AZ-1はあっという間に車検です。
車検どこに出そうとこの2年悩みっぱなしだったんですが、
8/13日、人気(ひとけ)のない会社で人気がないのをいいことにボーっとしていた時、ふと思いました。
そうだ、ユーザー車検にしよう。
足回りのブーツ類は2年前に全部交換しているし、
特に不具合も感じないし、水漏れも止まったみたいだし。
ユーザー車検でよくね?
あー今週持ち込めばラインがら空きだったんじゃないのー?
でもさすがにある程度点検はしたいので、盆の期間は無理でした。
ただ、今回はテスター屋でヘッドライト光軸とサイドスリップだけ見てもらおうと思いはしたんですが、
前回の車検取得時も結局点検記録簿をもらえる整備はしていないので、
ちょっと今回は点検に出そうかと。
ちょうど前の週にアウトランダーの点検の話を営業としていて、
AZ-1の車検やる?おそらく部品交換は必要ないと思うけど。
前の店長は「お断りします」って言ってたけどねー
という話をしたんですが、今の担当営業の方は、やる、という返事をしてきました。
で、アウトランダーの点検の時に話をして、
ちょーっと気が変わって、24か月点検だけしてもらって
車検は自分で協会に持ち込みたいけどいい?という話をしたところ、
全然問題ない、と快諾。
じゃぁそれでということで、とりあえず自分でできるところは自分で。
涼しくなるかと深夜まで待っていても最低気温が28℃でぜんぜんすずしくならんので、
夜ちょっとと、仕方なく36℃の日中に作業。
エンジン・ミッションオイルは6月に換えたのでいじらない。
結局油量チェックするのも忘れました。
クーラントとブレーキ液の交換をするつもりだったけどこの暑さで涼しくなってからに持ち越し。
ブレーキキャリパーは分解清掃、パッド残りは十分。
馬に載せず見える範囲でブーツ類のチェック。
ストラットのガタ確認、あれ、1本車高調のブラケットロックシートがゆるんでる。
ちゃんと見ておくもんですね。リヤなので、ダンパーが回って車高変わったりはしてないでしょう(きっと)。
ヘッドライトは悩んだあげく、LEDだったのをハロゲンに戻しました。
ライトの光軸とサイドスリップ調整はお願いするので、こんなので時間かかったら申し訳ないし。
ちなみに、15年くらい前の車検の時に明るさぎりぎりで「次は通らないよ」と言われたので
バッ直したからハロゲンバルブでも大丈夫でしょう。
いっしょにアーシング代わりにグランドも後ろから前へ引っ張っています。
後はランプ類チェック。発煙筒も載ってる。
ステアリングも、ホーンマークどうしようと2年間も悩んでいたら車検になってしまったので、
大恵産業の市販のシールを慌ててamazonで購入。
大きさが不安だったけどちっさいシールだったのでボタンの上に貼ってもはみ出しませんでした。
これ、ボタンとどのくらい距離が離れててもいいんでしょうね。スポークに貼りたいですが。
ぜんっぜん関係ないけど、このホーンのシールは、以前看板屋の友人にカッティングしてもらったことがあるんですよ。
でも直径10mmの円に収まるサイズで、と言ったのに1辺10mmの正方形で切りやがって、
しかも彼はブラバンやってたのでなんか聞いたことのない名前のホーンの絵で切ってきやがって
なんだよこれラッパに見えねーよ、こんなの貼れねーよ!!
ともあれ万全です。
点検前日に予約の確認をしてから車検の予約を入れました。
1日4ラウンドあって、2と3は混むとのことで第4ラウンド14:15~15:30受付の回。
もし再検査になったらテスター屋に行く時間を考えると第4はやめたかったんですが、
おそらく大丈夫だろうと踏んで第4ラウンドにしました。
そして当日、朝10時に三菱へ点検に。
もしフロアジャッキ使うときはサイドシルはダメよ、
油脂類は足りなくなければいじらないで。
ハブナットは細いからトルク守ってね。
程度の話でお願いしたんですが、ここで痛恨のミスをしていました。
リフトで上げるときに呼ばれて爪の場所を見せられ、大丈夫でしょうという話をしていた時に、
なんと、24か月点検は車検で入庫したときのみで単独ではやっていないという話。
12か月の内容になるけどいい?と。
なんと。営業出てこいやー!
