
通称「新柿線」
上越にお住まいの方は「あぁ、あそこか・・・」と、おなじみの道。
仕事の話ですが、今回の任務は上越市某ホームセンターに灯油を配達する事。
天候は悪く、その影響で時間も押されつつありました。
その時、新人(と言っても50代)のおとっつあんの添乗で、私は助手席でスマホを持ち、いろいろと盗撮する気満々でニヤニヤしてました。
そして道路はというと、高速道路も吹雪や事故の為、所々通行止め。
上越では降りれなくなり、柿崎から降りるしかありませんでした。
バロンT「いやぁ、時間がヤバイんで近道しましょう。催促の連絡も入ってますんで、新柿線行きます。」
おとっつあん「この雪でですか?いけますかね?」
バロンT「今んとこなら大丈夫です。とりあえず行きましょう。」
おとっつあん「いやー、だって、冬の新柿線ですよ?大丈夫かな~無事に辿り着く事ができるかな~」
(※ばけつさん、あまりにこの画像が秀逸だった為、無断借用しました。すいません)
もはや他人事のバロンT。 まさにボトムズ(最低野郎)です。
必死でおとっつあんを説得し、新柿線へ誘導。
しかし、天候はどんどん悪くなってきます。
バロンT「こりゃ厳しくなってきましたね・・・」(汗)
おとっつあん「だんだん見えなくなってきましたよ・・・」(震え声)
しばらく進むと、更に視界は悪くなってきます。
もはや標識や建築物で判断せざるを得ません。
おとっつあん「どうすんですか・・もう見えませんよこれ・・・」
バロンT「そ・・・そうっすね」(滝汗)
ズドォォーーーーン
※)手抜き画像ではありません。
数分後にもう吹雪。
どこが空やら地面だかわかりません。
目印も何もありません。
おとっつあん「だから言ったじゃないですか!!」(怒)
バロンT「すいませんでした;;」
更に数分後に、地面の影が見える様になって、亀並のノロノロ運転で移動。
しかし、その先に座礁した車が・・・
まさにこんな感じです。
が、自分達もそうなる可能性も十分ありますので、慎重に移動です。
更に数分後、道だと何となくわかる程度には見える様になりました。
バロンT「前からいっぱい来ましたね。すれ違う時に注意っすね。」
おとっつあん「・・・・・・・・」
おとっつあんが無言なのは、すれ違いに集中してる為か(避けた時に側溝にハマる恐れがある為)、バロンTに呆れかえってるだけか・・・
更に先に進むと、妙に傾いてる大型が・・・
おとっつあん「あ・・あれぇ!?」
やっちまってます。知ってる人です。
救出したくても、この状況ではとても無理なので、乗務員の無事を確認してから逃げる様に現場を去ったバロンTとおとっつあん。
任務遂行中に、ミイラ取りがミイラになる訳にはいきません。
やっと見える様になりました。
目的地に到着し、無事に荷卸開始する事が出来ました。
実はこの後の帰り道の方が状況が悪く(荷物が無いと大型は簡単にスリップする為。)、道は凸凹しまくりでネタには持ってこいなのですが、運転を代わった為に画像はありません。
交代した後、おとっつあんは余程疲れたのか、のび太並に寝てしまいました。
みんなも、冬の新柿線には注意だよ!!
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番外編 | 日記
Posted at
2013/05/19 23:38:13