思っておりますが…
そんな前置きはともかくランサー弄りです。
もう結構前にやったことを記事に起こしてるので記憶が曖昧ですが…
ランエボ乗りの皆様はまぁ、常識なのでしょう。僕にはよく分からなかったのですが納車してからずっと、走っていた時に加速に息継ぎが出る症状が続いておりました。
これって点火系に問題がある時に出る症状なのだそうです。端的に言えば失火現象。ミスファイアです。
点火系に異常が出ますと燃料が燃やせなくなります。点火するための部品に異常が出るのですから当然ですが。その症状の一つとして失速感が出るのですね。
僕のランサーはH8年式の15万キロ。クルマ屋によると変えた形跡が見当たらないということまでは聞いておりました。
そりゃまぁ、変えなきゃいけませんわな。
プラグの焼き色を見てプラグもプラグコードも交換しちゃおう、イグニッションコイル(点火コイル)も変えなければ…
4G63エンジンはプラグ交換も非常に簡単です。
ボンネット開けてエンジンの黒いカバーをボルト4本取って外します。

大きな四角いのがイグニッションコイルですね。2つのイグニッションコイルと2本のコードで4気筒合わせてあります。セミダイレクトイグニッション…?(この呼名は正しいのか知りません)
…余談ですがエボXの4B11エンジンはこれが4つあるため交換したら費用が凄いと聞きました。これがダイレクトイグニッションってやつですね。
話を戻します。それぞれ大元から出てきている太いコネクタ(上図でオレンジに見えている)をツメを押さえて外します。プラグコードは引っ張ったら抜けます。コイルはボルト2本で止まっているのでそれも外します。以上です。後は上に向けて部品を全て外すだけです。
で、プラグの焼き色はまぁ問題なかったのですが…

4G63の持病のオイル滲みですね。実は僕のランサー、オイルパンの上側からも少し漏れてます。大変だぁ…そのうち直したい…
その日は一旦組み直して部品の注文をして後日交換することにしました。
とりあえずイグニッションコイルは後回しにしてコードとプラグだけ先に交換してしまうことにしました。

ちょっとリッチな気分に浸れますね。
お金欲しいです。
そして二度目のご開帳~

…先に言いますとこの光景を見られるのはこの時が最後になろうとは誰も思わなかったでしょう。
イグニッションコイルをボルトを外して取り外します。前のオーナーかクルマ屋が下手に取り付けたせいでしょうか、僕のは最初からなのですが、コイルのプラグ側のゴムが折れ曲がってしまってるのを外していつもどおり眺めていた時でした。
ポロッ
何か足の上に落ちてきた感触がありました。
二度見してしまいました。「…はぁ?」
これって取れるようになってるの?いや、そんなわけないよね。へぇ端子ってバネでテンションかけてネジ頭みたいなのに導通させてあるんだ。…点火できないじゃん。
押さえて走ることも考えましたが途中で止まったら手に負えません。
(やばい…壊したわ…)
以前も何かありましたね。全身が危険を予感してるってやつです。この場合予感というより察知ですが。
作業させてもらってるいつものお店の先輩に相談しましたが、無理して自走はしないほうが良い、今晩置いといて良いから代車で帰れ、部品は純正部品扱ってるお世話になってるところに連絡してみようとのこと。
…ホントいつもすみません。もう頭が上がらないです。
急遽イグニッションコイル新調、予期せぬ点火系フルチューンでございますよw

隣の県に部品がある、明日の朝には届くとの連絡を受け、すぐに注文、発注のお願いをします。(ちなみに三菱ディーラーさんは定休日でしたので非常に助かりました)
こうして一晩入院が決まった僕のランサー。走れないランサー。

…多分怒ってますね。こうなったら洗車の約束で手を打っていただきましょう。
次の日、バイトの時期のように朝から出勤、いつでも交換できるようにバラした後、ほんの少しだけですが雑用をお手伝いさせて頂きながら部品の到着を待ちました。
そして部品到着!

CT系ランサーと今は品番統一になっているはずなのは知っていましたが、取り付け用のネジ穴が増えてます。本体部も形が変わっています。
ここからは特に説明も要りませんね。取り付けしました。

青いプラグコードが輝いています。効果があるかどうかを確かめる意味もあってイグニッションコイルは注文していなかったのですが、こうなっては致し方ありません。やむを得ませんが全体としての交換になったので個々のパーツのインプレッションは不可になってしまいました。しかも一晩置かせてもらっているのであまり度々ガレージを使うのも善い行いとは言い難いですし。
結果ですが…なんと言えばいいんでしょう。とにかくパワーもトルクも全域でアップしました。今まであの部品のせいで抑えつけてあったのはこんなパワーだったのか…と、正直前以上にアクセルを開けられません。シートに体も頭も埋められそうになります。
多分コレがこのクルマの本来なのでしょう。吹け上がりも全く違います。
少し真面目な話をしますとコイルは熱の影響をうけやすいパーツの一つです。今回はその関係で樹脂が劣化、硬化して断裂したものと思われます。他にも調べたところでは上面が白けてるものは交換時期が近くなっているという判断もできるようです。
熱の影響といえば黒いヘッド上カバーを外すという手もありますが、ランサーは大きなダクトがありますので今度は水の影響も考慮しなければなりません。
そしてまだあまり調べていませんが、コイルと言うからにはノイズ対策がどのようになっているのかも気になります。僕はあくまで機械が専門ですので電気は基本的に専門外ですが、回路ノイズ対策と言えば配線位置、方法の見直しだけでもかなり改善が出来る事ですよね?まぁ、工業品ですしそこら辺はちゃんとしてあるのでしょうし素人が考えることなどそれこそ基礎の基礎なのでしょうが…壊れたコイルは分解することも出来ますし…まだまだ色々と考察や勉強の余地がありそうですね。
点火系はかなり時間を掛けてしまったので他のことをまとめて記事にできるほどの余裕が無くなってしまいました。まだまだ記事ネタはたまっていますが、イジりネタはひとまずこんなところですかね。
過去の記事やイジりネタに関して必要な情報がもしありましたら僕の分かる範囲でしたらお答えしますのでお気軽にどうぞ。(主にキーレスの事で自分が苦労しましたので…w)
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