※今日は遠くへお出かけしているようです。
とはいえ休み取ってるから車検は今日で終わらせたいし、
この後協会に持ち込むことは知っているので、なんとなくそんな感じでチェックをしてくれました。
メカニシャンの方、個人的にはAZ-1をいじったことがあるそうで、
いまだに知り合いに乗ってる人もいるとか。
ボディとフレーム以外は特に変わった構造はないAZ-1ですけが、初見でないのは心強いですな。
アウトランダーなら1時間もあれば終わるところが2時間近くかかり完了。
ここで点検記録簿を見て気づいたわけですよ。
タイヤの溝残が、前6.3後ろ3.2mm。
しまったータイヤ位置変えるなって言うの忘れたー。
コンビネーションスイッチを折ったんじゃないですよ、説明するの忘れたけど。
このタイヤ(AD07)は2年で約5000km乗っていますが、後ろの減りが早いこと。
ある日あまりの減りに気づきびっくりして前後入れ替えてたんですよ。
これ、1万キロ乗れるのかな?
でもリヤが減るのは
アクセルを踏めている証拠多分LSDのせい。
申し訳ないけど戻してもらって完了。
結局ヘッドライトの光軸調整以外(自分でいじっているので)、サイドスリップも紐アライメントのおかげか調整不要で何も問題なし。
一点、ロールケージのサイドバーが入らなくなってしまったので、ジョイントが剥き出しなのを指摘されました。
シートより後ろ部分もロールバーパッドは必要じゃないか、とも言われましたが、これは要らんでしょうたぶん。
神奈川はうるさいの?と聞いてみると、最近やらかしたのでうるさくなってる、と。
これじゃないよねぇ、やらかしたってなんだろう。
これが原因だったらいい迷惑だな。
※
「これ」のリンクが間違っているのを、約2年後に見つけたので変更。
何を貼ったのか覚えていないんですが、
これかなぁ
https://business.nikkei.com/atcl/interview/15/279177/022600040/
引用:
ここから
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判定値設定ミスの概要
昨年11月18日、軽自動車検査協会が軽自動車の車検に使う機器で、検査基準値の設定ミスが発覚。89カ所ある車検場の内、10カ所16検査コースで検査機の判定値が基準より緩い間違った値で設定されていた。さらに過去、16カ所21検査コースで設定ミスがあったことも判明。実際には不適合ながら適合と判定した車両は合計1800台に上ると推定。
-----------------------
ここまで
※
とりあえず帰りにホムセンに寄ってクッション材買ってでっち上げよう。
もう12時を回っているので第3ラウンド(12:45~14:00受付)予約しなくてよかった。
こーなったで
ロールバーパッド椅子・テーブル脚のクッション材を発見。
こんなのつけるだけでも汗だぐになる気温。偽タイラップ3本で巻いてあるやつです。
汗拭いて着替えて、最近入手難でノーマルのdakaraが買えなかったので、
dakaraのライチ味(味が濃すぎる)を持って出発。
協会の窓口で右往左往するのはわかっているので早く行きましょう。
けっこう渋滞の中を走って、受付開始時間を過ぎて14:30ころ軽自動車検査協会神奈川事務所に到着。
終了は15:45なのでまだ十分余裕はあります。
案の定右往左往して、やっと書類をそろえて提出すると「整備記録簿はありますか?」と。
じつは午前に24か月を受けてと思ったらこうなったと手短に話すと、
半ば不思議そうな顔をしつつ、記録簿は確認されませんでした。
パンフレットを渡され「コースわかります?最近もユーザー車検受けてますか?」と聞かれたので、
20年ぶりくらいですと答えたら「じゃぁコースの見学をした後3コースに入ってください」と。
せっかくなので見に行ってみると、
