OD、トリップメーター切替不良の修理

今年に入り、切替ボタンを押しても反応しない時がちらほらとあり、夏ごろにはほとんど機能しなくなった。
そのままでは不便なのでなんとかしたいなと。

フロントやセンターまわりのカウルをどんどん外していきます。
折角なんでコネクタに接点回復剤を噴射。気休め～。

カウルからメーターを外していきます。
裏側のビスを4カ所外します。

メーター単体になったところで、表のクリア部分を外します。
こちらもビスは４カ所。

続いて針を外します。
メーター盤と針（●部分）のすきまにスプーンを突っ込んでテコの原理で抜きます。針を水平に保ちつつ慎重に…。
なんとか外れました。
針がついていたところに小さいビスが2つあるのでそれも外します。

基盤を固定しているビスを外します。6カ所。
これでメーター盤と基盤が分離できます。
液晶画面のピン（写真のバーコードの下）が刺さっているので、基盤をまっすぐに引きましょう。

切替スイッチや基盤を見回しましたが、結露や錆などの異常は見つけられず。
…このまま元に戻しても仕方ないなぁと、ダメ元である方法を試します。

以前、ゲーム機の誤動作（基盤のハンダのクラックによる）の修理として使った方法ですが、ヒートガンで基盤のハンダ部分全体を軽く温め、そのあとにスイッチまわりを熱しました。（写真はヒートガンの光源が反射してるだけで基盤に変色はない）
結果は運よく？！成功♪普通に切替ができるようになりました。最悪の場合、メーターを買うことになるのでホっとしました。
あとは元通りに組んでいきますが、針の位置合わせに時間がかかってしまった。