ノーベル物理学賞に、日本の三人が！

ノーベル物理学賞年のノーベル物理学賞が発表され、青色ダイオードの開発～製造に功績の有った日本の三人の技術者が選ばれました。

うち赤崎さん・中村さんお二人が青色発光ダイオードの材料となる高品質な窒化カリウム結晶を実用化し、当時徳島県の化学メーカーに勤務する天野さんがその製造装置を開発したとの事です。

1980年代には既に赤色・緑色のダイオードは実用化されていましたが、青色は光が弱いものしか無く実用的では無かったため、20世紀中の実用化は困難とされていました。

窒化カリウム結晶を材料とした青色ダイオードの開発は、青色LED の実用化に繋がり、結果として青色赤色緑色の三原色が揃うことで、あらゆる色の表現と液晶画面によるテレビジョンの登場を可能にしました。

十年くらい前、青色ダイオードの開発成功に関して、その功績と権利は、会社に帰属するのか？個人のものか？というのを争う裁判が有ったように記憶します。

その騒動を乗り越え、日本の科学省技術者は素晴らしい！おめでとうございます！

名城大学　赤崎勇教授・カリフォルニア大学　中村修二教授・名古屋大学大学院　天野浩教授