「ちょっと見たらコース入って。教えてあげるから」と検査官に声を掛けられたので、設備だけ確認してコースインします。
コースイン。
最初は外観検査。
外観とターンシグナル、やホーン、ワイパー等のチェックです。
クルマから降りて、エンジンルームのチェック。
エンジン型式の刻印が見つからず、3人がかりでチェックしていました。
前日に自分でも見ておいたんですが、実は場所がわかりませんでした。
それが終わると車内のチェック。
なんか言われるかなと思ったけど、エレガンスチェックは何事もなく完了。
ここでは排気ガスの検査。
本当は自分でマフラーにプローブを突っ込むようですが、
天龍源一郎張りのしゃがれ声が恐ろしくカッコよい検査官の方がどんどんやってました。
検査票も自分で機械に通すのですが、「こうやるんだよ」とやっていただいたので、
結局検査票を自分で何かすることはありませんでした。
サイドスリップ検査。グレーのところをそーっと通過します。
午前の点検で見てもらっているので問題なし。
スピードメータ検査。
メーターが時速40キロを指したらライトをパッシングします。
針がぶるぶる振れるAZ-1ですが、40km/hはほぼ落ち着いてて大丈夫。
前回の時はものすごいブレてて、ブレの振れ幅中心が40km/hの時にボタン押したっけな。
この時「(クルマ)きれいにしているねぇ」とお褒めの言葉をいただきました。
きれいにしたのの9割は自分じゃないですけどね。
続けてヘッドライト検査。
写真は右ライトをチェック中。
そして左ライト。
今はロービーム検査になっているので、ロービーム検査から始めるのかなと思ったらハイビームのみの検査でした。
続けてブレーキ検査。
最初はフートブレーキから。
はいNG。
すっかり忘れていて、自分なりのフルブレーキをしてしまいました。
NG!
そう、床が抜けるほど踏まないといけなかったんですよね。
これでもほぼ踏み切っているのですが×。
さらにもう一回やって、ペダルが奥に当たるほど踏んで、ここで終了。
ローラーとタイヤがスリップしてものすごいジャダーを起こしていて、検査になってるのかね。
あれ、結果どうなの?もしかして再検査?
ちょっとペダル踏み抜けたのも気になるところではありますが。
続けて駐車ブレーキ検査。
もう●が点いていますが、「もっと引いて」と言われて、
ワイヤー切れるんじゃないかと思うほど引いて
OKです。
ちょっとレバーの遊びが大きくてきつかった。
最後はリフトに乗せて、下回り検査。
下回りを引っぱたいて調べます。ステアリングを切ったりゆすったりした後はやることがなくなり、
暑いのを思い出すと一気に暑くなった気がする…
首振りのスポットクーラーがあったんですが、
AZ-1の窓は動物園のサルが物をねだる程度にしか開きません。
という以前に、ぜんぜん上のほう向いてて全く無意味。
暑い…
しばらくして点検完了。リフト下がってしばらくすると
「あれ、触媒換えてます?」
なんでバレた?というか、なぜ今?
「書類ありますか?」というのでチケットウインドウから出そうとすると、「ドア開けていいですよ」
開けたら涼しいのなんの。
でも閉めて、
またリフトアップ。
同じ絵面ですが、ちゃんと別にキャプチャしましたよ。
触媒の刻印見たのかわかりませんが、リフトを降ろして終了です。
ブレーキどうだったの?と聞くと、
「左右で効きが違って。軽い車だとどうしてもなっちゃうんですよね、OKです」
ということで、
無事完了。
窓口で車検証を受け取り帰りましょう。
渡し間違いがあったりするらしいので、受け取った車検証をチェックすると…
あれ?点検整備記録簿ありになってますよ?
いいですけど、これだと
確認のお手紙が来ないですね。
ちなみに、3レーンは自分の前に1台居ましたが後ろには誰も来ず、
業者向けレーン?の1と2も数台しか入っていなかったので車検はガラガラでした。